解説
アフガニスタンのソビエト軍最強師団に捕えられた友人を助けるために戦う男ランボーを描く、シリーズ第3作。製作総指揮はマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ、製作はバズ・フェイシャンズ。監督はピーター・マクドナルド。原案・脚本・主演は「オーバー・ザ・トップ」のシルヴェスター・スタローン。原作はデイヴィッド・マレル、共同脚本はシェルドン・レティック、撮影は「フェーム」のジョン・スタニアー、プロダクション・デザイナーはビル・ケニー、音楽は「インナー・スペース」のジェリー・ゴールドスミス、衣装はリチャード・ラモット、SFXはトーマス・フィッシャー、スタント・コーディネイターはヴィク・アームストロングが担当。出演はほかに「ランボー 怒りの脱出」のリチャード・クレンナ、「太陽の帝国」のマーク・ド・ジョング、「ロボコップ」のカートウッド・スミスなど。2024年10月25日より4Kレストア版が劇場上映(配給:ファインフィルムズ)。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ランボー3 怒りのアフガン」のストーリー
バンコックのとある小さな仏教寺院に、ランボー(シルヴェスター・スタローン)はかつての戦いを通して受けた心の傷をいやすために隠遁していた。そこへ、彼の元上官であり唯一の理解者トラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)が米国務省情報局チーフ、グリッグス(カートウッド・スミス)とともにやって来て、極秘任務のためにアフガニスタンに潜入するのを手伝うよう要請したが、自分の戦争は終わったと言ってランボーはそれをいったんは拒絶した。だが、トラウトマンがソ連軍の奇襲に合い拉致されたという知らせを受け、また公式に彼の解放要求ができないことを知ると、ランボーは友を救うために再び戦場へ向かうことを決意した。パキスタンのペシャワールで案内役のゲリラ兵士ムサ(サッソン・ガベイ)とおち合い、凄まじい悪路をアフガンへと向かった彼は、途中の村でソ連軍の攻撃から村人たちを守り、アフガンの少年ハミド(ダウディ・ショウア)の尊敬を得る。ランボーはそこで、サディスティックなソ連将校ザイセン大佐(マーク・ド・ジョング)が守る難攻不落の要塞にトラウトマンが捕えられていることを知り救出に向かうが失敗する。傷ついた彼はいったん退却し、再度攻撃をかけ、九死に一生を得る激しい戦闘のすえトラウトマンを遂に助け出すがザイセンの追及の手はゆるまず、何もない平原にランボーとトラウトマンのたった2人の前にソ連軍最強師団が立ちふさがった。絶体絶命かと思われた時、ムサらゲリラ兵士たちが騎馬隊を組織してソ連軍師団の後方から大挙現われ、その混乱につけこまれてソ連軍は壊滅した。ザイセンもランボーの乗る戦車と一騎うちとなりヘリコプターもろとも爆発し、こうして勝利はランボーとゲリラ兵士たちのものとなった。
「ランボー3 怒りのアフガン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ランボー3 怒りのアフガン」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1988年5月下旬号 | グラビア ランボー3・怒りのアフガン |
1988年6月上旬号 |
グラビア 嵐が丘 特集 嵐が丘 吉田喜重監督 インタビュー 特集 嵐が丘 評論 特集 嵐が丘 松田優作 インタビュー グラビア ランボー3 怒りのアフガン 特集 ランボー3 怒りのアフガン プロダクション・ノート 特集 ランボー3 怒りのアフガン アメンリカン・ヒーローの変遷 特集 ランボー3 怒りのアフガン 監督・脚本家としてのスタローン論 |
1988年7月上旬号 |
外国映画紹介 スサーナ アメリカ映画のシリーズ・リメイク映画研究 新作評 「ランボー3」 |
1988年9月下旬号 | 外国映画紹介 ランボー3 怒りのアフガン |