解説
「ショウほど素敵な商売はない」のフォエブ・エフロン、ヘンリー・エフロンの原作を「H氏のバケーション」のナナリー・ジョンソンが脚色、「H氏……」のヘンリー・コスターが製作・監督したロマンチック・コメディ。撮影はルシエン・バラード、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当した。出演は「H氏……」のジェームズ・スチュアート、「九月になれば」のサンドラ・ディー、新人フィリップ・フォルケ、モニカ・モーラン、「暗殺!5時12分」のロバート・モーリー、「ミンクの手ざわり」のオードリー・メドウズなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「恋愛留学生」のストーリー
弁護士フランク(ジェームズ・スチュアート)には妻との間にモリー(サンドラ・ディー)という10代の娘がある。大学生活に入ったモリーはビート族の思想にかぶれるが、フランクは、心配になって彼女達の巣、あるインテリの経営する喫茶店に出向くが、そこが予想に反してインテリ向きのものであったのに驚いた。彼女らは学生運動のデモを行ったが、市長に解散を命じられた。フランクは市長の高圧的な態度に反溌を感じるが、そんなことから女生徒やモリーを慕う画家アンリー(フィリップ・フォルケ)たちの擁護者になった。だがフランクが警官に捕まったことが写真入りで新聞に出るし、モリーは退学させられた。家へ帰ったモリーはフランスの有名な美術学校へ入る奨学金を得た。アンリーの出したものだった。やがて「ライフ」に彼の描いたモリーの肖像画が載った。フランクは娘の恋人の存在を知ってパリに発った。やっとの思いで不慣れのパリでモリーに会うと、彼女はアンリーを愛していると言う。そして結婚したいのだが、フランクに対する誤解から、アンリーの母親が許さないのだという。パリで知り合った男とともに仮装舞踏会に行くが、そこでフランクはジェームズ・スチュアートと間違えられ、大騒動になってまた新聞種になった。フランクはアンリーの切なる望みをいれ、独りアメリカに帰って行った。
「恋愛留学生」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「恋愛留学生」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1964年3月下旬号 | 新作グラビア 恋愛留学生 |
1964年5月下旬号 | 外国映画紹介 恋愛留学生 |