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笠智衆の関連作品 / Related Work
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二十四の瞳(1954)
制作年: 1954「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。第28回・1954年キネマ旬報ベスト・テン第1位。90点 -
青春ロマンスシート 青草に坐す
制作年: 1954“キング”に連載された白川渥の原作より、「陽は沈まず」の沢村勉が脚色し、「伊豆の踊子(1954)」の野村芳太郎が監督している。撮影は「蛮から社員」の厚田雄春、音楽は「陽は沈まず」の黛敏郎。出演者は「陽は沈まず」の笠智衆、田浦正巳、諸角啓二郎、「唄しぐれ おしどり若衆」の美空ひばり、「真実一路」の桂木洋子、「愛染かつら(1954)」の三宅邦子など。 -
風立ちぬ(1954)
制作年: 1954伊藤基彦、三輪礼二、瀬良庄太郎の共同製作になる東京映画、大雅社提携作品。堀辰雄の原作よりラジオ作家桂一郎と新人村山俊郎が共同脚色し、「金色夜叉(1954)」の島耕二が監督している。撮影は「春色お伝の方 江戸城炎上」の三村明、音楽は「地獄門」の芥川也寸志である。出演者は「女の園」の久我美子、「伊豆の踊子(1954)」の石浜朗、「真実一路」の山村聡、「花と龍 第一部」「花と龍 第二部」の山根寿子のほか、池部良、灰田勝彦、佐野周二などの賛助出演が予定されている。 -
二十四の瞳 デジタルリマスター版
制作年: 1954美しい小豆島を舞台に、分教場に赴任した女性教師・大石先生と12人の子供たちとの心の交流を描いた木下惠介監督の感動作が、ハリウッドの最新鋭技術を導入したデジタルリマスター版で蘇る。貴重な映画を次代に残す為のプロジェクトとして、「砂の器」に続く修復作品第2弾として本作が選ばれた。90点 -
東京物語 ニューデジタルリマスター
制作年: 1953小津安二郎生誕110年として小津監督の名作「東京物語」をデジタル修復したニューデジタルリマスター版。撮影チーフ助手を務めた川又昂の監修の元、4Kスキャニングによるマスターを一コマ単位でデジタル修復。音声も小津監督の監督助手を務めた田中康義監修の元清水和法により修復が行われている。2011年4月4日NHK BSプレミアム「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」で放映された。その後2013年ベルリン国際映画祭Berlinale Classics部門出品用に更に修正が行われている。2013年11月23日より、東京・神田 神保町シアターにて開催された「生誕110年・没後50年記念 映画監督 小津安二郎」にて上映。90点 -
慟哭
制作年: 1952東京プロと新東宝との提携による作品で、製作は星野和平と佐野宏の共同。脚本は「現代人」の猪俣勝人が執筆、佐分利信の「風雪二十年」に次ぐ監督作品である。撮影は「黎明八月十五日」の藤井静。出演者の主なものは、「お茶漬の味」をあげた佐分利信、木暮実千代、笠智衆、三宅邦子、「東京のえくぼ」に出演した文学座の丹阿弥谷津子、俳優座の研究生から抜てきされた阿部寿美子、「大学の小天狗」の三橋達也などのほか千田是也、徳大寺伸、吉川満子、北林谷栄などである。尚、この他、青山杉作、東野英治郎、小沢栄、永田靖、東山千栄子、村瀬幸子などの俳優座の幹部級が特別出演の形で参加している。70点 -
「幻なりき」より 郷愁
