解説
未曾有のコロナ禍に見舞われた世界で、人生を翻弄される人々を描いた「掟の門」の続編。2021年、東京五輪開幕が迫るなか、コロナ感染で五輪出場を断念した美紀と、コロナが原因で夫を殺害されたまゆみの2人の女性を軸に、前作の登場人物たちのその後が綴られる。出演は「浜辺のゲーム」の大塚菜々穂、「阿吽」の井神沙恵。監督は前作に続き、伊藤徳裕が務める。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ
コロナと東京五輪を描いた、という点だけでも評価できる。東京五輪開催に対する日本国民の様々な思いがこの映画に凝縮されていた。それも声高に訴えていないところにとても好感が持てる。大人の作った映画って感じ。
「続・掟の門」のストーリー
東京五輪開幕が間近に迫る2021年。新型コロナウイルスに罹患した斎藤美紀(大塚菜々穂)は、ホテル療養中に元療養者の古関まゆみ(井神沙恵)の存在を知る。まゆみは、劇団員・堤和也(松谷鷹也)を襲い返討ちに遭って絶命した古関裕太の妻だった。一方、看護師になった橘さやか(岡部莉子)は、同僚や先輩医師らに囲まれ多忙な日々を送っていた。アーチェリーの東京五輪代表選手の夢をコロナで絶ちきられたばかりの美紀は、まゆみから和也の父親・友和と不倫していたことを告げられる。世の不条理に翻弄され、共感し合う美紀とまゆみ。そんななか、まゆみは留置場にいる和也と面会、真実を明かすのだった。そして美紀は、ある事件を担当する刑事・大上憲二と会う……。
「続・掟の門」の映像
「続・掟の門」の写真
「続・掟の門」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「続・掟の門」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年7月10日 |
上映時間 | 93分 |
配給 | N・I FILM |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://okitenomon-1.jimdosite.com/ |
コピーライト | (C)N・I FILM |
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