ロベール・ドルフマンの関連作品 / Related Work

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  • ラ・カリファ

    テーマ曲をエンニオ・モリコーネが手がけ、「追想」のロミー・シュナイダーが許されぬ恋におちる女性を体当たりで演じた社会派メロドラマを日本初公開。ストライキで混乱するイタリア。かつての仲間だった工場長と、労働者たちを先導するイレーネは対立するが……。共演は「Mr.レディ Mr.マダム」シリーズのウーゴ・トニャッツィ、「ベン・ハー(1959)」のマリーナ・ベルティ。監督は脚本家出身で、本作で監督デビューを飾ったアルベルト・ベヴィラクア。『エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2』にて上映。
  • トラフィック(1971)

    現代の自動車社会を風刺した“ユロ伯父さん”ことジャック・タチ監督・主演のコメディ。「プレイタイム」(67)以来四年ぶりのタチの長編第5作で、以前『ぼくの伯父さんの交通大戦争』の題名で特殊上映およびビデオ化されていた作品を、初めて正式に劇場公開。タチがオランダの監督ベルト・ハーンストラ(『Zoo』など) と意気投合したことから生まれた企画で、脚本にハーンストラが協力している。また長編第一作「のんき大将 脱線の巻」(47 、製作当時現像不能で放棄されたカラー版も復元され、「ジャック・タチの新のんき大将」のタイトルで95年10月に日本でも公開)以来全作に協力してきたジャック・ラグランジュも脚本に参加。ハーンストラの協力もあってフランスとオランダが主な舞台となることからスタッフ、キャストにオランダ人が多数参加している。製作は「禁じられた遊び」で知られるフランス映画の重鎮ロベール・ドルフマン。撮影はエドゥアール・ヴァン・アンダンとマルセル・ウェイス、美術はアドリアン・ドゥ・ローイ、編集はモーリス・ローマンとタチの長女ソフィー・タチシェフ。音楽はシャルル・デュモン。なおタチの作品にはこのあとスウェーデンのテレビ局のためにビデオで製作した映画サーカス『パラード』(フランスなどでは劇場公開されたが、日本ではビデオ発売のみ)があるが、純然たる劇映画としてはこれが最後の作品にあたる。2014年4月12日より、東京・渋谷 シアター・イメージ・フォーラムにて開催された「ジャック・タチ映画祭」にてコマ落ちしていた4分間を復活させた完全版(97分)を上映。
  • クレーヴの奥方(1961)

    16世紀のフランスの宮廷社会を背景に、そこで生きる人々の繊細な恋愛心理を描く。製作はロベール・ドルフマン、監督は「寄宿舎」のジャン・ドラノワ、ド・ラファイエット夫人の原作を基に「オルフェの遺言 -私に何故と問い給うな-」のジャン・コクトーが脚色、撮影は「ベルリン・天使の詩」のアンリ・アルカン、音楽はジョルジュ・オーリックが担当。出演はジャン・マレー、マリナ・ヴラディ、ジャン・フランソワ・ポロンほか。
  • パピヨン(1973)

    胸に蝶の刺青をしているところから“パピヨン”と呼ばれたアンリ・シャリエールが一九三一年、無実の罪で終身重労働を宣告され、南米仏領ギアナの刑務所に送られたが、数度に渡る脱獄を試みたのち、ベネズエラの市民権を得たという数奇な体験を綴った同名小説の映画化。製作は「リスボン特急」のロベール・ドルフマンと「パットン大戦車軍団」のフランクリン・J・シャフナー、製作総指揮はテッド・リッチモンド、監督はフランクリン・J・シャフナー、脚本は「ダラスの熱い日」のダルトン・トランボとロレンツォ・センプル・ジュニア、撮影はフレッド・キーネカンプ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はロバート・スウィンクが各々担当。出演はスティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマン、ロバート・デマン、ウッドロー・パーフリー、ドン・ゴードン、アンソニー・ザービ、ヴィクター・ジョリー、ラトナ・アッサン、ウィリアム・スミザーズ、バーバラ・モリソン、ドン・ハンマーなど。日本語版監修は清水俊二。テクニカラー、パナビジョン、スーパー・シネラマ。
    90
  • 大沈没

