アーサー・フリードの関連作品 / Related Work

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  • 地下街の住人

    制作年: 1960
    ビート族の代表的作家ジャック・ケルアックの小説「地下街の人々」の映画化。ロバート・トムが脚色し、「山」「命ある限り」などの脚色家ラナルド・マクドゥガルが監督にあたった。彼の4本目の作品。撮影と音楽は「恋の手ほどき(1958)」のジョセフ・ルッテンバーグとアンドレ・プレビンがそれぞれ担当。出演は「恋の手ほどき(1958)」のレスリー・キャロン、「肉体の遺産」の新人ジョージ・ペパードのほか、ジャニス・ルールら。アンドレ・プレビンら多数のジャズ歌手、楽士たちも彼ら自身として出演。製作アーサー・フリード。
  • 恋の手ほどき(1958)

    制作年: 1958
    1958年度アカデミー賞で、作品賞をはじめ10個のオスカー賞を獲得したミュージカル・コメディ。監督は「バラの肌着」のヴィンセント・ミネリがあたり、女流作家コレットの原作を、アラン・ジェイ・ラーナーが脚色している。撮影監督はジョセフ・ルッテンバーグで、パリに10週間にわたってロケが行われた。音楽監督と指揮はアンドレ・プレヴァン。主題歌“ジジ”他9つの歌曲を、「ブリガドーン」のチーム、フレデリック・ロウが作曲、アラン・ジェイ・ラーナーが作詞している。出演するのは「ガラスの靴」のレスリー・キャロン、「昼下りの情事」のモーリス・シュヴァリエ、「影なき恐怖」のルイ・ジュールダンの他、「八十日間世界一周」のハーミオン・ジンゴールド、「Z旗あげて」のエヴァ・ガボール、イザベル・ジーンズら。製作アーサー・フリード。
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  • 腕環のロンド

    制作年: 1957
    一つの腕環が次々と情事の相手の手に移っていく様子を描くバレエ映画。短縮版。オリジナルは92分。製作はアーサー・フリード、原作・監督はジーン・ケリー、撮影はフレディ・ヤング、音楽はアンドレ・プレヴィン、美術はアルフレッド・ユンゲが担当。出演はデイヴィッド・パルテルギ、ダフニ・デール、イゴール・ユスケヴィッチ、クロード・ベッシー、トミー・ラール、ベリタ、アーヴィング・デイヴィス、ダイアナ・アダムズ、ジーン・ケリー、タマラ・トウマノヴァなど。
  • 絹の靴下

    制作年: 1957
    エルンスト・ルビッチが1939年にグレタ・ガルボ主演で作った風刺喜劇「ニノチカ」の再映画化で今回はブロードウェイで上演されたミュージカル・プレイに従っている。メルシオール・レンギールの「ニノチカ」を原作にレナード・ガーシュとレナードスピーゲルガスが脚本を書き、「サンマー・ホリデイ」のルーベン・マムーリアンが久方ぶりに監督した。作詩作曲はコール・ポーター、ミュージカル台本をジョージ・S・カウフマン、リューイーン・マクグラス、エイブ・バロースの3人が書いた。撮影は「Z旗あげて」のロバート・ブロナー、音楽監督はアンドレ・プレヴィン。主演は「パリの恋人」のフレッド・アステア、「ラスヴェガスで逢いましょう」のシド・チャリシー、「高原児」のジャニス・ペイジ、「バスター・キートン物語」のピーター・ローレ。
    80
  • いつも上天気

    制作年: 1955
    「雨に唄えば」のアーサー・フリードが製作した音楽喜劇で「ブリガドーン」のジーン・ケリーと「我が心に君深く」のスタンリー・ドーネンが共同監督にあたる1955年作品。音楽はアンドレ・プレヴィン、脚色及び主題歌作詞は「踊る大紐育」のアドルフ・グリーンとベティ・カムデン。出演はジーン・ケリーと「ショウほど素敵な商売はない」のダン・デイリー、「掠奪された七人の花嫁」で振り付け担当のマイケル・キッド、「我が心に君深く」のシド・シャリース、映画初出演のドロレス・グレイなど。主題歌はベティ・カムデンとアドルフ・ガリーンによる次の7曲である。The time for partingMusic Is Better Than WordsLove Is Nothin' But A RacketOnce Upon A TimeI Like MyselfI Thought They'd Never LeaveThanks A Lot But No Thanks
  • ブリガドーン

