標的
ひょうてき- 上映日
- 2022年2月12日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2022
- 上映時間
- 99分
- レーティング
- 一般映画
解説
1991年に元慰安婦の証言を記事にした元朝日新聞記者・植村隆が、23年後に「捏造記者」などと汚名を着せられ、本人のみならず家族までもが理不尽なバッシングにさらされたことに抗い、その支援者たちと共に真正面から立ち向かう姿を記録したドキュメンタリー。監督は記録作家・林えいだいの姿を追った映画「抗(あらが)い」で平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞を受賞した元RKB毎日放送(福岡)ディレクターの西嶋真司。第 64 回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ 賞)受賞。第 26 回釜山国際映画祭正式招待作品(ワイドアングル部門ドキュメンタリーショーケース)。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画・音楽ジャーナリスト宇野維正朝日新聞を過剰に敵視するメディアや、安倍晋三や櫻井よしこといった卑しい政治家や言論人に「捏造」とされた記事が事実かどうかという点において、自分は製作サイドを支持... もっと見る
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映画評論家北川れい子歴史と政治が絡んでいる韓国の元慰安婦問題は、各マスコミの報道や「ナヌムの家」「主戦場」などのドキュメンタリーで知るのがせいぜいなのだが、個人的には歴史上の真実に... もっと見る
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映画文筆系フリーライター千浦僚ネトウヨ、ヤバい。それは奴らを醸成した現代日本社会がヤバいということだが。植村氏への不特定多数からの脅迫の記録となる箇所を観ていてその犯人たちの動機となる「捏造... もっと見る
「標的」のストーリー
1991 年 8 月、元「慰安婦」だった韓国人女性の証言を伝える記事を書いた朝日新聞大阪社会部記者(当時)の植村隆は、その中で彼女が女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に性行為を強いられたという証言を報じた。日本政府は、「慰安婦」が強制的に戦地へ送られたことを裏付ける資料が発見されていないとして、慰安婦の募集に国家や軍部が関与したことを否定しているが、安倍晋三衆院議員が政権に復帰した後となる 2014 年以降、一部から「捏造記者」と彼への執拗なバッシングが始まった。植村を「売国奴」「国賊」「反日」などと非難する誹謗中傷は次第にエスカレートし、彼が教職に就くことが内定していた大学、そして家族までもが卑劣な脅迫に曝された。この韓国人女性が名乗り出た後、他のメディアも同じような記事を伝えたなか、なぜ彼だけが「標的」にされたのか? 一方、不当な攻撃によって言論を封じ込めようとする動きに対抗するために、大勢の市民や弁護士、マスコミ関係者らが支援に立ち上がった。
「標的」の映像
「標的」の写真
「標的」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「標的」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年2月12日 |
上映時間 | 99分 |
配給 | グループ現代 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://target2021.jimdofree.com/ |
コピーライト | (C)ドキュメントアジア |
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2022年3月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「標的」 |