解説
現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出が映画化。吉永小百合が映画出演122本目にして初の医師役を務める。東京の救命救急センターで働いていた白咲和子は、ある事件を機に故郷・金沢で在宅医として再出発をする。そんな折、最愛の父が倒れる。出演は、「あの頃。」の松坂桃李、「一度死んでみた」の広瀬すず、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の西田敏行。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画評論家北川れい子吉永小百合に対する製作人の配慮を思わずにはいられない。主役であること。世間に馴染み易い仕事をしていて、何ごとにも誠実であること。むろん、責任感とやさしさ、思いや... もっと見る
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編集者、ライター佐野亨地域社会における医師と患者、姉の子を育てる広瀬すず、松坂桃李と佐々木みゆ演じる小児がんの少女、吉永小百合と田中泯演じる父親――これら重層的な家族(疑似家族)の構... もっと見る
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詩人、映画監督福間健二冒頭、吉永小百合演じる咲和子は救急医。速度と決断力ある仕事ぶりでホッとした。舞台が金沢の在宅医療専門の診療所に移ってからは、大昔の「名作」的に、浅いままに意味あ... もっと見る
「いのちの停車場」のストーリー
東京の救命救急センターで働いていた白咲和子(吉永小百合)は、ある事件をきっかけに故郷の金沢に戻り、まほろば診療所の在宅医師として再出発をする。様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも、まほろばのメンバーとともに寄り添っていく。そんなとき、最愛の父が倒れ……。
「いのちの停車場」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「いのちの停車場」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021年5月21日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | 「いのちの停車場」製作委員会(東映=木下グループ=テレビ朝日=電通=ジェイアール東日本企画=読売新聞社=朝日新聞社=東映ビデオ=ローソンエンタテインメント=北國新聞社=北陸朝日放送=ダイバーシティメディア=報知新聞社=JR西日本コミュニケーションズ)(製作プロダクション:東映東京撮影所) |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://teisha-ba.jp/ |
コピーライト | (C)2021「いのちの停車場」製作委員会 |
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2021年6月上旬号 |
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