制作年: 1952「とんかつ大将」の山口松三郎が製作に当たり、雑誌『主婦と生活』に連載された吉屋信子の原作『幻なりき』から橋田寿賀子が脚色し、「若人の誓い」の岩間鶴夫が監督に当たっている。撮影は「相惚れトコトン同志」の西川亨。出演者の主なものは、「修羅城秘聞 双龍の巻」の轟夕起子、「銀座巴里」の岸恵子、「女のいのち」の佐野周二、「朝の波紋」の高田稔、「波」の笠智衆の他、設楽幸嗣、大坂志郎、森川まさみなどである。 -
カルメン故郷に帰る デジタルリマスター版
制作年: 1951木下惠介生誕100年記念として木下監督の代表作の一つで日本初の国産カラー映画「カルメン故郷に帰る」を4Kスキャニング・デジタル修復したデジタルリマスター版。2012年の第69回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門にてワールド・プレミアム上映された。日本では2012年11月23日より東京・東劇にて行われた第13回東京フィルメックス「木下惠介生誕100年祭」にて上映。80点 -
自由学校(1951 渋谷実)
制作年: 1951製作は山本武、脚色は「女の水鏡」の斎藤良輔、監督は「てんやわんや」で獅子文六の原作ものを手がけた渋谷実が当たっている。配役は、五百助に、「帰郷(1950)」の佐分利信、駒子に「聖春婦」「情熱のルムバ」の高峰三枝子、ユリに「善魔」の淡島千景、隆文には「カルメン故郷に帰る」の佐田啓二、その他三津田健、田村秋子、杉村春子、笠智衆、東野英治郎、小沢栄、高橋豊子など新劇陣よりの出演が多い。 -
我が家は楽し(1951)
制作年: 1951製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。 -
栄光への道(1950)
制作年: 1950製作は「頓珍漢桃色騒動」の小倉浩一郎と杉山茂樹が同じく協同で当たり、「野良犬(1949)」(黒澤明と協同)「人生選手」の菊島隆三の脚本により、「恋愛三羽烏」についで中村登が監督する。カメラは「頓珍漢桃色騒動」の服部幹夫が担当。主演は「恋愛三羽烏」の鶴田浩二、「恋愛三羽烏」「妻の部屋」の月丘夢路、「晩春」の笠智衆で、それに「影法師」の入江たか子、阪神軍から藤村富美男、金田正泰らが出演する。 -
海の野獣(1949)
制作年: 1949えくらん社作品「娘十八嘘つき時代」を企画した中野泰介の企画で、梶野真三原作の「鯨の町」より取材して「結婚三銃士」「嵐の中の姉妹」の柳井隆雄が脚色し「鐘の鳴る丘 隆太の巻」の佐々木啓祐が監督に当る。キャメラは「緑なき島」の竹野治夫が撮影に当る。主演には「お嬢さん乾杯!」の佐野周二「地獄の貴婦人」の木暮実千代の他「四人目の淑女」「忘れられた子等」の笠智衆「斬られの仙太」の山村聡「麗人草」「我輩は探偵でアル」の若杉曜子「静かなる決闘」の志村喬「嫉妬(1949)」の河村黎吉「シミキンのスポーツ王」の堺駿二の外、坂本武、飯田蝶子、三井弘次らが出演する。 -
森の石松(1949)
制作年: 1949東西撮影所の監督交流で、「破戒(1948 木下恵介)」についで吉村公三郎が大船より京都に出向して作る。製作は「夜の女たち」「わが恋は燃えぬ」の絲屋寿雄、脚本の新藤兼人、監督の吉村公三郎、カメラの生方敏夫はそれぞれ「安城家の舞踏会」「誘惑(1948)」「わが生涯のかがやける日」「嫉妬(1949)」につぐ同じスタッフである。出演は「月光城の盗賊」「白頭巾現わる」の藤田進、「盤獄江戸へ行く」の轟夕起子「殿様ホテル」の飯田蝶子「夜のプラットホーム」「静かなる決闘」の志村喬「四人目の淑女」の笠智衆、「夜の女たち」の角田富江らの他朝霧鏡子、河村黎吉らである。 -
