解説
西暦2000年を舞台に核シェルターの中で14年を過ごした若者フィリップとマーローの冒険を描くSF。製作はトム・カルノフスキーにモクテスマ・エスパルサ、エグゼクティヴ・プロデューサーはH・フランク・ドミニケス、監督・脚本はアルバート・ピュン、撮影はチャールズ・ミンスキー、音楽はピーター・マニング・ロビンソンが担当。出演はジョン・ストックウェル、マイケル・ダディコフほか。
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「ラジオ・アクティヴ・ドリーム」のストーリー
18歳のフィリップ(ジョン・ストックウェル)とマーロー(マイケル・ダディコフ)は、1950年代の初期に作られた核シェルターで14年間くらし、2000年に外に出る決意をする。彼らが飛び出した世界は、荒涼とした見たこともないような光景で、そこで2人はマイルズ(リサ・ブロント)という女に会った。核戦争のために恋人を失ったマイルズは、アメリカを憎悪していた。彼女が車の中に忘れていった鍵を、フィリップとマーローが持っていると、女バイカーの集団がやって来て、その鍵を狙った。かろうじて逃げ出た2人は、“エッジ・シティ”と書かれた入り口に着き、そこでも、幼ない子供に銃をつきつけられ、“鍵”をよこせと脅される。2人は、マイルズが忘れていった“鍵”が何なのか見当もつかず、殺されかけていたラスティ(ミッシェル・リトル)という少女を救けたことから、彼女の仲間のところに連れていかれ、そこで懐かしの40年代を味わうのだった。ラスティも鍵を狙っており、2人は宙吊りにされ、またおどされた。その鍵が、権力者になるために必要なことを知った。さらに、そして、やっとその鍵が核弾頭を爆発させるのに使うことも知るのだった。地球に生き残った者たちのこの醜い争いにイヤ気がさしている頃、まだ3歳と4歳という子供だったフィリップとマーローを核シェルターに置き去りにしていったチャンドラー(ジョージ・ケネディ)とハーマー(ドン・マレイ)が、彼らの前に再び現われるのだった。
「ラジオ・アクティヴ・ドリーム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラジオ・アクティヴ・ドリーム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1986 |
公開年月日 | 1987年1月24日 |
製作会社 | ラウレンティス・エンターテインメントグループ作品 |
配給 | 松竹富士 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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1988年4月上旬号 | 外国映画紹介 ラジオ・アクティヴ・ドリーム |