    制作年: 1954
    「バンド・ワゴン」のアーサー・フリードが1954年に製作したシネマスコープ・ミュージカル。スコットランドの伝説に取材したアラン・ジェイ・ラーナー(「巴里のアメリカ人」)のミュージカル・プレイーフレデリック・ロー作曲ーはブロードウェイで581回連続公演の記録を持つもので、これをラーナーが映画用に脚色し、「バンド・ワゴン」のヴィンセント・ミネリが監督に当った。振付と主演は「バンド・ワゴン」のジーン・ケリーである。アンスコカラー色彩撮影は「ジュリアス・シーザー(1953)」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽監督はジョニー・グリーン。「第8ジェット戦闘機隊」のヴァン・ジョンソン、「君知るや南の国」のシド・チャリシーがジーン・ケリーに共演し、ほか、「悪人と美女」のエレイン・スチュワート、「ディミトリアスと闘士」のバリー・ジョーンズ、「バンド・ワゴン」のヒュー・レイング、舞台で同じ役を演じたヴァージニア・ボスラー、ジミー・トンプソンなどが出演する。作品中の曲名は、Heather on the Hill I'll Go Home with Bonnie Jean Waitin' for my Dearie Almost Like Being in Love There But for you Go I The Wedding Dance Brigadoon Down on MacConnachy Squareなど。
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  • バンド・ワゴン(1953)

    制作年: 1953
    「巴里のアメリカ人」のコンビ、製作アーサー・フリード、監督 ヴィンセント・ミネリの手になるテクニカラーのミュージカル1953年作品である。主演は「イースター・パレード」のフレッド・アステアと「雨に唄えば」のシッド・シャリッシという新チーム。オリジナル・シナリオは「雨に唄えば」のライター・チーム、ベティ・カムデン=アドルフ・グリーンの共作で、音楽監督は、「ショウ・ボート(1951)」のアドルフ・ドイッチェ、撮影は「彼女は2挺拳銃」のハリイ・ジャクスンの担当。歌曲はハワード・ディーツ作詞、アーサー・シュワルツ作曲で、ミュージカル場面の振付にはマイケル・キッドがあたった。アステア、チャリッシをめぐって、オスカー・レヴァント(「巴里のアメリカ人」)、ブロードウェイのミュージカル・スタア、ナネット・ファブレイ、ジャック・ブキャナンらが助演。
    90
  • 雨に唄えば

    制作年: 1952
    アーサー・フリードが「巴里のアメリカ人」に次いで製作したテクニカラーのミュージカル(1952年作品)で、製作のフリード、監督ならびに音楽場面振付けのジーン・ケリーとスタンリー・ドーネン、主題歌「雨に唄えば」に基づいてシナリオを書いたアドルフ・グリーンとベティ・カムデン、音楽監督のレニー・レイトン、撮影監督のハロルド・ロッソンらは、すべて「踊る大紐育」と同じスタッフである。歌曲の大部分は作詞が製作者フリード、作曲ネイシオ・H・ブラウンによる。出演者はジーン・ケリーをめぐって新進デビー・レイノルズ、ヴォードヴィル出身のドナルド・オコナー、「アパッチ族の最後」のジーン・ヘイゲン、「拳銃王」のミラード・ミッチェル、「闘牛の女王」のシド・チャリシー、「銃の後に立つ男」のダグラス・フォーリーら。
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  • 巴里のアメリカ人

    制作年: 1951
    1951年度のアカデミー作品賞をはじめ、8つの部門を受賞したテクニカラーのダンス・ミュージカル映画で、ジョージ・ガーシュウィン作曲の「巴里のアメリカ人」を主題とした作品。製作は「ショウ・ボート(1951)」のアーサー・フリード、監督は「若草の頃」「花嫁の父」のヴィンセント・ミネリ、脚本は作曲家出身で、近年M・G・Mと契約「宮廷結婚式」などのシナリオを書いたアラン・ジェイ・ラーナーのオリジナル。使用歌曲はすべてジョージ・ガーシュウィン作曲、アイラ・ガーシュウイン作詞のもので、音楽監督はジョニー・グリーンとソウル・キャプラン。撮影監督はアルフレッド・ギルクス、バレー場面の撮影はジョン・アルトン、美術監督はセドリック・ギボンスとプレストン・エイムズがそれぞれ担当する。主演は「踊る大紐育」のジーン・ケリー(この作品の舞踏振付も担当)と彼がフランスで発見したシャンゼリゼ・バレーの踊り子レスリー・キャロンで、それにフランス人歌手ジョルジュ・ゲタリー、ピアニストのオスカー・レヴァント、ニナ・フォック、ユージン・ボーデンらが出演する。
    90
  • 恋愛準決勝戦

