解説
「RRR」のラーム・チャラン主演作。インド南東部、田園地帯のランガスタラム村は、金貸しブーパティによって牛耳られている。難聴のチッティの兄で、ドバイで働いているクマールは、帰省した際に村の有様に心を痛め、村長選挙に立候補することを思い立つ。国内興収21億6千万ルピーで同年公開のテルグ語映画首位を記録。第66回インド国家映画賞最優秀音響賞受賞作品。ラーム・チャランはフィルムフェア賞、サウス、南インド国際映画賞などで主演男優賞を受賞。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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編集者/東北芸術工科大学教授菅付雅信「RRR」のラーム・チャラン主演。インドの封建的村社会での民衆一揆を題材としたインド版「レ・ミゼラブル」。典型的インド映画で、大衆演劇的喜怒哀楽が激しい演出に加... もっと見る
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俳優、映画監督、プロデューサー杉野希妃村の搾取風景や一目惚れの曲、大仰なジェスチャーなど既視感満載で前半は若干食傷気味だったが、中盤から社会派の側面が強まり、目が離せなくなる。難聴という設定が主人公... もっと見る
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翻訳者、映画批評篠儀直子いまどきここまで明確な善悪の対立が見られるのはインド映画だけかもしれない。それにしても殺しすぎではないかと思う一方、主人公一家はカースト下位という設定であり、こ... もっと見る
「ランガスタラム」のストーリー
1985年、アーンドラ・プラデーシュ州中部にあるゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。チッティ・バーブ(ラーム・チャラン)は、モーターを使って田畑に水を送り込むことで生計を立てている。難聴で、人の声がよく聞き取れない障碍を持っているが、さほど気にせず楽しく日々を過ごしている。近所に住むラーマラクシュミ(サマンタ)に思いを寄せていて、調子はずれな求愛をする。一方、村は“プレジデント”を自称する金貸しブーパティによって牛耳られていた。チッティ・バーブの兄クマール・バーブは中東ドバイで働いているが、帰省した際にプレジデントが好き放題にする村の有様に心を痛める。そこで、州会議員ダクシナ・ムールティの力添えで村長選挙に立候補して、政治家として村の生活を改善していこうと思い立つが……。
「ランガスタラム」の映像
「ランガスタラム」の写真
「ランガスタラム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ランガスタラム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション ドラマ |
製作国 | インド |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2023年7月14日 |
上映時間 | 174分 |
製作会社 | Mythri Movie Makers |
配給 | SPACEBOX |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://spaceboxjapan.jp/rangasthalam/ |
コピーライト | (C)Mythri Movie Makers |
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