銀座新地図
制作年: 1948製作は「火の薔薇」につぐ小出孝。三木蒐一の原作『地下鉄伸公物語』より「風の中の牝鶏」(小津安二郎と協同)「シミキンの探偵王」の斎藤良輔と「男を裁く女」の荒牧芳郎が協同で脚色し、「秘密(1948)」につぐ瑞穂春海が監督する。カメラは「秘密(1948)」の布戸章が担当する。主演は「たそがれの密会」につぐ山内明と「肖像」の井川邦子でそれに「噂の男」「偉大なるX」の逢初夢子、「風の中の牝鶏」「青蛾」の笠智衆、「追跡者」「風の中の牝鶏」の殿山泰司らのほか新人であり第一回の向山和子が出演している。なおこの映画の主演には病気全快した折原啓子が出演予定とされていたが未だ無理であるため井川邦子に変更された。 -
青蛾
制作年: 1948製作は「懐しのブルース」「風の中の牝鶏」の久保光三、脚本は「懐しのブルース」「抱擁(1948)」の鈴木兵吾、監督は「懐しのブルース」の佐々木康、「誘惑(1948)」「駒鳥夫人」の佐分利信、「懐しのブルース」「天の夕顔」の高峰三枝子、「抱擁(1948)」「追跡者」の徳大寺伸、「かりそめの恋」「手をつなぐ子等(1948)」の笠智衆が顔をそろえた。 -
手をつなぐ子等(1948)
制作年: 1948特異児童研究家として著名な田村一二の原作より故伊丹万作が脚色した遺作シナリオを、稲垣浩が「壮士劇場」に次いで監督する。撮影も「壮士劇場」の宮川一夫の担当。一般より募集した少年俳優のほか、徳川夢声、杉村春子らが出演している。 -
情炎(1947・日本)
制作年: 1947戦前「ママの縁談」「母と子」「家族」「櫻の國」等を発表、昨年復員した渋谷実の帰還第一回監督作品。久板栄二郎の原案を自身が脚色した。撮影は「深夜の市長」に次ぐ長岡博之の担当。「最後の鉄腕」の佐野周二、水戸光子大映「今宵妻となりぬ」の高峰三枝子、「象を喰つた連中」の村田知栄子、「結婚(1947)」の小沢栄太郎、東宝「四つの恋の物語(1947)」第一話「初恋」の杉村春子、新人明石由利子らが出演している。なお、本作品は松竹の担当する憲法発布記念映画である。 -
五人の兄妹(1939)
制作年: 1939【スタッフ&キャスト】原作:木下恵介 脚本:木下恵介 監督:吉村公三郎 撮影:生方敏夫 音楽:早乙女光 出演:笠智衆/日守新一/森川まさみ/磯野秋雄/忍節子/坂本武/岩田祐吉/大塚君代 -
兄とその妹(1939)
制作年: 1939会社員の兄と、専務の甥から結婚を迫られる妹との生活を小市民の生活を中心に描くドラマ。監督・脚本は島津保次郎。出演は佐分利信、三宅邦子、桑野通子、上原謙ほか。キネマ旬報ベスト・テン日本映画第4位。(11巻) -
浅草の灯(1937)
制作年: 1937【スタッフ&キャスト】原作:浜本浩 脚本:池田忠雄 監督:島津保次郎 撮影:生方俊夫 音楽:早乙女光 出演:高峰三枝子/上原謙/夏川大二郎/杉村春子/坪内美子/笠智衆 -
満州行進曲(1932・清水宏/佐々木康)
制作年: 1932【スタッフ&キャスト】原作:蒲田脚本部 脚本:野田高梧/松崎博臣 監督:清水宏/佐々木康 撮影:佐々木太郎/栗原実/青木勇 作詞:大江素天 作曲:堀内敬三 出演:新井淳/笠智衆/結城一朗/川崎弘子/吉川満子 -
その夜の妻(1930)
制作年: 1930娘の医療費のために強盗を働いた父親とそれを刑事から庇う妻をサスペンスタッチで描くドラマ。オスカー・シスゴールのミステリー小説を小津安二郎監督が映画化。出演は岡田時彦、八雲恵美子、山本冬郷、斎藤達雄。無声。