ブランドン・ハーストの関連作品 / Related Work

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  • 姫君と海賊

    制作年: 1944
    「虹を掴む男」のサミュエル・ゴールドウィンが1944年に製作したテクニカラー喜劇。「アフリカ珍道中」のサイ・バートレットのストーリーを、アレン・ボレツとカーティス・ケニヨンが潤色し、“ロード・シリーズ”のドン・ハートマンが「五番街の出来事」のエヴェレット・フリーマンとメルヴィル・シェイヴェルソンと協力して脚色した。監督は「サン・アントニオ」のデイヴィッド・バトラー。撮影はヴィクター・ミルナーとウィリアム・スナイダーとの協同で、音楽はデイヴィッド・ローズ。「腰抜け二挺拳銃」のボブ・ホープが「虹を掴む男」のヴァージニア・メイオと主演し「西部の男」のウォルター・ブレナン、「海賊バラクーダ」のウォルター・スレザク、ヴィクター・マクラグレン、ヒュウゴー・ハス等が共演する。
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  • スタンレー探検記

    制作年: 1939
    ヘンリー・スタンリーの第1回アフリカ探検を映画化したもので、「少年の町」「テスト・パイロット」のスペンサー・トレイシーが主演する。ハル・ロングとサム・ヘルマンが史実を調査して荒筋を書卸し、「スエズ」と同じくフィリップ・ダンとジュリエン・ジョセフスンが協力して脚本を書いて、「世紀の楽園」「シカゴ」のヘンリー・キングが監督に当り、「夜はパリで」「ハリウッド・ホテル」のジョージ・バーンズが撮影した。主役のトレイシーを囲って、「紅の翼(1939)」「サブマリン爆撃隊」のナンシー・ケリー、「煌めく銀星」「サブマリン爆撃隊」のリチャード・グリーンを始め、「カッスル夫妻」のウォルター・ブレナン、「海国魂」のチャールズ・コバーン、「虚栄の市(1935)」のサー・セドリック・ハードウィック、「黄昏(1938)」のヘンリー・ドラヴァース、「少年の町」のヘンリー・ハル等が出演している。音楽は「シカゴ」のルイス・シルヴァースが指揮に任じた。
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  • セイルムの娘

    制作年: 1937
    「二国旗の下に」「花嫁の感情」のクローデット・コルベールと「テキサス決死隊(1936)」「丘の一本松」のフレッド・マクマレイが主演する映画で、「二国旗の下に」「カヴァルケード」のフランク・ロイドのパラマウントに於ける第1回監督作品である。原作は「コブラ・タンゴ」の脚色者ブラッドリー・キングが書き卸し、キング女史が自らウォルター・フェリス及びダーウォード・グリンステッドと協力脚色した。助演者は「風雲児アドヴァース」のゲイル・ソンダーガード、「僕の脱走記」のハーヴェイ・スティーブンス、「恋のページェンシー」のルイズ・ドレッサー、「テキサス決死隊(1936)」のエドワード・エリス及びベニー・バートレット、「この三人」のボニタ・グランヴィル、「丘の一本松」のビューラー・ボンティ、ヴァージニア・ワイドラー、ドナルド・ミーク、その他である。カメラは「花嫁の感情」のレオ・トーヴァーの担当である。
  • 軍使

    制作年: 1937
    「テンプルちゃんのえくぼ」「テンプルちゃんの上海脱出」に次ぐシャーリー・テンプル主演映画で、「二国旗の下に」「男の敵」のヴィクター・マクラグレンが相手役を勤める。原作はルドヤード・キプリングの物語で「勝鬨」のアーネスト・パスカルが「彼女の戦術」のジュリエン・ジョゼフスンと協力脚色し、「男の敵」「虎鮫島脱獄」のジョン・フォードが監督に当たり、「テンプルちゃんの上海脱出」のアーサー・ミラーが撮影した。助演者は「小公子」C・オーブリー・スミス「密林の復讐」のジューン・ラング、「結婚劇場」のマイケル・ウェーレン、「15処女街」のシーザー・ロメロ、「小公子」のコンスタンス・コリア、「家族一連隊」のダグラス・スコット、「小都会の女」のウイリー・ファング等である。
  • 月は我が家

