マリー・ベルの関連作品 / Related Work

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  • 熊座の淡き星影

    ギリシャ悲劇のエレクトラとオレステスの伝説を下敷にして第二次大戦中のイタリアの小都市を舞台に、姉と弟のミステリアスな関係を描く。題名はジャコモ・レオパルディの詩『回想』の一節。65年ベネチア映画祭でグランプリとチネマ・ヌーボ賞を受賞している。監督はルキノ・ヴィスコンティ、製作はフランコ・クリスタルディ、脚本・原案はヴィスコンティの他にスーゾ・チェッキ・ダミーコとエンリコ・メディオーリの共同。撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はセザール・フランク(1822~90)の「前奏曲、コラールとフーガ」が使われている。出演はクラウディア・カルディナーレ、ジャン・ソレル、マイケル・クレイグ、レンツォ・リッチなど。
  • いっちょう頂き

    フェリシアン・マルソーの舞台劇を原作にロベール・トマが脚色・監督した。撮影はロジェ・ユベール、音楽はレイモン・ル・セネシャルが担当。出演は「マンハッタンの哀愁」のアニー・ジラルド、「ハタリ!」のジェラール・ブラン、「スエーデンの城」のジャン・クロード・ブリアリのほかマリー・ベル、ベルナール・ブリエなど。製作はアンドレ・アキム。
  • 外人部隊(1933)

    在仏時代に「雪崩」「カルメン(1926)」等を作り渡米後「接吻」「あけぼの」等を作ったジャック・フェーデが帰仏してからの第一回の監督作品で脚本はフェーデ自身が「父帰らず」のシャルル・スパークと協力して書き下ろしたものである。主演者はコメディー・フランセーズ座附きのマリー・ベルと舞台出のピエール・リシャール・ウィルムとの二人であるが、これを助けて「素晴らしき嘘」のフランソワーズ・ロゼーとフランス劇団の一方の雄ジョルジュ・ピトエフとの二人が重要な役を務めて出演する。その他の出演者は「秘密の家」のシャルル・ヴァネル、「バラライカ」のネストル・アリアニ、「商船テナシチー」のピエール・ラルケ、カミーユ・ベール、レヴュー女優のリーヌ・クレヴェルス、など。撮影は「レイ・シャルマン」のハリー・ストラドリングとモーリス・フォルステルの二人が担任、音楽は「クウレ・ワムペ」のハンス・アイスラーが担任した。セットは「巴里祭」「自由を我等に」と同じくラザール・メールソン。
  • 舞踏会の手帖

    「シュヴァリエの流行児」「望郷(1937)」に次ぐジュリアン・デュヴィヴィエ作品で、彼自ら脚本を書卸したものである。但し台詞は「或る映画監督の一生」のアンリ・ジャンソンがジャン・サルマン及び「女だけの都」のベルナール・ジンメルの協力を得て書いている。出演者は「外人部隊(1933)」のマリー・ベル、「巨人ゴーレム(1936)」のアリ・ボール、「生けるパスカル(1936)」のピエール・ブランシャール、「女だけの都」のルイ・ジューヴェ、「南方飛行」のピエール・リシャール・ウィルム、「ミモザ館」のフランソワーズ・ロゼー、「沐浴」のフェルナンデル、我国には初紹介の名優レイミュという素晴らしい顔触れで、助演者も「シュヴァリエの流行児」のロベール・リナン、「上から下まで」のミリー・マチス、「罪と罰(1936)」のシルヴィー、「どん底」のジェナン、「生けるパスカル(1935)」のアルコヴェー、新顔のベナール等が競演している。キャメラは「赤ちゃん」のミシェル・ケルベがアゴスチニ、レヴァンと共に担任、装置は「リリオム」のポール・コランのデザインによってセルジュ・ピメノフ及びドゥーアルニヨンが設計した。音楽は「巴里祭」「最後の億万長者」のモーリス・ジョーベールが作曲している。
  • 幻の馬車

    「グレート・ワルツ」、の「人生の終」に次ぐジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品で、セルマ・ラーゲレーヴ作小説『死神の馭者』に基づいてデュヴィヴィエ自ら脚本を書き、台詞は「ドン・キホーテ(1933)」と同じくアレクサンドル・アルヌーが執筆した。出演俳優は「大いなる幻影」「椿姫(1934)」のピエール・フレネー、「舞踏会の手帖」「外人部隊(1933)」のマリー・ベル、「舞踏会の手帖」「フロウ氏の犯罪」のルイ・ジューヴェ、新人ミシュリーヌ・フランセイ、「背信」「禁男の家」のヴァランティーヌ・テシエ、「イレ・シャルマン」で子役だったジャン・メルカントン、新人アリアーヌ・ボルグ、「憧れの君よ」のアンリ・ナッシェ、「南方飛行」のアレクサンダー・リニョオ、「ゴルゴダの丘」のロベール・ル・ヴィギャン、「フロウ氏の犯罪」のミラ・パレリー、「どん底」のジェナン其の他である。音楽は「ドン・キホーテ(1933)」「ゴルゴダの丘」のジャック・イベール、撮影は「望郷(1937)」「我等の仲間」のジュール・クリュージェが、セットは「望郷(1937)」「地の果てを行く」のジャック・クロースがそれぞれ担当している。なお、同原作はヴィクトル・シェーストレムにより、1920年に「霊魂の不滅」のタイトルで映画化されている。
  • 装へる夜

    「外人部隊(1933)」のマリー・ベルとかつて「カルメン(1926)」「嘆きのピエロ」に出演したジャン・ミュラーとが主演する映画で、「アッシャー家の末裔」と同じくジャン・エプスタンが監督した作品。原作は「帝王の道」と同じくピエール・フロンデェの小説である。助演者は「婦人に御給仕」に出演したイギリス俳優の故ジョージ・グロスミスを始めとして「にんじん」「モンパルナスの夜」のルイ・ゴーチエ、ガストン・モージェエ、など。撮影には「にんじん」「商船テナシチー」のアルマン・ティラールを主に、ジョゼフ・バルトが協力して当たり、作曲は「白き処女地」「商船テナシチー」のジャン・ヴィーネが行った。
  • 巴里(1924)

    フランス現代小説家として著名なピエール・アンプ氏が映画の為に特に書卸した脚本によりルネ・ジャンヌ氏が撮影台本を作り、古顔の監督ルネ・エルヴィル氏--「呪の瀧」は氏の作品--が監督したフィルム・ダアル映画である。主役は「ヴィドック」に出演した新進花形ドリー・デイヴィス嬢と同じく新進のルイ・アリベール氏で、「過ぎゆく影」出演のアンリ・クロース氏、「シラノ・ドウ・ベルジュラック」出演のピエール・マニエ氏、「三銃士」出演のガストン・ジャッケ氏、初御目見得のジャックリーヌ・フォルザーヌ嬢等が助演し、その他「隣の娘」出演のジャン・ドヴァルド氏、コメディ・フランセーズ座付のマリー・ベル嬢出演。無声。
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