    制作年: 1951
    「いつも上天気」のアーサー・フリードが製作したミュージカル篇。監督は「いつも上天気」のスタンリー・ドーネン。「ラプソディーー」のジョニー・グリーンが音楽担当に当たり、撮影は「リリー」のロバート・プランクが担当した。主な出演者は、「足ながおじさんの」フレッド・アステア、「我が心に君深く」のジェーン・パウエルをはじめ、「イースター・パレード」のピーター・ローフォード、「ガラスの靴」のキーナン・ウィン、「ブリガドーン」のアルバート・シャープ等のほかに、前英首相ウィンストン・チャーチルの娘で、舞台や映画で知られるサラ・チャーチルが、アステアの恋人に扮する。原作・脚色・歌曲作詞は「ブリガドーン」のアラン・ジェイ・ラーナー、作曲はバートン・レーンが担当した。
  • ショウ・ボート(1951)

    制作年: 1951
    24年間にわたるヒット・ミュージカル・プレイ「ショウ・ボート」は、エドナ・ファーバーのベスト・セラー小説に基づいて、ジェローム・カーン=オスカー・ハマースタイン2世のコンビの作によるものだが、その映画化はこの作品が3度目。「アニーよ銃をとれ」と同じくアーサー・フリードが製作しジョージ・シドニーが監督したテクニカラー版1951年度作品。脚色は「ジキル博士とハイド氏(1941)」のジョン・リー・メイン、撮影のチャールズ・ロシャー、舞台振付けのロバート・アルトン、音楽監督のアドルフ・ドイッチェはそれぞれ「アニーよ銃をとれ」と同じスタッフ。配役はマグノリアに「花の合唱(コーラス)」のキャスリン・グレイソン、ジュリーに「パンドラ」のエヴァ・ガードナー、ゲイロードに「アニーよ銃をとれ」のハワード・キール、アンディ船長にジョー・E・ブラウン。その他アグネス・ムアヘッド「サマーホリディ」、ダンスチームのチャンピオン、ロバート・スターリング「渓谷の銃声」、アデール・ジャーゲンス「千一夜物語」らが出演する。
    60
  • 危機の男

    制作年: 1950
    ジョージ・タボリの原作小説を「エルマー・ガントリー 魅せられた男」のリチャード・ブルックススが脚色・演出したアクションもの。撮影は「パリの恋人」のレイ・ジューン、音楽は「エル・シド」のミクロス・ローザが担当した。出演は「ミンクの手ざわり」のケーリー・グラント、「アラビアのロレンス」のホセ・フェラー 、ポーラ・レイモンド、ギルバート・ローランド、シグネ・ハッソなど。世界的ギタリスト、ビンセント・コメツがギター演奏で特別出演している。製作はアーサー・フリード。
  • アニーよ銃をとれ

    制作年: 1950
    1946年以来ニューヨークで大当りをとった、リチャード・ロジャース=オスカー・ハマースタイン・2世製作の同名のミュージカル・プレイを映画化した、1950年度色彩音楽映画の代表作。原作はハーバート及びドロシー・フィールズ(「春を手さぐる」)、これを「イースター・パレード」のシドニー・シェルドンが脚色し、最近音楽劇専門のジョージ・シドニイ(「赤きダニューブ」)が監督している。作詞作曲は「イースター・パレード」のアアヴィング・バアリン、ミュージカル・ナンバーは同じく「イースター・パレード」のロバート・アルトンが担当する。撮影はチャアルズ・ロシャア、音楽監督は「大雷雨」のアドルフ・ドイッチェ。「腰抜けと原爆娘」のベティ・ハットンがアニイに扮して活躍の他、相手役はMGM新進のハワード・キール、以下「赤きダニューブ」のルイス・カルハーン、「群衆」のエドワード・アーノルド、「ジャンヌ・ダーク」のJ・キャロル・ナイシュ、「恋愛放送」のキーナン・ウィンらが共演する。
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  • 踊る大紐育

