解説
「喜劇 愛妻物語」などに出演、音楽ユニット『Foorin』のメンバーとして活動した新津ちせ主演の人間ドラマ。両親が離婚し、祖母が医師を務める山口県の瀬戸内にある島に来た凪は、島の住人と交流するうちに笑顔を取り戻していくが、父が突然現れ……。監督は、山口県下松市市制75周年記念映画「恋」(2014)など山口県を舞台にした作品も多い長澤雅彦。山口県下松市を中心に周南市、柳井市で撮影され、心に傷を負った少女の成長を描く。共演は、「劇場霊」の島崎遥香、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の結木滉星ほか。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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脚本家、映画監督井上淳一申し訳ないけれど、全く乗れなかった。丁寧に作ってあるし、ロケーションもいい。なのに映画の匂いがしない。エピソードが団子だからか。芝居が一様にベタだからか。底に流... もっと見る
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日本経済新聞編集委員古賀重樹小学校の児童が数人しかいない瀬戸内の小さな島の物語なのだが、主人公の少女だけでなく、およそあらゆる登場人物がそれぞれに心の傷を抱えている。両親の不和、自身の離婚... もっと見る
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映画評論家服部香穂里ちいさな島なのに、主要な登場人物の大半が、老若男女問わず苦悩や葛藤を抱えているため、どうしても描写が広く浅くなる中で、木野花と嶋田久作コンビが、さりげない間合い... もっと見る
「凪の島」のストーリー
小学4年生の凪(新津ちせ)は、両親が離婚し、山口県の瀬戸内にある小さな島で祖母・佳子(木野花)が医師を務める診療所に、佳子や母・真央(加藤ローサ)とともに暮らしはじめる。凪は普段は明るく振る舞っているものの、アルコール依存症の父・島尾(徳井義実)が母に暴力を振るっていたことが凪の心の傷となっており、過呼吸を起こして倒れることがしばしばあった。島の住民たちはそんな事情を知ったうえで、何も言わずに凪を温かく受け入れていた。凪の同級生である雷太や健吾、担任教師の瑞樹(島崎遥香)、小学校の用務員・山村(嶋田久作)、漁師の浩平(結木滉星)らも悩みを抱えながら前向きに生きており、それを知った凪もまた彼らを支えようと奔走するうちに少しずつ笑顔を取り戻していく。しかし突然父が島にやってきて、家族に戻りたいと言い出し……。
「凪の島」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「凪の島」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年8月19日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | 『凪の島』製作委員会(Kビジョン=TCエンタテインメント=ビッグアップル=松竹ブロードキャスティング=スールキートス)(企画・制作プロダクション:スールキートス=Kビジョン) |
配給 | スールキートス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://nagishima.com/ |
コピーライト | (C) 2022『凪の島』製作委員会 |