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ルイス・ブニュエルの関連作品 / Related Work
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欲望のあいまいな対象
制作年: 1977二つの顔をもつ一人の娘に翻弄される初老のブルジョワ紳士の姿を描く。製作はセルジュ・シルベルマン、製作主任はウリ・ピカール、監督は「自由の幻想」のルイス・ブニュエルで、これはブニュエルの遺作となった。ピエール・ルイスの原作を基にルイス・ブニュエル、ジャン・クロード・カリエールが脚色。撮影はエドモン・リシャール、音楽はワーグナーの音楽(「ワルキューレ」)をギイ・ヴィレットが録音。編集はエレーヌ・プレミアニコフ、美術はピエール・ギュフロワ、衣裳はクロエ、フランチェスコ・スマルトが担当。出演はフェルナンド・レイ、キャロル・ブーケ、アンヘラ・モリーナ、ジュリアン・ベルトー、アンドレ・ヴェベール、ミレナ・ヴコティッチ、ヴァレリー・ブランコ、ジャック・ドバリー、ピエラルなど。90点 -
ブルジョワジーの秘かな愉しみ
制作年: 1972ラテン・アメリカの小国の駐仏大使と彼を取り巻くブルジョワたちが飢餓感に陥るプロセスを描く。製作はセルジュ・シルベルマン、監督は「哀しみのトリスターナ」のルイス・ブニュエル、原案・脚本はブニュエルとジャン・クロード・カリエール、撮影はエドモン・リシャール、編集はエレーヌ・プレミアニコフが各々担当。出演はフェルナンド・レイ、デルフィーヌ・セイリグ、ジャン・ピエール・カッセル、ビュル・オジェ、ステファーヌ・オードラン、ポール・フランクール、クロード・ピエプリュ、ミシェル・ピッコリなど。60点 -
哀しみのトリスターナ
制作年: 1970数奇な運命にもてあそばれて、多難な人生を歩む、薄幸の美女の愛と憎しみを描く。監督は「昼顔」のルイス・ブニュエル、ベニート・ペレス・ガルドスの小説をブニュエルとジュリオ・アレジァントロが脚色、撮影はホセ・F・アグアーヨ、音楽はクロード・デュランが各々担当。出演は「幸せはパリで」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「夜の刑事」のフランコ・ネロ、「ビリディアナ」のフェルナンド・レイ、その他ロラ・ガオス、アントニオ・カサスなど。78点 -
小間使の日記(1964)
制作年: 1964オクタヴ・ミルボーの原作をジャン・クロード・カリエールの協力を得て「ビリディアナ」のルイス・ブニュエルが脚色、自ら監督した人間ドラマ。撮影は、「フランス式十戒」のロジェ・フェルーが担当した。出演は「マタ・ハリ(1965)」のジャンヌ・モロー、「軽蔑」のミシェル・ピッコリ、「ダンケルク」のジョルジュ・ジェレ、「シベールの日曜日」のダニエル・イヴェルネル、「サレムの魔女」のフランソワーズ・リュガーニュ、ほかにジャン・オゼンヌなど。製作はセルジュ・シルベルマンとミシェル・サフラ。 -
皆殺しの天使
制作年: 1962ある邸に集まった数十名の上流階級の紳士淑女が目に見えぬ力に操られてその邸から外に出られなくなるというシュールな現象を描く。製作はグスタボ・アラトリステ、監督・脚本は「自由の幻想」のルイス・ブニュエル、原案はブニュエルとルイス・アルコリサ、撮影はガブリエル・フィゲロア、音楽はラウル・ラヴィスタ、編集はカルロス・サヴァヘ、美術はヘスス・ブラーチョ、衣裳はジョルジェット・ソモアーノが各々担当。出演はシルヴィア・ピナル、エンリケ・ランバル、ルシー・ガジャルド、エンリカ・ガルシア・アルバレス、ジャクリース・アンデーレ、ホセ・バビエラ、アウグスト・ベネディコ、ルイス・ベリスタイン、パトリシア・デ・モレロス、クラウディオ・ブルックなど。2017年12月23日よりリバイバル上映(配給:アイ・ヴィー・シー/配給協力:ノーム)。また「シュルレアリスム100年映画祭」として、アンドレ・ブルトンによるシュルレアリスム宣言から100年が経った2024年10月5日劇場公開された。90点 -
熱狂はエル・パオに達す
