解説
「殴りこみ一家」のジョージ・マーシャルが監督し、サム・ビスコフが製作した西部活劇1941年作品。「折れた矢」のマイケル・ブランクフォートと「コマンチ族の怒り」のルイス・メルツァーの書き下ろしストーリーを、この2人にホレース・マッコイが協力して脚色した。撮影はジョージ・ミーハン、音楽監督は「激情の断崖」のモリス・W・ストロフの担当。主演は「武装市街」のウィリアム・ホールデン、「脱獄者の秘密」のグレン・フォード、「キーラーゴ」のクレア・トレヴァーの3人で、ジョージ・バンクロフト、エドガー・ブキャナン、アディスン・リチャーズ、ジョセフ・クレハンらが助演する。
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「掠奪の町」のストーリー
1866年、ダン・トマス(ウィリアム・ホールデン)とトッド・ラムジイ(グレン・フォード)の2青年は、南北戦争後の混乱のテキサスに新天地を求め旅していた。途中、2人は駅馬車襲撃事件に巻き込まれて犯人と間違われ、当局に追われる身となったので、別行動をとることになり、ダンはマイク・キング(クレア・トレヴァー)という蓮葉女にかうまわれ、トッドはダスティ・キングという牧場主の元に身をよせた。ダスティは実はマイクの父であったが、トッドは知る由もなかった。ダンはマイクとともにウィンドフォールの町に着き、そこで保安官に追われたところを歯科医のソープに救われた。だがソープは家畜強盗団の首領で、ダンも一味に引き入れられた。父の牧場に帰ったマイクはトッドと会い心を惹かれたが、ダンもマイクを愛していた。トッドは牧牛の大群をアビリーンへ輸送することになり、ダンは一味からトッドを殺すよう唆されたが、彼の友情はこれを許さなかった。トッドは無事任務を終わって町へ帰ったが、ソープ一味がダンを狙った弾丸はトッドを傷つけた。ダンはソープとの対決を決意し、牧牛の暴走にまぎれて町に乗り込み、ソープと射ち合ったが、遂に相討ちとなった。トッドとマイクは新天地を求めてウィンドフォールの町をあとにした。
「掠奪の町」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「掠奪の町」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1941 |
公開年月日 | 1952年7月31日 |
製作会社 | コロムビア映画 |
配給 | コロムビア日本支社 |
レイティング |
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