日の丸~寺山修司40年目の挑発~
ひのまるてらやましゅうじよんじゅうねんめのちょうせん- 上映日
- 2023年2月24日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2023
- 上映時間
- 87分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 社会派
解説
街ゆく人々に挑発的な質問を投げかけるインタビューを記録したドキュメンタリー。劇作家の寺山修司が構成を担当した1967年放送の『日の丸』と同じ質問で2022年に街頭インタビューを敢行。ふたつの時代を対比させ“日本”や“日本人”の姿を浮き彫りにしてゆく。監督は、本作が初のドキュメンタリーかつ劇場公開作品となる佐井大紀。2025年5月2日より開催される『TBS レトロスペクティブ映画祭』にて再上映。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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脚本家、映画監督井上淳一建国記念日が制定された1967年、寺山修司は日の丸についてインタビューのみの番組を制作し問題になる。今それと同じ質問をぶつけたら。55年前の闘いの拡大再生産。日... もっと見る
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日本経済新聞編集委員古賀重樹「日の丸といったらまず何を思い浮かべますか」。1967年と同じ質問を2022年に街頭で投げかける。何より違うのは回答者の視線だ。67年は多くの人が戸惑いながらも... もっと見る
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映画評論家服部香穂里あまりにも状況の異なる放送当時と現在とのあいだに無理やり共通項を見出す新人監督が、信奉する寺山修司の実験的かつ確信犯的な試みを闇雲に再現しようとする、思いつきに... もっと見る
「日の丸~寺山修司40年目の挑発~」のストーリー
1967年2月9日、劇作家の寺山修司が構成を担当したドキュメンタリー番組『日の丸』がTBSで放送された。街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった人々が普段考えないような本質に迫る挑発的な質問を矢継ぎ早にインタビューしていくというものだったが、放送直後から抗議が殺到、閣議でも問題視され曰くつきの番組となった……。2022年、若干28歳のテレビディレクター佐井大紀は、現代に同じ質問をし、1967年と2022年のふたつの時代を対比させることによって“日本”や“日本人”の姿を浮かび上がらせようと、自ら街頭に立つ。映し出されるのは、過去、そして現代の日本と日本人の姿。インタビュー対象者の生々しい表情と戸惑いは、いつしか観る者の戸惑いへと変わってゆく……。
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「日の丸~寺山修司40年目の挑発~」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「日の丸~寺山修司40年目の挑発~」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2023年2月24日 |
上映時間 | 87分 |
製作会社 | TBSテレビ |
配給 | KADOKAWA |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://hinomaru-movie.com/ |
コピーライト | (C)TBSテレビ |
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