    制作年: 1936
    「薔薇はなぜ紅い」「お人好しの仙女」のマーガレット・サラヴァンが「東への道」「恋の歌」のヘンリー・フォンダと「愛と光」「ハアさんの捕物長」のチャールズ・バターウォースを相手に主演する映画で、フェイス・ボールドウィンの小説をイザベル・ドースンとボイス・デゴウが協力脚色し「ロバータ」「本人出現」のウィリアム・サイターが監督に当たり、「青春争覇戦」のジョセフ・ヴァレンタインが撮影したもの。助演俳優は「南風」のビューラ・ボンディ、「心の緑野」のヘンリエッタ・クロスマン、「東への道」のマーガレット・ハミルトン、「バーバリー・コースト」のウォルター・ブレナン、「人生は42から」のルシアン・リトルフィールド、「小牧師(1934)」のドロシー・スティックニー、ブランドン・ハースト等である。
  • 大陸間謀戦

    制作年: 1935
    「旋律の殺人」「洋上魔」のエドモンド・ロウが主演する映画で、E・フィリプス・オップンハム作の小説を「大空の闘士」のフランク・ウイードが脚色し、「戦慄の殺人」と同じくアラン・クロスランドが監督に当たり、「舞台に立つ妻」のミルトン・クラスナーが撮影したもの。助演者は「倫敦の人狼」「幻の合唱」のヴァレリー・ホブスン、英独映画界にありしヴェラ・エンゲルス、英国劇界から招かれたヘンリー・モリスン、「白い友情」のエスター・デール、「東への道」のスプリング・バイントン、「ロスチャイルド」のマレイ・キンネル、「フランダースの犬(1935)」のフランク・レイチャー、ラムスデン・ヘーア、ブランドン・ハースト等である。
  • 邪神島

    制作年: 1935
    「クカラチャ」「原始人」のステフィ・デューナが「国境飛行隊」「武骨一代」のレジス・トゥーミーを相手に主演する映画で、活劇監督のウォーレス・フォックスがジョン・ツウィストと共同して書き下ろし、監督に当たった。撮影は「肉弾鬼中隊(1934)」のハラルド・ウェンストロムが担当した。助演者はレイモンド・ハットン、ミッチェル・ルイス、チャールズ・ミドルトン、フランシス、マクドナルドその他である。
  • 輝く瞳

    制作年: 1934
    「ベビイお目見得」「久遠の誓い」のシャーリー・テンプルが主演する映画で、「妾の弱点」「僕等の天下」のデヴィッド・バトラーが監督に当たったもの。原作もバトラーが「流れる青空」の脚色者エドウィン・パークと共同して書き下ろし、「ヤング・アメリカ」のウィリアム・コンセルマンが脚色した。主演のテンプルを助けて「ベビイお目見得」「歓呼の嵐」のジェームズ・ダンを始め、「かぼちゃ太夫」のジュディス・アレン、「ますらを」のロイス・ウィルソン、「ジェニイの一生」のジェーン・ダーウェル、新子役ジェーン・ウィザース、チャールズ・セロン、ドロシー・クリスティー、セオドア・フォン・エルツ等が出演している。撮影は「水兵上陸」のアーサー・ミラーの担当。
  • ボンベイ特急

    制作年: 1934
    「晩餐八時」「彼女の用心棒」のエドモンド・ロウが出演する映画で、L・G・ブロックマンの原作を「戦慄街」「監視装甲車」のトム・リードが脚色し、「轟く凱歌」のエドウィン・L・マリンが監督に当たり「ミイラ再生」「鉄血士官校」のチャールズ・ステューマーが撮影している。助演者は「恋に賭けるな」「恐怖の甲板」のシャーリー・グレイ、「永遠に微笑む」「独立守備隊」のラルフ・フォーブス、「放送室の殺人」「監視装甲車」のオンスロー・スティーヴンス、「シャーロック・ホームズ(1932)」のブランドン・ハースト、「僕はカウボーイ」のジョン・レイ、「風雲の国際連盟」のジョン・デイヴィッドソン、「お気に召すまま(1932)」のヘッダ・ホッパー、「ラスト・パレイド」のトム・ムーア、「今宵ひととき」のフェルディナンド・ゴットシャルク、「お化け大統領」のジェームズン・トーマス、ハントリー・ゴードン等である。
  • 肉弾鬼中隊(1934)

