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ツァイ・ミンリャンの関連作品 / Related Work
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何処
制作年: 20222022年11月から2023年1月にかけてパリのポンピドゥー・センターにて開催されたツァイ・ミンリャン監督のレトロスペクティブと展覧会「Une Quete」に合わせて制作された「行者(Walker)」シリーズの第9作。出演はリー・カンション、Anong Houngheuangsy。2024年11月23日から開催の第25回 東京フィルメックス(2024)特別招待作品。 -
あなたの顔
制作年: 2018「愛情萬歳」でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞、カンヌ、ベルリンの受賞歴を誇り、舞台やインスタレーションも手がけるツァイ・ミンリャン監督が、5年ぶりに発表したドキュメンタリー。13の顔を大写しし、顔に表れた各人の生きてきた時間を見つめる。長年ツァイ監督と組んできた俳優・監督のリー・カンションや、台北の市井の人々にカメラを向け、それぞれの顔を1人1カットずつ映し出していく。音楽を坂本龍一が担当。第75 回ヴェネツィア国際映画祭にてワールドプレミア。2019年台北電影節最優秀ドキュメンタリー賞・監督賞・音楽賞、2019年金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞受賞。第19回東京フィルメックス特別招待作品。 -
台湾新電影(ニューシネマ)時代
制作年: 20141980年代に台湾映画界に新たな潮流をもたらした台湾ニューシネマの誕生30周年を記念し制作されたドキュメンタリー。「悲情城市」のホウ・シャオシェン監督ら各国の映画人や芸術家にインタビュー。後世に与えた影響や、運動の意義などを探る。また、作中にはホウ・シャオシェンやエドワード・ヤン、台湾ニューウェーブの先駆けであるワン・トンの監督作が登場する。劇場公開に先駆け、第10回大阪アジアン映画祭『台湾:電影ルネッサンス2015〈小特集:エドワード・ヤンとその仲間たち〉』にて上映された(映画祭タイトル「光と陰の物語:台湾新電影」)。 -
ふたつの時、ふたりの時間
制作年: 2001台北とパリ、ふたつの都市を舞台に男女の愛や孤独が描かれる異色作。監督・脚本は「Hole」のツァイ・ミンリャン。撮影は「青い夢の女」のブノワ・ドゥロム。美術は「グリーン・デスティニー」のイップ・カムティン(ティン・イップ)。録音は「花様年華」のドゥ・ドゥーツー。出演は「Hole」ほかミンリャン作品の顔であるリー・カンション、「夢幻琉球 つるヘンリー」のチェン・シアンチー、「河」のルー・イーチン、「Hole」のミャオ・ティエン、「大陸英雄伝」のイップ・トン(セシリア・イップ)、「男と女と男」のジャン=ピエール・レオーほか。2001年カンヌ国際映画祭高等技術院賞(録音)、同年シカゴ映画祭審査員特別賞、監督賞、撮影賞、同年アジア太平洋映画祭最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀助演女優賞受賞。 -
河(1997)
制作年: 1997現代の台湾を舞台に、都市に生きる人々の孤独を乾いたタッチで描いた一編。監督は「青春神話」「愛情萬歳」のツァイ・ミンリャンで、彼の監督第3作。脚本はツァイとヤン・ピーイン、ツァイ・イーチュン。製作のシュー・リーコン(「台北ソリチュード」、チウ・シュンチンと共同)。製作総指揮はチャン・フーピン。撮影のチャオ・ペンロン(「熱帯魚」)、美術のリー・パオリンは全3作でツァイと組む。録音は「愛情萬歳」に続きヤン・チンアン。編集はチェン・シェンチャンとライ・チェンチン。主演は、デビュー作の「青春神話」以来、ツァイ・ミンリャン作品の顔であるリー・カンション。共演は「青春神話」のミャオ・ティエンとルー・シアオリン、「台北ソリチュード」のチェン・シアンチー、特別出演で「愛情萬歳」のヤン・クイメイ、「スタント・ウーマン 夢の破片」のアン・ホイ監督が顔を見せる。98年キネマ旬報ベスト・テン第8位。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
愛情萬歳
制作年: 1994現代の台北を舞台に、孤独な男女3人の生き方を、冷徹なカメラワーク、極端に少ない台詞、一切の音楽の助けを借りない俳優たちの陰影豊かで繊細な演技など、抑制された演出でつづった人間ドラマ。監督は92年のデビュー作「青春神話」で、台湾ニューウェーヴ第2世代として注目されたツァイ・ミンリャン。脚本はツァイ・ミンリャン、ヤン・ピーイン、ツァイ・イーチュンの共同。製作は「青春神話」「恋人たちの食卓」を手掛けた現代台湾映画の名プロデューサー、チャン・フーピン。撮影のリャオ・ペンロン、美術のリー・パオリンも「青春神話」に続いての参加。録音は「悲情城市」「クー嶺街少年殺人事件 」のヤン・チンアン。出演は「恋人たちの食卓」のヤン・クイメイ、「青春神話」のリー・カンションとチェン・チャオロン。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
青春神話
制作年: 1992台湾の首都、台北を舞台に、一人の予備校生と周囲の人間関係を通して、現代の台湾社会を独特の抑制された形式で描いた青春群像劇。楊昌徳、候考賢などを輩出し、現代映画を代表する国の一つとなった台湾映画界の新人、蔡明亮の監督第一作。製作は「恋人たちの食卓」ほかアン・リー作品でも知られる徐立功、撮影は「バナナ・パラダイス」の廖本榕で、蔡明亮の次作「愛情萬歳」も担当。音楽はCM音楽で注目された黄舒駿で、本作が映画デビュー。編集は王其洋、美術は「バナナ・パラダイス」の李寶琳、録音は胡定一、衣装は陳穎慧がそれぞれ担当。主役の李康生は、ゲーム・センターで偶然監督と出会い、彼のテレビ作品に出演したのに次いで、映画初出演。共演は「ファイブ・ガールズ・アンド・ア・ロープ」などに出演した元ファッション・モデルの王渝文ほか。92年中時晩報電影奨最優秀作品賞、93年東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞、トリノ映画祭最優秀新人監督賞などを受賞。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。72点
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