解説
「土竜の唄」の生田斗真主演、「おくりびと」の脚本を手がけた放送作家の小山薫堂が企画・脚本を担ったコメディドラマ。父が遺した銭湯を畳みマンションに建て替えようとして店に戻った史朗だったが、入院した弟に代わり数日間銭湯を切り盛りすることになる。湯道とは、小山薫堂が提唱した、入浴の価値を改めて見出し、茶道や華道のようにひとつの道へと昇華させようというもの。監督は、『HERO』シリーズや「マスカレード」シリーズを手がけてきた鈴木雅之。うだつが上がらず実家に戻ってきた兄・史朗を生田斗真が、銭湯まるきん温泉を営む弟の悟朗を濱田岳が、まるきん温泉で働くいづみを橋本環奈が演じる。
「湯道」のストーリー
亡き父が遺した銭湯・まるきん温泉を切り盛りする悟朗(濱田岳)の元に、建築家の兄・史朗(生田斗真)が突如やってくる。史朗は、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えようと考えていた。悟朗は実家を飛び出し都会で自由気ままに生きる史朗に反発。そんな中、ボイラー室でボヤ騒ぎが起き、巻き込まれた悟朗が入院。従業員のいづみ(橋本環奈)の助言もあり、史朗は仕方なく弟の代わりにしばらくまるきん温泉の店主として過ごすことに。いつもと変わらず暖簾をくぐる常連客や家族たち。さらには、入浴・お風呂について深く顧みるという“湯道”に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学ぶ定年間近の郵便局員・横山(小日向文世)もやってくる。史朗は不慣れながらも湯を沸かし、まるきん温泉で様々な人間模様を目の当たりにしていき……。
「湯道」の映像
「湯道」の写真
「湯道」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「湯道」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023年2月23日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | フジテレビジョン=ジェイ・ストーム=東宝=セディックインターナショナル=NBCユニバーサル・エンターテイメント=博報堂DYメディアパートナーズ=ジェイアール東日本企画=N35(制作プロダクション:シネバザール) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://yudo-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2023映画「湯道」製作委員会 |
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