解説
社会に居場所を失った9歳の少女の姿を繊細かつ強烈に描き、ベルリン国際映画祭2冠を含む37冠を獲得したドラマ。幼少期に父親から受けたトラウマにより、手の付けようのない暴れん坊になったベニーは、預けられた施設で問題を起こして追い出されてしまう。監督は、本作が長編初監督となるノラ・フィングシャイト。出演は、ドラマ『この茫漠たる荒野で』のへレナ・ツェンゲル、ドラマ『西部戦線異状なし』のアルブレヒト・シュッフ、「白いリボン」のガブリエラ=マリア・シュマイデ。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「システム・クラッシャー」のストーリー
9歳の少女ベニー(へレナ・ツェンゲル)は幼少期に父親から受けたトラウマのせいで、手の付けようのない暴れん坊となっていた。その烈火のごとき怒りようのため、里親、グループホーム、特別支援学校など、どこに行っても問題を起こして追い出されてしまう。そんなベニーはただ、ママのもとに帰りたいと願っていた。しかし、母親はベニーに対して愛情を持ちながらも、どのように接していいのかわからず、施設に彼女を押し付け続ける。このままではベニーの居場所がどこにもなくなってしまうというとき、非暴力トレーナーのミヒャ(アルブレヒト・シュッフ)は、自分とベニーの二人だけで、森深くの山小屋で3週間の隔離療法を受けさせることを提案する。当初は文句を言い続けていたベニーは、徐々にミヒャへ心を開き始めていき……。
「システム・クラッシャー」の映像
「システム・クラッシャー」の写真
「システム・クラッシャー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「システム・クラッシャー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | ドイツ |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2024年4月27日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | Kineo Filmproduktion=Weydemann Bros.=Oma Inge Film=ZDF/Das kleine Fernsehspiel |
配給 | クレプスキュール フィルム(提供:クレプスキュール フィルム=シネマ サクセション/後援:ゲーテ・インスティトゥート東京) |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://crasher.crepuscule-films.com/ |
コピーライト | (C) 2019 kineo Filmproduktion Peter Hartwig, Weydemann Bros. GmbH, Oma Inge Film UG (haftungsbeschrankt), ZDF |