解説
「イン・ザ・スープ」のアレクサンダー・ロックウェル監督による25年ぶりの日本劇場公開作。15歳の少女ビリーと弟ニコは、酒のトラブルが尽きない父アダムと暮らしている。ある日、父が強制的な入院措置となり、二人は家を出た母イヴのもとへ行くが……。主役の姉弟を監督の実の子どもたちが、母親を実際のパートナーであるカリン・パーソンズが演じている。父親役は、「ミナリ」のウィル・パットン。2020年ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門最優秀作品賞受賞。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「スウィート・シング」のストーリー
マサチューセッツ州ニューベッドフォード。15歳の姉ビリー(ラナ・ロックウェル)と11歳の弟ニコ(ニコ・ロックウェル)は、普段は優しいが酒のトラブルを起こしてばかりいる父アダム(ウィル・パットン)と暮らしている。ある日、アダムが強制的な入院措置となり、身寄りのないビリーとニコは、家を出ていった母イヴ(カリン・パーソンズ)のもとへ行くが……。
「スウィート・シング」の映像
「スウィート・シング」の写真
「スウィート・シング」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スウィート・シング」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年10月29日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | Black Horse Productions=O-TAY |
配給 | ムヴィオラ |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
公式サイト | http://moviola.jp/sweetthing/ |
コピーライト | Photo Credit: Lasse-Tolboll |
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