    制作年: 1949
    「踊る海賊(1948)」のアーサー・フリードが製作しジーン・ケリーが主演と共同監督を受け持つ1949年度色彩ミュージカル。アドルフ・グリーンとベティ・カムデンの原作音楽劇から原作者が脚色しケリーとともに振付家スタンリー・ドーネンが監督している。撮影は「大編隊」のハロルド・ロッソン、音楽は舞台におけるレナード・バーンスタインのバレエ音楽からレニー・ヘイトンが監督している。主演はジーン・ケリーのほか、「奇蹟の鐘」のフランク・シナトラ、「イースター・パレード」のアン・ミラー、ベティ・ギャレット、ヴェラ・エレン、ジュールス・マンシュインらの舞台人が活躍する。
    20
  • 私を野球に連れてって!

    制作年: 1949
    フランク・シナトラ、ジーン・ケリーの『踊る大紐育』コンビで贈る、タップダンスのミュージカルコメディ。
  • イースター・パレード

    制作年: 1948
    「ブルー・スカイ(1946)」をお名残に引退を声明していたフレッド・アステアを花々しくカムバックさせ、ミュージカル物の大スターにのし上っていたジュディ・ガーランドと組んで主演させた音楽映画で、「スイング・ホテル」と同じくアーヴィング・バーリンが作詞作曲している。ストーリーはフランセス・グッドリッチとアルバート・ハケットの夫婦脚本チームが書きおろし、チームが更にシドニー・シェルダンと協力して脚色し、「グッド・ニュース」に次いでチャールズ・ウォルターズが監督に当たり、「愛の調べ」のハリー・ストラドリングが撮影したテクニカラー色彩映画で、ミュージカル場面はロバート・アルトンが演出している。主役2人を助けて、「下町天国」のピーター・ローフォード、「恋のブラジル」のアン・ミラー、映画初出演の舞台喜劇俳優ジュールス・マンシュイン、クリントン・サンドバーグ、ジェニー・ルゴン等が出演する。アーサー・フリード製作の1948年作品。
    90
  • 踊る海賊(1948)

    制作年: 1948
    「若草の頃」のアーサー・フリードが製作する1948年度色彩ダンス映画で、コール・ポーター(「夜も昼も」)の曲によってジュディ・ガーランド(「若草の頃」)とジーン・ケリー(「デュバリイは貴婦人」)が踊る。S・N・ベールマンの舞台から「イースター・パレード」のアルバート・ハケットとフランセス・グッドリッチが脚色、「若草の頃」のヴィンセント・ミネリが監督に当っている。撮影は「イースター・パレード」のハリー・ストラドリング、音楽監督はレニー・ヘイトンが担当する他、ダンス監督にはロバート・アルトンとジーン・ケリーが当たっている。助演陣は「姫君と海賊」のウォルター・スレザク、「気まぐれ天使」のグラディス・クーパー、「小間使(1946)」のレジナルド・オーウェンら。
    50
  • サンマー・ホリデイ

    制作年: 1948
    かつてクラレンス・ブラウンの監督で映画化された、ユージーン・オニールの「噫、荒野」の音楽映画化で、テクニカラー色彩の1948年作品である。前回の映画化の折のフランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケットの脚本から、「影なき男の影」のアーヴィング・ブレッチャーがジーン・ホロウェイと共力して再脚色し、「快傑ゾロ(1940)」「血と砂(1941)」のルーベン・マムーリアンが監督し、「悪漢バスコム」のチャールズ・エドガー・シェーンバウムが撮影したものである。歌曲はラルフ・ブレーン作詞、ハリー・ウォーレン作曲になった。主演は「青春学園」「町の英雄」のミッキー・ルーニーと、「姉妹と水兵」「芸人ホテル」のグロリア・デ・ヘヴンで、「黄金(1948)」のウォルター・ヒューストン、「甦える熱球」のフランク・モーガン、「逃げた花嫁」のブッチ・ジェンキンス、歌手から映画に入ったマリリン・マクスウェル、「ジョニー・ベリンダ」のアグネス・ムーアヘッド「育ち行く年」のセレナ・ロイル等が共演する。
  • ジーグフェルド・フォリーズ

