解説
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピットを迎え、1920年代のハリウッドを舞台にしたドラマ。サイレント映画の大スターのジャック、新人女優ネリー、映画製作を志すマニー。彼らの運命は、トーキーの革命の波に巻き込まれていく。出演は、「アムステルダム」のマーゴット・ロビー。音楽は、「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツ。第80回ゴールデン・グローブ賞で作品賞を含む主要5部門にノミネートし作曲賞を受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
映画評論家上島春彦サイレント映画時代のアメリカを描く撮影、美術は最上で、最後のフィルム引用も美しい。しかしケネス・アンガーを批評意識なしにアダプトするコンセプトには疑問を覚える。... もっと見る
-
映画執筆家児玉美月「ラ・ラ・ランド」ではオープニングで味わった疾走感とリズムによる快楽が本作ではラストにくるが、ゴダール、ベルイマン、ドライヤーなどの映画史における名作がコラージ... もっと見る
-
映画監督宮崎大祐いやはや実におぞましいものを見たというのが率直な感想だ。くすりとも笑えないユーモア、とめどなく滑りつづける3時間。タイトルが出てくるまで象のクソのように浴びせか... もっと見る
「バビロン(2022)」のストーリー
1920年代のハリウッド。映画業界の豪華なパーティーの主役は、サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)。同じ会場では、スターを夢見る新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画製作を目指す青年マニー(ディエゴ・カルバ)が運命的な出会いを果たしていた。恐れ知らずで奔放なネリーは特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がり、マニーはジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代を迎えていた映画界の革命は、3人の運命を巻き込んでいく……。
「バビロン(2022)」の映像
「バビロン(2022)」の写真
「バビロン(2022)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「バビロン(2022)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2023年2月10日 |
上映時間 | 189分 |
製作会社 | C2 Motion Picture Group=Marc Platt Productions=Material Pictures=Wild Chickens=Organism Pictures Production |
配給 | 東和ピクチャーズ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://babylon-movie.jp |
コピーライト | (C) 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved. |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2023年4月上旬号 | 読者の映画評 「バビロン」横田理江/「別れる決心」若松順子/「弟とアンドロイドと僕」豊原清明 |
2023年3月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「バビロン」 |
2023年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 |
UPCOMING 新作紹介 「バビロン」 「バビロン」 作品評 「バビロン」 スタッフ&キャストが語る舞台裏 |