    制作年: 1934
    「戦争と母性」「肉体」のジョン・フォードが監督に当たった映画で、フィリップ・マクドナルド作の実話小説「偵察隊」に基づいて、「ニューヨークの仇討ち」「七万人の目撃者」のギャレット・フォートが改作、「西部の渡り鳥」のダドリー・ニコルズが脚色した。撮影は「キートンの麦酒王」「快走艇」のハロルド・ウェンストロムの担当である。主役は「武装ラグビー」「藪睨み武勇伝」のヴィクター・マクラグレンで、「ミイラ再生」「魔の家(1932)」のボリス・カーロフ、「三角の月」「ビッグ・ゲージ」のウォーレス・フォード、「昨日」「カイロの一夜」のレジノルド・デニー、「流れる青空」のJ・M・ケリガン、「青白い瞼」のダグラス・ウォルトン、アラン・ヘール、ブランドン・ハースト、ビリー・ビーヴァン等が助演している。
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  • 恐怖城

    制作年: 1932
    ヴィクター・ホルベリンが監督し、エドワード・ホルベリンが製作したホルベリン 作品で、ギャレット・ウェストンが原作脚色し、アーサー・マーティネリが撮影に当たったもの。主演するは「魔人ドラキュラ」「黒い駱駝」のベラ・ルゴシで、「地の極みまで」「電話姫」のマッジ・ベラミー、「盛り場の大蜘蛛」のジョン・ハロン、ジョセフ・カウソーン、ロバート・フレイザー、ブランドン・ハースト等が助演している。
  • シャーロック・ホームズ(1932)

    制作年: 1932
    「第一年」「国境の狼」のウィリアム・K・ハワードが監督した映画で、アーサー・コナン・ドイル作の物語によって、パール・ホワイト主演の連続映画の脚色者と知られたバートラム・ミルハウザーが脚色した。主役はパラマウント映画「シャーロック・ホームズ(1929)」に主演したクライヴ・ブルックが勤め、英国劇壇から来た新進のミリアム・ジョーダンが相手役で、「男性の血潮」「メリケン押切帳」のアーネスト・トーレンス、「戦く幻影」「令女学」のアラン・モーブレイ、レジナルド・オーウェン、ハワード・リーズ、スタンレー・フィールズ、ハーバート・マンディン、ロイ・ダルシー等が助演。キャメラは「街の風景」「地獄のサーカス」のジョージ・バーンズの担任である。
  • モルグ街の殺人

    制作年: 1932
    エドガー・アラン・ポーの有名な小説から題材を得て映画にしたもので脚色には「東は西」のトム・リードと「トレイダ・ホーン(1931)」のデール・ヴァン・エヴリーがあたり、監督は「ココナッツ」「青宵パリ合戦」のロバート・フローリーが受持ち、「新聞街の殺人」のカール・フロイントが撮影した。主なる出演者は「魔人ドラキュラ」のベラ・ルゴシ、新進のシドニー・フォックス、レオン・ウェイコフ、バート・ローチ、ノーブル・ジョンソン、ブランドン・ハーストなどである。
  • 親爺は若い

    制作年: 1931
    「愉快な武士道」「巴里見る可し」と同じく・ウィル・ロジャース主演する映画。ジョージ・エイドの筆になる原作を基に「再生の港」のエドウィン・バークが脚色し、「我が心の歌(1930)」「リリオム」のフランク・ボーゼージが監督したもので助演者は「各国の女」「妾は貴方のものなのよ」のフィフィ・ドルセイをはじめ「霊と肉」のドナルド・ディラウェイ、「大海の底」テラレンス・レイ、ルシアン・リトルフィールド、ルシル・ブラウン、ロザリー・ローイ、ジョン・T・マレイなど、カメラは「我が心の歌(1930)」「リリオム」のチェスター・ライオンズが担当。
  • 愉快な武士道