    制作年: 1946
    32年にこの世を去った名プロデューサー、フローレンツ・ジーグフェルドが天国で回想した自分の作り出したショーの数々を描く。製作はアーサー・フリード、監督はヴィンセント・ミネリ、撮影はジョージ・フォルシーとチャールズ・ロシャー、振付はロバート・アルトンが担当。出演はフレッド・アステア、ジーン・ケリーほか。作品構成は「F・アステア篇」、「J・ガーランド篇」、「E・ウィリアムズ篇」、「コミック・スケッチ篇」、「『凡人と俗人』篇」などMGM映画を代表するスターの総出演からなる。
  • 若草の頃

    制作年: 1944
    「イースター・パレード」のアーサー・フリードが製作、「ボヴァリー夫人」のヴィンセント・ミネリが監督した1944年度作品のテクニカラー音楽映画。女流作家サリー・ベンソン(「疑惑の影」の脚色者)の小説を、「マルクスの二挺拳銃」のアーヴィング・ブレッチャーと「卵と私」のフレッド・F・フィンクルホフが共同脚色し、「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーが撮影、「姉妹と水兵」のジョージー・ストールが音楽監督を担当する。主演は「イースター・パレード」のジュディ・ガーランドと「若草物語(1949)」のマーガレット・オブライエンで、同じ「若草物語(1949)」のメアリー・アスター、新人ルシル・ブレマー、「故郷の丘」のトム・ドレイク、マージョリー・メイン、レオン・エイムスらが助演する。尚、原題名の主題歌を始め、20世紀初期の流行歌曲が十数曲使用されている。
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  • デュバリイは貴婦人

    制作年: 1943
    ブロードウェイでヒットした同名のミュージカルを、音楽映画専門のアーサア・フリイド「踊る海賊(1948)」が製作映画化したもので、レッド・スケルトンの出世作として知られる。原作はB・G・デシルヴァとハーバアト・フィールズ「アニーよ銃をとれ」、これを「泣き笑い人生」のアーヴィング・ブレッチャアが映画様に脚色、「テレヴィジョンの王様」のロイ・デル・ルースが監督に当った。音楽は原舞台そのままコール・ポーターの作詞作曲を中心にしている。撮影は「風車の秘密」のカール・フロイント、ダンス監督は「イースター・パレード」の監督チャールズ・ウォルタアズが担当する。「運ちゃん武勇伝」のスケルトン以下「腰抜け顔役」のルシル・ボール、「踊る大紐育」のジーン・ケリー、「マルクス兄弟 デパート騒動」のヴァジニア・オヴライエン、「幽霊は臆病者」のラグス・ラグランドらのほか、トミイ・ドーシイがそのバンドを率いて出演する。
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  • ブロードウェイ(1941)

    制作年: 1941
    フレッド・F・フィンクルホフのオリジナルに基づき、彼自身とエレイン、ライアンとが共同で映画脚本を書き、「四十二番街」その他のレビウ映画で知られているバスビー・バークレーが監督した音楽映画である。主役は「若き日のエジソン」「少年の町」に主演した当時21歳のミッキー・ルーニーと、我国には未紹介であるが、“Strike Up the Band”“Babes in Arms”等でミッキー・ルーニーと共演したジュディ・ガーランドで、その他にパラマウント映画の幾つかに子役として出演したヴァージニア・ウイードラーが、13歳になって重要な役を勤める。「黒蘭の女」「我等の町」等に出演したフェイ・ベインター、「王国の鍵」「この虫10万ドル」に出演したジェームズ・グリースン、「迷える天使」に出たドナルド・ミーク等が共演する。
  • ストライク・アップ・ザ・バンド

    制作年: 1940
    「青春一座」のヒットを受け、ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドが再びコンビを組んだミュージカル。第13回アカデミー賞録音賞受賞。シネマヴェーラにて開催された特集上映『映画史上の名作12』にて2015年1月26日,29日に上映。
  • 青春一座

    制作年: 1939
    リチャード・ロジャース、ロレンツ・ハート合作のミュージカルコメディの映画化で1939年作品。ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドが既に封切の「ブロードウェイ(1941)」に先んじて主演したもの。「美人劇場」でガーランドの父親に扮したチャールズ・ウイニンジャーがルーニーの父の役で共演するほか「我等の町」のガイ・キッピー、ジューン・プリサー、ベテイー・ジェインズ、「ターザン」のジョン・シェフィールド、ヘンリー・ハル、マーガレット・ハミルトン等が助演する。ジャック・マッゴワンとケイ・ヴァン・ライパーの脚本により「ブロードウェイ(1941)」のバスビー・バークレーが監督し音楽監督と撮影監督は「美人劇場」と同じく夫々ジョージ・ストールとレイ・ジューンである。
  • 踊る不夜城

