解説
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞を受賞した青春ドラマ。80年代初頭の旧ソ連。禁じられていた西側の影響を受けたバンドのリーダーであるマイクは、才能ある若者ヴィクトルと出会う。出演は、「殺されたミンジュ」のユ・テオ、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のイリーナ・ストラシェンバウム、ロックバンド、Zveriのヴォーカル兼ギタリストのローマン・ビールィク。監督は、「The Student」がカンヌ国際映画祭ある視点部門に選出され、フランソワ・シャレ賞を受賞したキリル・セレブレンニコフ。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「LETO レト」のストーリー
1980年代前半のソ連・レニングラード。資本主義諸国の文化は禁忌とされていたが、L・ツェッペリンやT・レックスなど、西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。ある日、その最前線で人気を博していたバンド、ズーパークのリーダーであるマイク(ローマン・ビールィク)のもとに、ロックスターを目指すヴィクトル(ユ・テオ)が訪ねてくる。マイクはヴィクトルの才能を見出し、共に音楽活動を行っていく。一方、マイクの妻ナターシャ(イリーナ・ストラシェンバウム)とヴィクトルは、互いに淡い恋心を抱くようになる……。
「LETO レト」の写真
「LETO レト」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「LETO レト」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 青春 ドラマ |
製作国 | ロシア フランス |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2020年7月24日 |
上映時間 | 129分 |
製作会社 | Hype Film=KinoVista |
配給 | キノフィルムズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://leto-movie.jp/ |
コピーライト | (C)HYPE FILM, 2018 |
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