    風光明媚な観光地リビエラ地方を舞台に、最新型ヨットの発明をめぐって色と欲がからみあうコメディ。製作はロベール・ドルフマン、監督はロベール・デリー、デリーとコレット・ブロッセの原案を、アルベール・ジュルジャンソンとミシェル・モドーが共同脚色、台詞はジャン・カルメ、撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はジェラール・カルヴィが各々担当。出演は「ファントマ」や「大混戦」シリーズのルイ・ド・フュネス。この作品を監督しているロベール・デリー、原案も担当し、デリーの夫人でもあるコレット・ブロッセ、他にアンドレアリパリジー、フランコ・ファブリッツィ、ジャック・ルグラ、ミシェル・ガラブリュなど。
  • リスボン特急

    銀行砲撃に端を発し、かたい友情の絆で結ばれながらも、対決の運命に向っていくパリ警察の鬼刑事と、夜のパリに君臨する顔役の二人の男と、その蔭で生きる哀しい女の運命を描く、フィルム・ノワール。製作はロベール・ドルフマン、監督・脚本・台詞・編集は「仁義」のジャン・ピエール・メルヴィル。撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はミシェル・コロンビエ、美術はテオバール・ムーリッスが各々担当。出演はアラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴ、リチャード・クレンナ、リカルド・クッチョーラ、マイケル・コンラッド、ポール・クローシェ、アンドレ・プス、シモーヌ・ヴァレール、ジャン・ドザイなど。
  • パリは霧にぬれて

    現代の高度に発達した産業社会の緊張によって生み出される不安と恐怖に苛まれ疲弊する現代人の心理状態を描出するサスペンス・ドラマ。製作はロベール・ドルフマン、監督は「雨の訪問者」のルネ・クレマン、アーサー・カバノーの小説『子供たちがいなくなった』をクレマンと「黒衣の花嫁」のダニエル・ブーランジェが共同脚色、シナリオはシドニー・ブックマンとエリナー・ペリーの共同、撮影はアンドレア・ヴァインディング、音楽はジルベール・ベコーが各々担当。出演は「小さな巨人」のフェイ・ダナウェイ、「わが愛は消え去りて」のフランク・ランジェラ、「哀愁の花びら」のバーバラ・パーキンス、カレン・ブランゲルノン、レイモン・ジェローム、モーリス・ロネなど。
  • レッド・サン

    初めて西部に乗り込んだ“サムライ”と強盗団との、大統領献上の宝刀をめぐる確執を描く。製作は「夜の訪問者」のロベール・ドルフマン、製作協力はテッド・リッチモンド、監督は「クリスマス・ツリー」「夜の訪問者」のテレンス・ヤング、脚本はレアード・コーニグ、撮影はアンリ・アルカン、美術はポール・アポテケール、音楽は「ライアンの娘」のモーリス・ジャール、編集は「明日に向かって撃て!」のジョニー・ドワイヤーが各々担当。出演はチャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、三船敏郎、ウルスラ・アンドレス、キャプシーヌ、モニカ・ランドール、中村哲、田中浩など。
    96
    • かっこいい
  • 夜の訪問者

    南仏の或る港町の平和な家庭に突如、訪れた危機。サンペンスいっぱいにその闘いを描く。製作は「告白」のロベール・ドルフマン、監督は「007/危機一発」「暗くなるまで待って」のテレンス・ヤング、リチャード・マシスンの原作をシモン・ウィンセルベルクと「地下室のメロディー」のアルベール・シモナンが共同脚色、撮影は「シェルブールの雨傘」のジャン・ラビエ、音楽は「軍曹」のミシェル・マーニュ、美術をトニー・ローマン等が各々担当。出演は「狼の挽歌」のチャールズ・ブロンソン、「ペルソナ」のリヴ・ウルマン、「ブルー・マックス」のジェームズ・メイソン、ブロンソン夫人で「狼の挽歌」のジル・アイアランド、その他、「アルデンヌの戦い」のミシェル・コンスタンタン、ジャン・トパール、ルイジ・ピスティリ、ヤニック・ドリュールなど。
  • 告白(1970)

    1950年前半のチェコの〈暗黒時代〉に実際に起きたスランスキー事件(血の粛清)をあばき、人間の自由と尊厳を蹂躙するものを鋭く告発する。製作は「禁じられた遊び」「仁義」のロベール・ドルフマンとベルトラン・ジャバル、監督は「Z」のコスタ・ガブラス、原作はアルトゥール・ロンドン、リーズ夫妻の自叙伝的ドキュメントを「戦争は終った」「Z」のホルヘ・センブランが脚色、「Z」のラウール・クタールが撮影、映画内に出て来るチェコのスチル写真は「ベトナムから遠く離れて」のクリス・マルケル、音響はウィリアム・シベル、編集を「Z」のフランソワーズ・ボノーが各々担当。出演は「仁義」のイヴ・モンタン、「影の軍隊」のシモーヌ・シニョレ夫妻が映画の中でも夫婦役を演じ、その他「ウエスタン」のガブリエレ・フェルゼッティ、ミシェル・ヴィトー、ウンベルト・ラホなど。
    60
  • 栄光への戦い