    制作年: 1937
    「踊るブロードウェイ」と同じくロバート・テイラーとエリナー・パウエルが主演し、・ロイ・デル・ルースが監督に当たったミュージカル物で、右記映画を協同脚色したジャック・マッゴワンとシド・シルヴァースが書き下ろし、マクゴワンが脚色している。音楽も同じくナシオ・ハーブ・ブラウンとアーサー・フリードのチームが作曲し、按舞はデーヴ・ゴールドが担当した。助演者は「明朗色時代」のジョージ・マフィー、「天使の花園」のビニー・バンズ、「踊るブロードウェイ」のバディー・エプセン、かつて「母なれば」に出演したナイトクラブ歌手ソフィー・タッカー、新人ジュディ・ガーランド「放送豪華版」のウィリー・ハワード、その他チャールズ・イゴア・ゴリン、ロバート・ペンチリー、ビリー・ギルバート、レイモンド・ウォルバーンの面々で、撮影は「椿姫(1937)」のウィリアム・ダニエルスの担当である。
  • 腕白時代

    制作年: 1936
    「小公子」「孤児ダビド物語」のフレディー・パーソロミュウ、「猛獣師の子」「僕の脱走記」のジャッキー・クーパー、及び「真夏の夜の夢」「小公子」のミッキー・ルーニーの3子役と「日かげの女」「母の素顔」のアイアン・ハンターが主要なる役を勤めるもので、「濡れた拳銃」の監督者ローランド・ブラウンが書き卸し、「妻と女秘書」のジョン・リー・メインが「街の果報者」のリチャード・スカイヤーと協力脚色し、「桑港」「愛怨二重奏」のW・S・ヴァン・ダイクが監督に当たり、「幽霊西へ行く」「紅はこべ」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演者は「片道切符」のペギー・コンクリン、「白い蘭」のキャサリン・アレクサンダー、「深夜の星」のジーン・ロックハート、その妻たるキャスリーン・ロックハート、その他である。
  • 夕陽特急

    制作年: 1936
    「影無き男(1934)」の姉妹編で、すべて同じスタッフすなわちダシール・ハメット原作、フランセス・グッドリッチ、アルバーアト・ハケット共同脚色、W・S・ヴァン・ダイク監督ウィリアム・パウエル、マーナ・ローイ主演になる映画で、撮影だけが「桑港」「空駆ける恋」のオリヴァー・T・マーシュの担当である。助演者は「踊るアメリカ艦隊」のジェームズ・スチュアート、「過去から来た男」のエリッサ・ランディ、「愛怨二重奏」のジョセフ・カレイア、「小公子」のジェシー・ラルフ、新顔のアラン・マーシャル及びドロシー・マクナルティその他である。
  • 踊るブロードウェイ

    制作年: 1935
    「百万弗小僧」「シュヴァリエの巴里っ子」のロイ・デル・ルースが監督に当たった映画で、「薔薇色遊覧船」のジャック・ベニー」、「歓楽の女王」のロバート・テイラー、「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」のエリナー・パウエル、「メリイ・ウイドウ(1934)」のユーナ・マーケル、「当たって砕けろ」のジューン・ナイト、「薔薇色遊覧船」のシド・シルヴァースが共演するもの。原作は劇作家のモス・ハートが書き卸し、「めりけん音頭」のジャック・マッゴワンと俳優のシド・シルヴァースが脚色したもの。舞踏振り付けは「巴里っ子」のデーヴ・ゴールドでバレー振り付けはアルバーティナ・ラッシュの担当、キャメラは「野性の叫び(1935)」「ムーラン・ルージュ」のチャールズ・ロシャーが受け持っている。助演は踊り手のバディー及びヴィルマのエブセン兄妹、「夜毎八時に」のフランセス・ラングフォード、ニック・ロング・ジューニア、ポール・ハーヴェイ等の面々である。
    90
  • ハリウッドパーティ

