解説
「健さん」の日比遊一監督による、従来のミュージカル映画とは一線を画す音楽ファンタジー。かつてロックスターとして一世を風靡したが、ある事件がきっかけで音楽を封印し、清掃会社で働く男。ある日、同僚の女の歌声に心を揺さぶられ、男の日々が動き出す。出演は、元JAYWALK・ボーカリストの中村耕一、舞台『ラグタイム』の遥海、「最低。」の高岡早紀。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
文筆家和泉萌香主人公と、物語を進行させるためだけに存在しているような都合のいい登場人物たちや台詞にくわえ、肝心の二人が打ち解けていく様子がまるでダイジェストで、現実の強度がゆ... もっと見る
-
フランス文学者谷昌親中村耕一、そしてとりわけ遥海の歌がすばらしいし、ミュージカルシーンの華やかさにも目を奪われる。だがそうした音楽関係の要素を取り除いてみると、劇映画としてのあり方... もっと見る
-
映画評論家吉田広明一度地に堕ちた歌手と、同じく底辺に沈んでいた女性が、共に助け合い、歌によって再び活路を見いだす。舞台は日本の地方都市、主人公らが住むのは路地のアパートだが、女性... もっと見る
「はじまりの日」のストーリー
かつてロックスターとして一世を風靡した男(中村耕一)は、ある事件がきっかけで音楽を封印し、ビルの清掃会社で働きながら慎ましく暮らしている。仕事場とアパートを往復する生活で、生きる意味を問うことすらしない日々。男の同僚で、かつて男のファンだった寺田(山口智充)だけが心を許せる相手だった。男の隣人は会社の同僚の女(遥海)で、夜な夜な母親(高岡早紀)との激しいやり取りが男の部屋に響き渡ってくる。ある日、公園でひとり口ずさむ女の歌声を聴いた男は、大きく心を揺さぶられる。女の才能を確信した彼は、昔の同僚である音楽プロデューサーの矢吹(竹中直人)に、女の歌を聴くよう頼み込む。矢吹には断られるが、それでも通い詰めるうち、女の可能性を信じたアシスタントの望月(岡崎紗絵)の手助けもあり、女は次第にチャンスを掴んでいく。そして男もまた、自分の歌が他人の心に灯をともすことに気づかされる。
「はじまりの日」の映像
「はじまりの日」の写真
「はじまりの日」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「はじまりの日」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2024 |
公開年月日 | 2024年10月11日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | ジジックス・スタジオ(制作プロダクション:ジジックス・スタジオ) |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://hajimarinohi.jp |
コピーライト | (C)ジジックス・スタジオ |