    制作年: 1931
    かつて映画化されたことのあるマーク・トウェイン作の諧謔小説をトーキー化したもので「巴里見るべし」のウィル・ロジャースが主演する映画である。「寝巻」「モガ地獄」のウィリアム・コンセルマンが脚色台詞を書き「友愛天国」「サニー・サイド・アップ」のデイヴィッド・バトラーが監督し、「女給時代」「サニー・サイド・アップ」のアーネスト・パーマーが撮影した。助演者は「我が心の歌(1930)」のモーリン・オサリヴァン、「叛逆者」のマーナ・ローイ、「最後の一人」のフランク・アルバートソン、往年無声映画時代のスターたりしウィリアム・ファーナム、「友愛天国」のブランドン・ハースト、「海の狼(1930)」のミッチェル・ハリス等である。
  • 友愛天国

    制作年: 1930
    「サニー・サイド・アップ」とおなじくジャネット・ゲイナーとチャールズ・ファーレルとが主演し、デイヴィッド・バトラーが監督した映画で、原作はダナ・バーネットの筆になり、「ドノヴァン」「空の王者」のハワード・J・グリーンが脚色及び台詞をつけた。助演者として「ハッピイ・デイス」の老ウィリアム・コリヤー「浮気成金」「七つの鍵」のルシアン・リトルフィールド、「ブロードウェイ黄金時代」「尖端一目惚れ」のルイズ・ファゼンダ、「娘乱暴記」「ケンタッキーの唄」のヘッダ・ホッパー、「ツェッペリン倫敦襲撃」のジョイス・コンプトン、「巴里見るべし」のグレゴリー・ゲイ等が出演。カメラは「ホリウッド結婚」「躍るカレッジ」のチャールズ・ヴァン・エンジャーが担任している。
  • グリーン家の惨劇

    制作年: 1929
    「カナリヤ殺人事件」と同じくS・S・ヴァン・ダイン作の探偵小説を映画化したもので、主役フィロ・バンス、ヒース探偵、マーカム検事にはそれぞれウィリアム・パウエル氏、ユージーン・バレット氏、E・H・カルヴァート氏が再び扮している。その他主要なる役を勤めるのは「カナリヤ殺人事件」「フーマンチュウ博士の秘密」のジーン・アーサー嬢、「撮影所殺人事件」のフローレンス・エルドリッチ嬢、ウルフリッヒ・ハウプト氏、「ウォール街の狼」のブランドン・ハースト氏、モーガン・ファーレイ氏、オーガスタ・ブルマイスター嬢等である。監督は「撮影所殺人事件」「魔の家(1928)」のフランク・タトル氏で、「暴力団(1928)」「新聞記者」のバートレット・コーマック氏が原作小説を映画向きに改作しかつ台詞を執筆し、「コンサート」「都会の幻想」と同じくルイズ・ロング女史が脚色した。撮影は「サンダーボルト(1929)」「裏切者」のヘンリー・ジェラード氏が担任している。
  • 心に秘めて

    制作年: 1929
    「愛欲の人魚」の次に製作されたビリー・ダヴ嬢主演映画で、ゾー・エイキンス女史作の舞台劇より「サタンの嘆き」「情炎の美姫」のフォレスト・ハルシー氏が脚色し、「トロイ情史」「ゴンドラの歌」のアレクサンダー・コルダ氏が監督した作品。撮影は「我等の海」「黄金の世界へ」のジョン・サイツ氏。助演者には「ジョアンの嘆き」「ゴリラ(1927)」のウォルター・ビジョン氏、「彼と女優」「疑惑の渦」のホームズ・ハーバート氏、「ドン・ファン(1926)」のモンタギュー・ラヴ氏の他にザズ・ビッツ嬢、セルマ・トッド嬢、プランドン・ハースト氏等がある。
  • ウォール街の狼

