解説
義理の父親にいじめられる弟を見兼ねた兄が、伝説に夢を託して弟を救い出すまでを描いた家族愛のドラマ。監督は「リーサル・ウェポン3」のリチャード・ドナー、製作は「セント・エルモス・ファイアー」のローレン・シュラー・ドナー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「氷の微笑」のマイケル・ダグラス、リック・ビーバー、デイヴィッド・ミッキー・エヴァンス、脚本はデイヴィッド・ミッキー・エヴァンス、撮影は「ゴーストバスターズ」のラズロ・コヴァックス、音楽は「テルマ&ルイーズ」のハンス・ジマーが担当。
映画館で観る
配信で観る
-
Amazon Prime Video30日間無料
TVで観る
ユーザーレビュー
「ラジオ・フライヤー」のストーリー
カリフォルニア州の私設飛行場。親となったマイクが2人の息子に思い出話を聞かせている。1969年、マイク(イライジャ・ウッド)と弟のボビー(ジョセフ・マゼロ)は離婚した母親メリー(ロレイン・ブラッコ)の車でカリフォルニアの親戚の家に向かう途中、オクラホマの牧場で不思議な体験をする。一頭のバッファローが夢でお告げを出したのだ。そのうち、メリーは再婚し、キング(アダム・ボールドウィン)という義理の父親ができた。慣れない土地ゆえ近所の子供たちからいじめられ、兄弟は庭の古ぼけた物置を隠れ家に2人きりで遊んでいた。ある日、マイクがひとりで出掛けた時に飲んだくれのキングにボビーが折檻される。ボビーはメリーに心配をかけないようにと黙っている。2人はラジオ・フライヤーという小さなワゴンを引いて遊び、困ったことがあるとお願い山という岩山に願をかけた。そんな2人を見守るのは保安官のドハティ(ジョン・ハード)だけだった。ある日、いじめっ子たちにフットボールに誘われたマイクが家に帰ってみると、ボビーがひどい傷を負っていた。メリーも事の重大さに気づき、キングは逮捕される。もう我慢できないとかつてからの計画を実行に移すマイク。この町には自転車でお願い山からフルスピードで降りたフィッシャー少年(シーン・バーカ)が空を飛んだ伝説があった。マイクは未知の世界に飛び立つため、バッファローのお告げの通りラジオ・フライヤーを改造する。釈放されたキングが、計画を知ってお願い山に追いかけて来る。伝説の少年フィッシャー(ロバート・ミューニック)にガソリンを入れてもらい、ボビーを乗せ、ひとりしか乗れないラジオ・フライヤーは夜空に向かって滑走を始めたのだった。
「ラジオ・フライヤー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ラジオ・フライヤー」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1992年10月下旬号 | グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ラジオ・フライヤー |
1992年11月下旬号 | 外国映画批評 ラジオフライヤー |
1992年12月下旬号 | 外国映画紹介 ラジオ・フライヤー |