デレク・ジャーマンの関連作品 / Related Work

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  • グリッターバグ/デレク・ジャーマン1970-1986

    制作年: 1994
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • 記憶の彼方へ デレク・ジャーマン ラスト・インタヴュー

    制作年: 1993
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • BLUE(1993)

    制作年: 1993
    94年2月にエイズで死去した映画作家デレク・ジャーマンの遺作。画家イヴ・クラインに触発されたブルーのみの映像が続く中、青についての随想と詩、そしてジャーマンが入院中に書いたエイズとの闘病についての随想が、ナレーションで語られる。日本公開に当たり、青一色の映像という監督の意図をより尊重した字幕スーパーのないプリントも上映された。製作はジェームズ・マッケイと「ヴィトゲンシュタイン」の浅井隆。音楽は、ジャーマンとは「エドワードII」など4作でもコンビを組んだサイモン・フィッシャー・ターナーで、ブライアン・イーノ、モーマス、ヴィニ・ライリー、ミランダ・セックス・ガーデン、コイルなど全20組のアーティストの曲が挿入されている。ナレーションはジャーマンと、「ヴィトゲンシュタイン」のジョン・クェンティン、「カラヴァッジオ」のナイジェル・テリー、「エドワードII」のティルダ・スウィントン。
  • ヴィトゲンシュタイン

    制作年: 1993
    20世紀最大の哲学者のひとり、ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの波乱に満ちた生涯とその思想を、独特の視点で描いた伝記映画。監督は94年2月にエイズで死去した「ザ・ガーデン」「エドワードII」のデレク・ジャーマンで、彼の最後の劇映画となった。脚本は、ジャーマンとオックスフォード大教授で作家のテリー・イーグルトン、ケン・バトラーの共同。製作はマリク・アリ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・ガーデン」の浅井隆と、ベン・ギブソン。撮影はジェームズ・ウェランド、音楽はジャン・レイザム・ケーニッグ。主演は、ジャーマン監督作「テンペスト」にも出演したカール・ジョンソン。共演は「バットマン」のマイケル・ガウ、ジャーマン作品の常連ティルダ・スウィントンほか。
  • エドワードII

    制作年: 1991
    シェークスピアと並び称される英国の作家クリストファー・マーロウの戯曲の映画化。ゲイの恋人とともに迫害されていく悲劇の王の姿を描く。監督・脚本は「ザ・ガーデン」のデレク・ジャーマン、製作はスティーヴ・クラーク・ホールとアントニー・ルート、エグゼクティヴ・プロデューサーは「カラヴァッジオ」のサラ・ラドクリフとサイモン・カーティスと「ザ・ガーデン」の浅井隆、共同脚本はステファン・マクブライドとケン・バトラー、撮影は「エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海」のイアン・ウィルソン、音楽は「アンモナイトのささやきを聞いた」のサイモン・フィッシャー・ターナーが担当。
  • ザ・ガーデン

    制作年: 1990
    イギリスの海岸沿いの小さな町の風景を中心に展開するイメージ・フィルム。エグゼクティヴ・プロデューサーはアラン・フォンテン、浅井隆、ダグマー・ベンケ、製作はジェームズ・マッケイ、監督は「ラスト・オブ・イングランド」のデレク・ジャーマン、撮影はクリストファー・ヒューズ、音楽はサイモン・ターナーが担当。出演はティルダ・スウィントン、ロジャー・クックほか。
  • ウォー・レクイエム

    制作年: 1989
    イギリスを代表する音楽家ベンジャミン・ブリテンの曲「ウォー・レクイエム」にのせて、デレク・ジャーマンが映像美で綴ったオペラ映画。本作に使われているのはブリテン自身の作曲・指揮によるロンドン交響楽団演奏のもので、ブリテンの生涯に渡るパートナーであるピーター・ピアーズがテノールを担当。そして、ソプラノにはガリーナ・ヴィシネフスカヤ、バリトンにディートリヒ・フィッシャー・ディースカウという三人の歌手を起用している。主演は「カラヴァッジオ」以来、ジャーマン作品には欠かせない存在となったティルダ・スウィントン。
  • You Know What I Mean