    制作年: 1929
    「ニューヨークの波止場」に次ぐジョージ・バンクロフト氏主演映画で、「試験結婚」「モダン十戒」等を脚色したドリス・アンダーソン女史が執筆した台本により「希望の船」「三罪人」「女優情史」のロウランド・ヴィー・リー氏が監督した。助演者は「ニューヨークの波止場」「忘れられた顔(1928)」のオルガ・バクラノヴァ嬢、「アビーの白薔薇」「マンハッタン・カクテル」のナンシー・キャロル嬢、「マンハッタン・カクテル」「スペインの花」のポール・ルーカス氏等で、ブランドン・ハースト氏、アーサー・ランキン氏等も出演している。、カメラマンは「父と子」「女優情史」等のヴィクター・ミルナー氏。
  • ニューズ前進曲

    制作年: 1928
    「青春謳歌」に次ぐデイヴィッド・バトラー氏監督作品で、前作品と同じくニック・スチュアート氏とサリー・フィップス嬢とが主演している。原作を書いたのはフォックス付きの作者ウィリアム・コンセルマン氏と監督者バトラー氏自らとの2人で、バーネット・ハーシェイ氏がそれを脚色した。「モガ地獄」「四人の息子(1928)」出演のアール・フォックス氏、ブランドン・ハースト氏等が助演する。
  • 都会の幻想

    制作年: 1928
    ローランド・バートウィー氏とハロルド・ディーアドン氏との合作舞台劇を映画化したものでホープ・ロアリング女史が改作し、ルイズ・ロング女史が台本を執筆し、「燃える唇」「一夜の秘密」と同じくロタール・メンデス氏が監督した。出演者は「暗黒街」「非常線(1928)」のイヴリン・プレント嬢、「忘れられた顔(1928)」「暗黒街」のクライヴ・ブルック氏、「忘れられた顔」「非常線(1928)」のウィリアム・パウエル氏並びに「巨人の谷」「鉄腕の男」のドリス・ケニヨン嬢、「笑う男」のブランドン・ハースト氏という腕利き揃いである。撮影は「人生の乞食」「暗黒街の女(1928)」のヘンリー・ジェラード氏。
  • 笑う男

    制作年: 1928
    フランス文豪ヴィクトル・ユーゴーの長編名作「笑う男」の映画化で、「支那の鸚鵡」「言論の自由」等を脚色したJ・クラブ・アレキサンダー氏が映画改作並びに撮影台本作成を行い、「支那の鸚鵡」「猫とカナリヤ」と同じくポール・レニ氏が監督した。主役は「ある男の過去」「芸術と手術」等出演のコンラート・ファイト氏と「君が為め命捧げん」「オペラの怪人(1925)」等出演のメアリー・フィルビン嬢との2人で、これを助けて「罪の街」出演のオルガ・バクラノヴァ嬢、最近物故したジョージ・シーグマン氏、サム・ド・グラッス氏、チェザーレ・グラヴィナ氏、スチュアート・ホームズ氏、等が出演している。
  • 青春謳歌

    制作年: 1927
    フォックス物の原作や脚色を多く書いているウィリアム・コンセルマン氏と「第七天国(1927)」その他に出演していたデイヴィッド・バトラー氏とが書卸したストーリーを、シートン・I・ミラー氏が脚色し、デイヴィッド・バトラー氏自身が監督した映画。出演者は一九二七年度のワムパス・スターで「お針娘バーサ」に出演のサリー・フィップス嬢、新進のニック・スチュアート氏、ジョン・ダーロウ氏、ウェード・ボトラー氏、デイヴィッド・ローリンス氏、ブランドン・ハースト氏等で、そのほか例のチャールズ・パドック氏も顔を見せている。
  • アンニー・ローリー

    制作年: 1927
    「憧れの水兵」「センチメンタル・トミー」等と同じくジョン・S・ロバートソン監督作品で、良き協力者ジョセフィン・ラヴェットが、有名な歌「アニー・ローリー」にヒントを得て脚本を執筆したもの。主役は「ラ・ボエーム」「真紅の文字」のリリアン・ギッシュ、「君が為め命捧げん」「西空の下に」のノーマン・ケリーが相手役を演じ、「猫とカナリヤ」のクレイトン・ヘール、ジョセフ・ストライカー、ホバート・ボスウォース、パトリシア・エイヴリー、ラッセル・シンプソン、ブランドン・ハーストらが助演する。
  • アンナ・カレーニナ(1927)

