キーパー ある兵士の奇跡
きーぱーあるへいしのきせき THE KEEPER解説
第二次世界大戦で英国の捕虜となったナチスの兵士が終戦後、困難を乗り越えて英独を結ぶ平和の架け橋として活躍した実話を映画化。英国の捕虜収容所でゴールキーパーとしてスカウトされたナチス兵のトラウトマンは、名門サッカークラブに入団するが……。出演は「愛を読むひと」のデヴィッド・クロス、「サンシャイン/歌声が響く街」のフレイア・メーバー。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
非建築家、美術家、映画評論、ドラァグクイーン、アーティストヴィヴィアン佐藤冒頭のダンスシーンと戦場シーンとの対比から、次第に戦場シーンがサッカーシーンへとスライドしていく様。三態とも命を燃やし消耗していく。ある意味「生命の輝き」そのも... もっと見る
-
フリーライター藤木TDC映像が美しく後味の良い感動実話。しかしスポーツの才能で戦争の怨讐を克服する核心のテーマに関しては、実際になし得た優秀な選手がいた事実=現地の常識に依存しすぎ、物... もっと見る
-
映画評論家真魚八重子確かに目立った人生を送った有名人かもしれないが、約2時間の映画として描くには魅力的な逸話が乏しい。セリフで世界観を埋めるとか、些末に独特な演出を施すなど引き延ば... もっと見る
「キーパー ある兵士の奇跡」のストーリー
1945年、ナチスの兵士だったトラウトマン(デヴィッド・クロス)はイギリスの捕虜となる。ある日収容所でサッカーをしていたところ、地元サッカーチームの監督(ジョン・ヘンショウ)の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされた彼は、名門サッカークラブ“マンチェスター・シティFC”に入団。ユダヤ人が多く住む街で、想像を絶する誹謗中傷を浴びながらも、ゴールを守り抜く。やがてその活躍が、チームを世界で最も歴史ある大会での優勝に導き、トラウトマンは国民的英雄となる。だが彼は、誰にも打ち明けられない“秘密の過去”を抱えていた。そしてその秘密が、思わぬ運命を引き寄せてしまう……。
「キーパー ある兵士の奇跡」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「キーパー ある兵士の奇跡」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 伝記 戦争 ドラマ |
製作国 | イギリス ドイツ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2020年10月23日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | Robert Marciniak Production=Chris Curling Production |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://movies.shochiku.co.jp/keeper/ |
コピーライト | (C)2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2020年11月上旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「キーパー ある兵士の奇跡」 REVIEW 日本映画&外国映画 「キーパー ある兵士の奇跡」 |