山歌

さんか
上映日
2022年4月22日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
77分

ジャンル
ドラマ

check解説

「馬ありて」の笹谷遼平監督が伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2018中編の部大賞を受賞した脚本(旧題「黄金」)を映像化した人間ドラマ。1965年、祖母の家がある田舎に帰った中学生の則夫は、山から山へ漂泊の旅を続けるサンカの家族と出会い、惹かれていく。かつて日本の山に実在した戸籍も財産も持たない放浪の民・山窩(サンカ)をモチーフにしている。孤独な少年・則夫を「半世界」の杉田雷麟が、サンカ一家の長・省三を「酔うと化け物になる父がつらい」の渋川清彦が演じる。第17回大阪アジアン映画祭(OAFF2022)インディ・フォーラム部門正式招待作品。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    半径1メートルしか描けない映画が大多数の中、サンカを描こうとする心意気や良し。撮影の大変さも画に表れている。だからこそもう少しシナリオで頑張って欲しかった。サン... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    山窩の暮らしという主題から近代日本に揺さぶりをかけようという監督の挑戦には敬意を表したい。ただ難しい題材だ。山窩たちがどんなふうに話したのか、どんなふうにふるま... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    東京五輪翌年の高度経済成長期を背景に、日本各地の山を転々と渡り歩いてきた、流浪の民が迎える転機。“ゴルフ場建設予定地”の看板や、主人公の... もっと見る

「山歌」のストーリー

高度経済成長只中の1965年。中学生の則夫(杉田雷麟)は受験勉強のために東京から祖母の家がある山奥の田舎に帰ったところ、ふとしたことから、山から山へ渡り歩く生活をしているサンカの家族と出会う。一方的な価値観を押し付けられ、生きづらさを抱えていた則夫は、既成概念に縛られずに自然と共生するサンカたちに惹かれていくが、やがて、自分がサンカに対する加害者であると気付き……。

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「山歌」の写真

「山歌」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「山歌」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年4月22日
上映時間 77分
製作会社 六字映画機構
配給 マジックアワー
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://www.sanka-film.com/
コピーライト (C)六字映画機構

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