    制作年: 1927
    「肉体と悪魔」に次ぐグレタ・ガルボとジョン・ギルバートとの共演映画でロシア文豪トルストイの代表作「アンナ・カレーニナ」から「コサック(1928)」「熱砂の舞」のフランセス・マリオンが脚本を手がける。監督は「パリ」「三人の踊子」のエドモンド・グールディング。共演はジョージ・フォーセット氏、エミリー・フィッツローイ、プランドン・ハースト、フィリップ・デラシー等。撮影は「世界に次ぐ」のウィリアム・ダニエルス。
  • 紳士

    制作年: 1926
    ジェフリー・ファーノル氏作小説をリリー・ヘイワード女史が脚色し「海行く恋」「蜂雀」等と同じくシドニー・オルコット氏が監督したもので、主役は「美しの都」「憧れの水兵」等主演のリチャード・パーセルメス氏が演じ、相手役は新進のドロシー・ダンバー嬢が勤め、「奔流天に騰る」出演のガードナー・ジェームズ氏を始め、ナイジェル・バリー氏、ブランドン・ハースト氏、ジョン・ミルジャン氏等が助演している。
  • ハレムの貴婦人

    制作年: 1926
    ジェームズ・エルローイ・フレツカー氏作の舞台劇「ハツサン」を映画化したものでジェームズ・テイー・オドノホウ氏が脚色し、「漂泊い人」「スエズの東」等と同じくラウール・ウオルシュ氏が監督した。主演俳優も「漂泊い人」に共演したアーネスト・トーレンス氏、グレタ・ニッセン嬢、ウィリアム・コリアー・ジュニア氏等の顔合わせで、ウイズ・ファゼンダ嬢、アンドレ・ド・ベランジェ氏、上山草人氏、ブランドン・ハースト氏、チェスター・コンクリン氏、スニッツ・エドワーズ氏が助演している。
  • 噴火山

    制作年: 1926
    「娘十八運動狂」「お転婆スーザン」等と同じくビービー・ダニエルス嬢の主演映画で監督は「轟く天地」「西部の星影(1925)」のウィリアム・K・ハワード氏。ローレンス・エーア氏作の舞台劇「マルティニク」に基づいてバーナード・マッコンヴィル氏が脚色した。ダニエルス嬢の相手役は「駅馬車(1925)」「眠らぬ街」等出演のリカルド・コルテス氏が勤め、ウォーレス・ビアリー氏、アーサー・エドモンド・カリュー氏、デール・フラー嬢、ブランドン・ハースト氏、スニッツ・エドワーヅ氏等が助演している。
  • 雨を呼ぶ男

    制作年: 1926
    ジェラルド・ポーモン氏作の雑誌連載小説に基づいてホープ・ロアリング女史とルイス・D・ライトン氏とが脚色し「南北勇腕比べ」「黄金洪水」等と同じくクラレンス・G・バッジャー氏が監督したもので、「漂白い人」「狂乱船」等出演のウィルアム・コリアー氏、「黄金狂時代」「救いを求むる人々」出演のジョージア・ヘール嬢、「漂白い人」「駅馬車(1925)」等出演のアーネスト・トーレンス氏等が主演し、プランドン・ハースト氏、トム・ウィルソン氏、マーサ・トマック嬢が助演している。
  • 在りし日

    制作年: 1925
    マーティン・ブラウンの戯曲に基づき「秘密」と同じく「ステラ・ダラス(1925)」「熱砂の舞」等のフランシス・マリオンの脚色、「なまけ者」「第七天国(1927)」等のフランク・ボーゼージの監督、「お転婆キキー(1926)」「椿姫(1927)」等のノーマ・タルマッジの主演という良いトリオからなる映画である。相手役はウォーレス・マクドナルドで、そのほかブランドン・ハースト、ポーレット・デュヴァル、マーガレット・セドン、ジョージ・ハッカソーン、マーク・マクダーモット、監督として知られているアルフ・グールディングなどが出演している。
  • バグダッドの盗賊(1924)