    制作年: 1934
    スタン・ローレル及びオリヴァー・ハーディ、ジミー・デューラント、チャールズ・バターウォース、ポリー・モーラン、ジャック・パール等の錚々たるメトロの喜劇俳優を網羅したミュージカル・フィルム・コメディーで、「頓馬パルーカ」のルーペ・ヴェレス、「キャバレエの鍵穴」のフランセス・ウィリアムス、「紐育・ハリウッド」のエディ・クィラン、「昨日」のジューン・クライド、「ダンシング・レディ」のテッド・ヒーリーが助演するほかミッキイ・マウスも特別出演している。台本はハワード・ディーツが「ママはパパが好き」のアーサー・コーバーと協同して書卸し、キャメラは「力と栄光」「第三の恋」のジェームズ・ウォン・ホウが担当した。監督は無記名で、舞踊監督はシーモア・フェリックス、ジョージ・ヘール、デヴィッド・ゴールドが分担している。
  • 駒鳥の唄

    制作年: 1934
    「ダンシング・レディ」「雨」のジョーン・クローフォードが主演する映画で、「バッド・ガール」のヴィニャ・デルマー作の大衆小説を「世界拳闘王」「胡蝶となるまで」のジョーン・ミーハンが脚色し、「夜間飛行」「明日の太陽」のクラレンス・ブラウンが監督に当たり、「夜間飛行」「ダンシング・レディ」のオリヴァー・T・マーシュが撮影した。助演は「ダンシング・レディ」「南風」のフランチョット・トーン、「生ける人形」「空中レヴュー時代」のジーン・レイモンド、「羅馬太平記」「カイロの一夜」のエドワード・アーノルド、「最後の一人まで(1933)」「南欧横断列車」のエスター・ラルストンのほかレオ・G・キャロル、ゼルダ・シアース、エイキム・タミロフ等も出演している。
  • 春の火遊び

    制作年: 1933
    「紅塵」で共演した「プラチナ・ブロンド」のジーン・ハーロンと「ホワイト・シスター(1933)」のクラーク・ゲーブルとが再び共演主演する映画で、「カイロの一夜」「私重役様よ」のサム・ウッドが監督したものである。原作はさきにハーロン主演映画で我が国では検閲不許可になった「赤毛の女」を書いたアニタ・ルースが書き下ろしたもので、脚色にはルース自身が「闇に踊る(1932)」のハワード・エメット・ロジャーズと共同してあたった。助演者は「恋愛百科全書」のスチュアート・アーウィン、「女囚の意気地」のドロシー・バージェス、「最後の一人まで(1933)」のミュリエル・カークランド、それからギャリー・オーウェン、テレサ・ハリス、等である。カメラは「紅塵」「奥様御寵愛」等のハロルド・ロッスンの担任。
  • 虹の都へ

    制作年: 1933
    「地獄のサーカス」「わが心の灯」のマリオン・デイヴィースが「響け応援歌」「唄へ!踊れ!(1933)」のビング・クロスビーを相手に出演する映画で、「愛に叛く者」「世界ボクシング王」と同じくフランセス・マリオンが書き下ろし「バワリイ」「水兵上陸」のラウール・ウォルシュが監督に当たった。撮影は「暁の暴風」「胡蝶となるまで」のジョージ・ルシーの担当。助演は「男の一頁」のフィフィ・ドルセイ、「南風」「春の火遊び」のスチュアート・アーウィン、「一日だけの処女」「秘密」のネッド・スパークス、「月の宮殿」のボビー・ワトスン、舞台からの新人パッシー・ケリーの面面である。
  • 踊り子の母

    制作年: 1933
    「蒼白いまぶた」「街の野獣(1932)」のチャールズ・ブレイビンが監督したもので「ニューヨーク・ハリウッド」のアリス・ブラディが「南風」のフランチョット・トーン、「酔いどれ船」のモーリン・オサリヴァン、「蒼白いまぶた」のフィリップス・ホームス、「ニューヨーク・ハリウッド」のラッセル・ハーディー及びテッド・ヒーリーを相手に主演する。原作はブラッドフォード・ロープスの小説で「世界ボクシング王」のジョン・ミーハンと共同して自ら脚色した。撮影は「暁の暴風」のジョージ・フォルシーである。
  • カイロの一夜

