アルマゲドン・タイム ある日々の肖像

あるまげどんたいむあるひびのしょうぞう ARMAGEDDON TIME
上映日
2023年5月12日

製作国
アメリカ

制作年
2022
上映時間
115分

レーティング
PG-12
ジャンル
青春 ドラマ

check解説

「アド・アストラ」のジェームズ・グレイが、幼少期の体験に基づいて作り上げた自伝的作品。1980年代のニューヨーク。ユダヤ系アメリカ人の中流家庭で育ったポールは、クラスの問題児、黒人生徒ジョニーと親しくなったことを機に、世の中の複雑さを知る。出演は「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイ、「シカゴ7裁判」のジェレミー・ストロング、「ファーザー」のアンソニー・ホプキンス。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    ものものしいタイトルはレーガン政権以降のアメリカを指す。監督の自伝的な部分もあり、それ故、思いがけないところにトランプ一族が出現する。まさにアルマゲドン。監督の... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    金網のフェンスが向かい合う白人と黒人の少年たちを何度か遮る。一面のガラスでも壁でもないそれは幾何学模様の間隙から触れようと思えば触れられるが、相手の側へと決して... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    監督の自伝的な作品でありながら、最近よく見る「新自由主義の起源を80年代に探る」シリーズでもある。ジェームズ・グレイはもともと本作のようなパーソナルな関係性を描... もっと見る

「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」のストーリー

1980年代、ニューヨーク。ユダヤ系アメリカ人の中流家庭の末っ子ポール(バンクス・レペタ)は、公立学校に通う12歳。PTA会長を務める教育熱心な母エスター(アン・ハサウェイ)、働き者でユーモラスな父アーヴィング(ジェレミー・ストロング)、私立学校に通う優秀な兄テッド(ライアン・セル)と共に、何不自由ない暮らしを送っていた。だがポールは、クラス一の問題児である黒人生徒ジョニー(ジェイリン・ウェッブ)と親しくなったことで、複雑な社会情勢が突きつける本当の逆境を知ることになる。そしてあるとき、ポールとジョニーが学校でやらかした些細な悪さが、彼らの平穏な青春の日々に大きな波乱をもたらす。その解決困難な問題に直面したポールは、家族の中でも特に強い絆で結ばれた祖父アーロン(アンソニー・ホプキンス)を頼る。だが、家庭環境に恵まれないジョニーを支えてくれる大人は誰もいなかった。このことが、2人の行く末を大きく分けることに……。

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「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」のスペック

基本情報
ジャンル 青春 ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2022
公開年月日 2023年5月12日
上映時間 115分
製作会社 MadRiver Pictures=Keep Your Head=Spacemaker Productions
配給 パルコ=ユニバーサル映画
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://www.universalpictures.jp/micro/armageddon-time
コピーライト (C)2022 Focus Features, LLC.

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