    制作年: 1989
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • ラスト・オブ・イングランド

    制作年: 1987
    廃墟、ホモセクシャル、ドラッグ、核戦争、テロ、暴力、難民、恋、個人の記憶と死、社会の歴史と殺戮といったイメージをドキュメンタリー・タッチで描いてゆく。製作はジェームズ・マッケイとドン・ボイド、監督は「アリア」のデレク・ジャーマン、撮影はジャーマンとクリストファー・ヒューズ、ケリス・ウィン・エヴァンス、リチャード・ヘスロプが担当。出演はティルダ・スウィントン、スペンサー・レイほか。ナレーションはナイジェル・テリーが担当。作品はジャーマンの自室で夜間に撮影された部分、ロンドンやリヴァプール市街の廃墟で撮影された部分、28年から53年にかけてジャーマンの両親や祖父によって撮影されたホーム・ムーヴィーからなる部分、そして恋人たち(ティルダ・スウィントンとスペンサー・レイ)のいる近未来のイメージの世界という4つの要素によって構成されている。
  • アリア(1987)

    制作年: 1987
    世界有数の音楽家によるアリアを10人の監督たちがそれぞれ自分のテーマにそって選んで描いた10篇から成るオムニバス映画。製作はすべてドン・ボイド。 〈仮面舞踏会〉ヴェルディ作曲のメロドラマ・オペラ。監督は「マリリンとアインシュタイン」のニコラス・ローグ、撮影はハーヴェイ・ハリソン、編集はトニー・ローソンが担当。出演はテレサ・ラッセルほか。 〈運命の力〉ヴェルディの宗教的な作品をチャールズ・スターリッジが監督。撮影はゲイル・タタソール、編集はマシュー・ロングフェローが担当。出演はニコラ・スウェイン、ジャック・カイルほか。 〈アルミードとルノー〉フランスの十字軍の騎士ルノーとアルミードの運命を歌ったリュリーのアリアを「ゴダールの探偵」のジャン・リュック・ゴダールが監督。撮影はカロリーヌ・シャンペティエ、編集はゴダール。出演はマリオン・ピーターソン、ヴァレリー・アランほか。 〈リゴレット〉放埒な公爵に娘をもてあそばれた道化師リゴレットの復讐を描いたヴェルディのヒット・オペラをジュリアン・テンプルが監督。撮影はオリヴァー・ステイプルトン、編集はネール・アブラムソンが担当。出演はバック・ヘンリー、アニタ・モリスほか。 〈死の都〉亡き妻の幻に縛られている男をテーマにしたコルンゴルトのアリアをブルース・ベレスフォードが監督。撮影はダンテ・スピノッティ、編集はマリー・テレーズ・ボワシュ、美術はアンドリュー・マッカルパインが担当。出演はエリザベス・ハーレイほか。 〈アバリス〉ラモーのアリアを「フール・フォア・ラブ」のロバート・アルトマンが監督。撮影はピエール・ミニョー、編集はアルトマン、美術はスティーヴン・アルトマンが担当。出演はジュリー・ハガティ、ジュヌヴィエーヴ・パージュほか。 〈トゥーランドット〉中国の皇帝トゥーランドットをテーマにしたプッチーニのアリアを「狂えるメサイア」のケン・ラッセルが監督。撮影はガブリエル・ベリスタイン、編集はマイケル・ブラッドセルが担当。出演はリンジ・ドリュー、アンドレアス・ウィスニュースキーほか。 〈ルイーズ〉シャルパンティエのアリアを「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマンが監督。撮影はマイク・サウソン、編集はピーター・カートライト、アンガス・クックが担当。出演はティルダ・スウィントンほか。 〈道化師〉レオンカヴァルロのアリアをビル・ブライドンが監督。撮影はガブリエル・ベリスタイン、編集はマリー・テレーズ・ボワシュが担当。出演はジョン・ハートほか。
  • カラヴァッジオ

    制作年: 1986
    バロック期の実在の画家ミケランジェロ・メリシ・カラヴァッジオの姿を描く。製作はサラ・ラドクリフ、監督・脚本は「エンジェリック・カンバセーション」のデレク・ジャーマン、撮影はガブリエル・ベリスタイン、音楽はサイモン・フィッシャー・ターナー、編集はジョージ・エイカーズが担当。出演はナイジェル・テリーほか。
  • エンジェリック・カンヴァセーション

    制作年: 1985
    独特の映像と音によって繰り広げられるイメージ・フィルム。「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマンの日本初紹介作品。製作はジェームズ・マッケイ、監督・撮影はデレク・ジャーマン、編集はケリス・ウィン・エヴァンス、ピーター・カートライト、音楽はコイルがそれぞれ担当。出演はポール・レイノルズ、フィリップ・ウィリアムソン、デイヴ・ベイビー、ティモシー・バークほか。廃墟の窓辺に始まり、岩場、洞窟、泉、炎、ホモセクシュアルの男たち、庭園といった映像が次々に映し出される。その映像は動きが静止画像に分解されたストロボ・スタイルで、それは初めに8ミリで撮影され、ビデオ、35ミリへと転換された。それに、ジュディ・デンチによるウィリアム・シェークスピアのソネットの朗読が重なる。日本版字幕なし。
  • ドリーム・マシン(1984)