    制作年: 1933
    「若き血に燃ゆる頃」「散り行く花」のラモン・ノヴァロが主演する映画で「男子戦わざる可らず」「摩天楼の狼」の監督者エドガー・セルウィンが書き下ろしたストーリーを、アニタ・ルースとエルマー・ハリスが共同して脚色し、「私重役様よ」「若き血に燃ゆる頃」のサム・ウッドが監督に当たり、「紅塵」「コンゴ」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演者は「成吉斯汗の仮面」「十三号室の女」のマーナ・ローイ、「夫婦戦線」「お転婆キキ(1931)」のレジナルド・デニー、「今日限りの命」「散り行く花」のルイズ・クロッサー・ヘイル、「ジェニイの一生」のエドワード・アーノルド、「極楽特急」のC・オーブリー・スミス、ブランシュ・フレデリシ等である。
  • プロディガル(1931)

    制作年: 1931
    「悪漢の唄」「ニュー・ムーン」に次ぐローレンス・ティベットの主演映画。ベス・メレディス、ウェルズ・ルート両人の手によって組み立てられ撮影台本となったものにより「妻呼ぶ怒涛」「ショウ・ボート(1929)」のハリー・ボラードが監督にあたったもので、助演者は「巨人」「裏切者」のエスター・ラルストン、「マダム・サタン」ローランド・ヤング、「モンタナの月」のクリフ・エドワーズ、エマ・ダン、ヘッダ・ホッパー、パーネル・プラット、ステピン・フェチットその他でキャメラは「マダム・サタン」「女の一生」のハロルド・ロッソンが担当、ことに本編の作曲、作詞はハーバート・ストサート、ジャック・ウォルフ、ハワード・ジョンソン、アーサー・フリードの手になるものでオスカー・ストラウス、ヴィンセント・ユーマンスの二氏も一部の作曲を受け持っている。
  • 夜歩き巴里雀

    制作年: 1930
    デール・ヴァン・エヴァリーとアーサー・フリードが合作したストーリーを「モンタナの月」のシルヴィア・サルバーグとフランク・バトラーが脚色し、撮影台本を作り、ユーモリストとして著名な P・G・ ウォドハウスが台詞を執筆し「スピードウェイ」「歓楽の孤児」のハリー・ボーモンが監督したもので主演者は「マダム・サタン」「飛び入り婿君」のレジナルド・デニーと「鉄骨エロ騒動」「巴里見るべし」のフィフィ・ドルセイ。助演者として「有頂天時代(1930)」のクリフ・エドワーズ、「西部戦線異状なし」のヨーラ・ダヴリル、サンドラ・レイヴェル、ジョージ・グロスミス、エドワード・ブロフィーが出演する。カメラは「黎明の剣士」「エロチック艦隊」のメリット・B・ガースタッドが担任である。
  • 忘れじの面影(1930)

    制作年: 1930
    ニューヨークメトロポリタン・オペラ劇場のソプラノ歌手として知られているグレース・ムーアが初主演の映画。「肉体の呼ぶ声」のドロシー・ファーナムが書き下ろしたストーリーを基に「黎明の剣士」のハンス・クレ-リーとクローディン・ウェストが協力して脚本にまとめ上げ「黎明の剣士」「野生の蘭」のシドニー・A・フランクリンが監督し、「曳かれゆく男」「トレスパサー」のジョージ・バーンズがクランクしたもので助演者は「マダム・サタン」「キートンの恋愛指南番」のレジナルド・デニー、「ビッグ・ハウス」のウォーレス・ビアリー、ガス・シャイ、ジョビナ・ハウランド、ジョージ・F・マリオン等々である。
  • ホリウッド・レビュー

    制作年: 1929
    発声映画創始以来最初の純粋なレビュー映画でメトロ・ゴールウィン・メイヤー社のスターが総出演している。即ちマリオン・デイヴィース嬢、ジョン・ギルバート氏、ノーマ・シアラー嬢、ウィリアム・ヘインズ氏、ジョーン・クローフォード嬢、バスター・キートン氏の6大スターをはじめ、ベシー・ラヴ嬢、チャールズ・キング氏、ライオネル・バリモア氏、アニタ・ペイジ嬢、マリー・ドレッスラー嬢、ガス・エドワード氏、ディーン及びアーサー、アルバーティナ・ラッシュ・バレー団、ナターシャ・ナットーヴァ一座が出演する。全2部に分けられ約20場面のレヴューが演ぜられる。
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