制作年: 195936歳の若さでこの世を去ったフランス映画の貴公子、ジェラール・フィリップの最後の主演作。自由主義に奔走した男の皮肉な運命を、『欲望のあいまいな対象』のルイス・ブニュエルが描いたサスペンスドラマ。ジェラールの優雅で気品溢れる演技は注目。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ルイス・ブニュエル 撮影:ガブリエル・フィゲロア 音楽:ポール・ミズラキ 出演:ジェラール・フィリップ/マリア・フェリックス/ジャン・セルヴェ -
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生
制作年: 1955恋した相手に殺意を抱くが、そのたびに相手の女性がなぜか勝手に死んでしまう主人公の“犯罪人生”を描くブラック・コメディ。「アンダルシアの犬」「エル」などの巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代の代表作で、今回は日本が初公開となる。製作はアルフォンソ・バティーニ・ゴメス。原作はメキシコの劇作家ロドルフォ・ウシグリの唯一の小説で、ブニュエルがエドゥアルト・ウガルテ・パジェスと共同で脚色。撮影は「嵐が丘」(53)、「乱暴者」のアグスチン・ヒメネス、音楽はホルヘ・ペレス、美術が「皆殺しの天使」のヘスス・ブラーチョ、編集は「愛なき女」などのホルヘ・ブストスと、それぞれブニュエルのメキシコ時代の常連スタッフが担当。主演は「嵐が丘」のエルネスト・アロンソで、この映画化の企画は彼がブニュエルに持ち込んだという。共演は撮影終了後まもなく恋の悩みで自殺したというミロスラバ・ステルンほか。 -
幻影は市電に乗って旅をする
制作年: 1953失業者二人によって勝手に乗りまわされる廃車寸前の市電の車窓に映る風景を通して、日常に密む夢幻を描き出したドラマ。製作はアルマンド・オリベ・アルバ、監督はルイス・ブニュエル、脚本はマウリシオ・デ・ラ・セルナの原作を基にブニュエルとルイス・アルコリサ、ホセ・レベルタスの共同、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽をルイス・ヘルナンデス・ブレトンがそれぞれ担当。出演はリリア・プラド、カルロス・ナヴァロほか。 -
乱暴者(らんぼうもの)
制作年: 1952力持ちで優しい用心棒に起こる悲劇的な結末に終るメロドラマ。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「嵐が丘(1953)」のルイス・ブニュエル、脚本はブニュエルとルイス・アルコリサ、撮影はアグスティン・ヒメネス、美術はグンテル・ヘルソとロベルト・シルヴァ、編集はホルヘ・ブストス、音楽はラウル・ラヴィスタがそれぞれ担当。出演はペドロ・アルメンダリス、カティ・フラードほか。 -
糧なき土地
制作年: 1933文明が美しく発展したヨーロッパの都市の、わずか100キロわきに、原始のままの生存闘争を刻々つづけ、残酷な日々を生きる人々の村がある。栄養失調のため不自由な身体の人々、ただ死を待つのみの人々と、直視しえない光景。死と背中あわせの日常。そこで聖者に救いを求める人々、だが、その人々こそ聖者のようだ。製作はラモン・アシン、監督・脚本・編集は「自由の幻想」のルイス・ブニュエル、撮影はエリ・ロタール、コメンタリーはピエール・ユニク、フリオ・アシン、朗読はアベル・ジャッカンが各々担当。ブラームスの「第四交響曲」が挿入されている。フランス語題名はTerre Sans Pain。 -
黄金時代(1930)
制作年: 1930ある男と公爵の娘との狂おしい愛を通し、宗教、愛欲、儀礼、社会通念といった常識に対し痛烈な批判を投げかけ、反キリスト教として物議をかもしたルイス・ブニュエル監督作。シュールレアリスム画家のダリがブニュエルと共に脚本を担当している。【スタッフ&キャスト】監督・製作・脚本:ルイス・ブニュエル 脚本:サルヴァドール・ダリ 音楽:ジョルジュ・ファン・パリス 撮影:アルベール・デュベルジェ 出演:ガストン・モド/リア・リス/マックス・エルンスト/カリダー・デ・ラベルデスク
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