ニューイヤー・ブルース
にゅーいやーぶるーす NEW YEAR BLUES
解説
「あなた、そこにいてくれますか」のホン・ジヨン監督が、多彩なキャストを迎えて撮り上げた恋愛群像ドラマ。就職や恋愛、結婚など様々な悩みを抱える4組のカップル。来年はより幸せになりたいと願う彼らの、不安とときめきに満ちたクリスマスからの7日間を綴る。出演は「ビューティー・インサイド」のユ・ヨンソク、「結婚前夜 マリッジブルー」のイ・ヨニ、「死体が消えた夜」のキム・ガンウ。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ニューイヤー・ブルース」のストーリー
燃え尽き症候群に陥りアルゼンチンで暮らすワイン配達員ジェホン(ユ・ヨンソク)は、ある日、失恋の傷心で何の当てもなく1人旅をするスキー場スタッフのジナ(イ・ヨニ)と出会う。韓国にいた頃の記憶を封印していたジェホンだったが、ひょんなことからジナの世話を焼く羽目に。自分探しの旅を共に続けてゆくなか、心に秘めていた人生への情熱を再び燃やし始めるが……。離婚4年目のベテラン刑事ジホ(キム・ガンウ)は、ある日、離婚訴訟中のリハビリトレーナー、ヒョヨン(ユ・インナ)の身辺保護を担当することになる。ヒョヨンの夫が、接近禁止命令を無視するという理由だった。一度結婚に失敗したため、新たな恋に臆病な2人だったが、いつしか忘れかけていたトキメキを再び感じるようになり……。結婚準備に翻弄される旅行会社の代表ヨンチャン(イ・ドンフィ)と、中国人のプレ花嫁ヤオリン(チェン・ドゥーリン)、そして、弟に気を揉むプレ小姑の姉ヨンミ(ヨム・ヘラン)。ところが、ヨンチャンは思いもよらぬ出来事で結婚資金を失ってしまう。果たして文化の違いと言葉の壁を乗り越え、3人は家族になることができるのか……。パラスノーボード国家代表のレファン(ユ・テオ)は、長年付き合っている恋人の園芸師オウォル(チェ・スヨン)にプロポーズ。大事な試合も控え順風満帆に見えたが、世間から偏見の目で見られいつも恋人に負い目を感じているレファンと、愛があればどんな障害も乗り越えられると信じるポジティブなオウォルとの間に亀裂が入り始める……。
「ニューイヤー・ブルース」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ニューイヤー・ブルース」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 韓国 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021年12月10日 |
上映時間 | 114分 |
製作会社 | Soo Film |
配給 | クロックワークス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://klockworx-asia.com/newyear/ |
コピーライト | (C)2021 ACEMAKER MOVIEWORKS & SOO FILM All Rights Reserved. |
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