    制作年: 1924
    ダグラス・フェアーバンクス氏が「フォビン・フッド」の次に製作した大作で、アラビアン・ナイトの物語に基づいてエルトン・トーマス氏が原作を書き、ロッタ・ウッズ氏が脚色し「世界を敵として」「女は誓いぬ」等監督したラウール・ウォルシュ氏が招かれて監督の任にあたった。相手役は新進のジュランヌ・ジョンストン嬢、我が国の上山草人、南部邦彦両氏、コマント嬢(ペルシャ王子に扮す)、その他日独人のハーフで詩人のハートマン定吉氏、獰猛なノーブル・ジョンソン氏、中国人の女優アンナ・メイ・ウォン嬢等である。お伽噺式のファンタジーで、リアリズム全盛の米国映画界に大きな波紋を投げた大作品である。
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  • 恋の舞台姿

    制作年: 1924
    パリ劇壇で作者としても俳優としても名声あるサッシャ・ギトリー氏作の舞台劇に基づきドロシー・ファーナム女史が脚色し、「ボー・ブラムメル」「恋の逢瀬」等と同じくハリー・ボーモン氏が監督したものである。主役は「父を呼ぶ声」「結婚哲学」等と同じくモント・ブルー氏とマリー・プレヴォー嬢でウィラード・ルイス氏、カールトン・ミラー氏、ウィニフレド・ブライスン嬢、ブランドン・ハースト氏等が助演している。
  • 恋の人形

    制作年: 1924
    「乗合馬車」「異郷の露」等と同じくジョゼフ・ハーゲンマー氏の小説から「ユーモレスク(1920)」「楽園の盗賊」等と同じくフランセス・マリオン女史が脚色し「キック・イン」「楽園の盗賊」等のジョージ・フィッツモーリス氏が監督したもので、俳優は「大界へ挑戦」等出演のアルマ・ルーベンス嬢「女房はお徳に候」等出演のルイス・ストーン氏「オペラの怪人(1925)」等出演のノーマン・ケリー氏「淋しき灯台守」等出演のアイリーン・リッチ嬢の腕比べで、その他「鵞鳥を飼う女」等出演のコンスタンス・ベネット嬢やブランドン・ハースト氏等も出演する。
  • 死の勝利

    制作年: 1923
    チャールズ・ファースマン氏の原作をウィリアム・パーク氏が監督したもので、主役は「燃ゆる砂」「赤ん坊悪魔」等出演のミルトン・シルス氏で相手役はクレア・アダムス嬢である。
  • ノートルダムの傴僂男(1923)

    制作年: 1923
    ヴィクトル・ユーゴー作の『ノートルダム・ド・パリ』を改作映画化したもので、パラマウントの「姿なき男」などを監督したウォーレス・ウォースリーが製作したものである。ユーゴーの描き出した、耳が聞こえず隻眼でしかもこの世のものとは思われぬ怪奇醜悪な容貌を持っているノートルダム寺院の鐘楼守カジモドと呼ばれる傴僂男には、そうした特異の役柄を最も得意とするロン・チャニーが扮し、この他「我が恋せし乙女」出演のパッシー・ルス・ミラー、「メアリー・ゴー・ラウンド」出演のケリー、「焼け爛れし翼」「男子怒れば」等出演のアーネスト・トーレンス、その他レイモンド・ハットン、タリー・マーシャル、グラディス・ブロックウェルなど、粒揃いの俳優を集めている。ユーゴーの原作とはだいぶ異なっているがアメリカ製作映画としては免れ得ざるところというべく兎に角セットといい、規模といい、また内容といい、期待するに足るべき大作品である。
  • ジェキル博士とハイド氏(1920)

    制作年: 1920
    文豪ロバート・ルイス・スティーヴンソン氏である。人の霊魂には善悪両様があるといういわゆる二重人格を取り扱った氏の説に基づき、ジョン・バリモア氏の明確なる演出によって深い印象を与えられる。感情と心理の表現に巧みなるバリモア氏の演出を、死せる作者のスティヴンソン氏が見たら恐らくは歓喜の声を挙げるであろうとまで言われている。「良妻賢母」を監督したジョン・S・ロバートソン氏の監督で、バリモア氏の相手は名女優マーサ・マンスフィールド嬢である。バリモア氏の円熟した技芸の閃きを期待すべきであろう。
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