解説
5度目の警察官試験を控えた金欠浪人生チャヌ。泥酔後に目覚めると、なんと隣人宅にいて側には死体が横たわっていた。犯人は自分なのか、それとも罠なのか……。崖っぷち男が人生をかけた捜査に乗り出す、予測不能の密室サスペンス。チャヌ役を「最も普通の恋愛」のオ・ドンミンが情けなくもコミカルに演じる。脚本・監督は、短編の「EQUALIZER」(15)と「WAIT THERE」(16)が海外映画祭で絶賛された新鋭ヨム・ジホ。初の長編監督作に、誰にでも身近な「隣人」をテーマに据え、プチョン国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門にてディストリビューション賞を受賞した。
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ユーザーレビュー
「見知らぬ隣人」のストーリー
32歳になるチャヌは、5度目の警察官試験を控えて苛立っていた。これまで親のスネをかじりながら安アパートで下宿浪人をしていたが、親にも見捨てられ、今回ばかりは失敗できない。明日に迫った受験申請期日を前にオンライン手続きを進めるが、無駄遣いのせいで受験費用が足りない。「金を貸すから出てこい」という友人の誘いに乗り夜の街へ繰り出すチャヌ。順風満帆な友人たちを前に思わず酒を煽り、悪態をつき、泥酔し、ブラックアウト……。翌朝、目が覚めると鍵のかかった隣人の部屋で、横には見覚えのない血まみれの死体が横たわっていた。果たして自分は罪を犯したのか、それとも――。そこに突如、来訪者がやってくる。いよいよ出られなくなったチャヌは、自分が犯人でないこと明らかにするため、現場に散らばるわずかな証拠を手繰り寄せる。
「見知らぬ隣人」の映像
「見知らぬ隣人」の写真
「見知らぬ隣人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「見知らぬ隣人」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ サスペンス・ミステリー |
製作国 | 韓国 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2023年4月14日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | K'ARTS |
配給 | クロックワークス |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://klockworx.com/mishiranurinjin/ |
コピーライト | (C)2022 Yeom Ji-ho ALL RIGHTS RESERVED. |
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