    制作年: 1984
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • パイレイト・テープ

    制作年: 1983
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • TG サイキック・ラリー・イン・ヘブン

    制作年: 1981
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・サン

    制作年: 1980
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • テンペスト(1979)

    制作年: 1979
    ウィリアム・シェイクスピアの『シムベリーン』『冬物語』とともに伝奇劇の一つであり、最後の作品とされている同名原作の映画化。製作総指揮は「アリア」のドン・ボイド、製作はガイ・フォードとモーディカイ・シュライバー。監督・脚本は「アリア」(第九話を担当)のデレク・ジャーマン、撮影はピーター・ミドルトン、編集はレスリー・ウォーカーとアネット・ダルトン、プロダクション・デザインはヨランダ・ソナベント、美術はイアン・ホイッティカーとスティーヴン・メヒー、音楽・電子音はウェイヴメイカー、ダンス音楽はジョージ・サムファーが担当。出演はヒースコート・ウィリアムス、トーヤ・ウィルコックスほか。
  • ブロークン・イングリッシュ(1979)

    制作年: 1979
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • ジュビリー

    制作年: 1978
    イギリスのエリザベス一世が魔術師によって送り出された未来の旅の模様を描く。「ジュビリー」とはカトリックにおける50年ごとの聖年をさし、一般的には50年祭、祝典などの意味を持つ。監督は脚本も兼ねる「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマン。製作はハワード・マリンと共同脚本も兼ねているジェームズ・ウォーリー、撮影はピーター・ミドルトンが担当。出演はジェニー・ラナカー、ジョーダンほか。
  • スロウン・スクエア

    制作年: 1978
    94年にエイズで世を去ったイギリスの異才監督デレク・ジャーマンの回顧展。90年のデレク・ジャーマン映画祭はじめ、以前にも何度か上映された作品に、アンソロジー1本、ドキュメンタリー2本を加え、ほとんどの作品が上映された。なお、ここでは便宜上、50音順に列挙。
  • セバスチャン

    制作年: 1976
    古くはマンテーニャやポライヴォロらルネッサンス期のイタリアの画家たち、時代は下ってロシアのモダン・ダンサーのアイダ・ルビンスタイン、さらに日本の作家・三島由起夫までが魅せられたギリシャ悲劇『サン・セバスチャンの悲劇』に材を採り、そのホモセクシュアリティを追求した解釈でセンセーションを呼んだゲイ・ムービー。「狂えるメサイア」「肉体の悪魔」の美術監督ととして映画界入りし、「エドワードII」「ヴィトゲンシュタイン」などの代表作を残して94年2月に死去したデレク・ジャーマンが、ポール・ハンフレスとの共同で監督デビューを飾った一編。スローモーションを多用し、幾つものカットを積み重ねて男の裸体を描く演出など、後のジャーマン作品に顕著な手法が既に伺える。また、英語を一切使用せず、ラテン語のみが使われている。脚本はジェームズ・ウォーリーとジャーマンの共同。製作はハワード・マリンとウォーリ、撮影はピーター・ミドルトン。音楽は、73年にロックグループのロキシー・ミュージックを独立して以来、ソロ、プロデュースと常にUKロックシーンで活躍するブライアン・イーノ。また、本作で重要な位置を占める振付と踊りは、62年に自己のグループ、リンゼイ・ケンプ・カンパニーを結成以来、現代ダンスの第一人者として旺盛な活動を続けるリンゼイ・ケンプと彼のグループが担当。
  • 狂えるメサイア

    制作年: 1972
    第一次世界大戦により23歳の若さでこの世を去った天才画家・彫刻家アンリ・ゴーディエの伝記映画。監督はBBCTV時代の作品から映画まで、数多くの芸術家の伝記を、独自の切り口で描きつづけているケン・ラッセル。製作はラッセルとハリー・ベン。H・S・エドの原作を脚色したのはクリストファー・ローグ。撮影はディック・ブッシュ、美術はジョージ・ラーク、装飾は今や“ブリティッシュ・ニュー・ウェーヴ”の代表監督として知られるデレク・ジャーマン、音楽はマイケル・ガレット、編集はマイケル・ブラッドセルがそれぞれ担当。出演はスコット・アントニー・舞台出身の演技派ドロシー・テューティン、本作品が映画初出演となったイギリス演劇界の寵児リンゼイ・ケンプ、ほかにへレン・ミレン、マイケル・ガウ、エリナー・ファザンなど。
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