    一九世紀終末のシベリアを舞台に愛国者の若者と美貌の人妻の悲恋を描く。製作はイヴォン・ゲーゼルと「去年マリエンバートで」「告白」のロベール・ドルフマン、監督はビスコンティの甥で「ロザリオの悲しみ」のエリプランド・ビスコンティ、ジュール・ヴェルヌの原作「ミハイル・ストロゴフ」をビスコンティとジャン・カルロ・ボナが脚色し、撮影は「ロザリオの悲しみ」のルイジ・クヴェイレル、音楽をテオ・ウズエリ、美術をセルジオ・カネバリが各各担当。出演は「バーバレラ」「軍曹」のジョン・フィリップ・ロー、「暴走52マイル」「モア」のミムジー・ファーマー、その他、「サテリコン」のハイラム・ケラー、「野性の眼」のデリア・ボッカルド、クルト・マイゼルなど。テクニカラー、スーパートータルスコープ70ミリ。
  • 仁義(1970)

    決して会ってはならぬ五人の男が、運命の糸に繰られて対決へ追いこまれる。友情と裏切りがあやなす意地と仁義の男の世界の物語。製作ロベール・ドルフマン、監督・脚本は、「影の軍隊」のジャン・ピエール・メルヴィル、撮影を「サムライ」のアンリ・ドカエ、音楽は「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグラン、出演は「ボルサリーノ」のアラン・ドロン、「パリのめぐり逢い」のイヴ・モンタン、「サムライ」のフランンワ・ペリエ、「クリスマス・ツリー」のブールビル、「血斗のジャンゴ」のジャン・マリア・ヴォロンテなど。
    80
  • クリスマス・ツリー

    ミシェル・バタイユのベストセラー小説『クリスマス・ツリー』の映画化。脚色は「うたかたの恋」のテレンス・ヤングと、「パリは燃えているか」のジャン・オーランシュ、それにジャーナリスト出身のピエール・デュメイエの執筆。監督はテレンス・ヤング。撮影は「うたかたの恋」のアンリ・アルカン、音楽は「大進撃」のジョルジュ・オーリック、編集はジョニー・ドワイヤーが担当した。出演は、今年十一歳のブルック・フラーが主演するほか「コマンド戦略」のウィリアム・ホールデン、「25時」のヴィルナ・リージ、「モンテカルロ・ラリー」のアンドレ・ブールビルなど米英仏のスターが共演している。製作はロベール・ドルフマン。
  • 大進撃

    ジェラール・ウーリー、ダニエル・トンプソン、マルセル・ジュリアンの共同になる脚本を「大追跡」のジェラール・ウーリーが監督した戦争コメディ。撮影はクロード・ルノワール、音楽はジョルジュ・オーリックが担当している。主演は「大追跡」のルイ・ド・フュネスとアンドレ・ブールビルのコンビに「素晴らしきヒコーキ野郎」のテリー・トーマス、「ビバ!マリア」のクラウディオ・ブルックなど。
  • 大追跡

    「熱い手」のジェラール・ウーリーが自らのオリジナル・ストーリーをマルセル・ジュリアンと共同で脚色・製作・監督したアクション・コメディ。撮影は「シベールの日曜日」のアンリ・ドカエ、音楽は「柔らかい肌」のジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は、「秘密大戦争」のアンドレ・ブールビル、「ファントマ 危機脱出」のルイ・ド・フュネス、ほかにベナンティノ・ベナンティーニ、アリダ・ケッリなど。イーストマンカラー、フランスコープ。
  • スエーデンの城

    フランソワーズ・サガンの原作をクロード・シュブリエとロジェ・ヴァディムが共同で脚色、「悪徳の栄え」のロジェ・ヴァディムが演出したサスペンス・メロドラマ。撮影はアルマン・ティラール、音楽はレイモン・ル・セネシャルが担当した。出演は、「太陽はひとりぼっち」のモニカ・ヴィッティ、ジャン・クロード・ブリアリ、「三文オペラ」のクルト・ユルゲンス、ジャン・ルイ・トランティニャン、シュザンヌ・フロンなど。イーストマンカラー・フランスコープ。
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