花村萬月 ハナムラマンゲツ

花村萬月の関連作品 / Related Work

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  • ゲルマニウムの夜

    制作年: 2005
    花村萬月の芥川賞受賞作を、「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎製作総指揮で映画化した衝撃のドラマ。監督は俳優・麿赤兒の息子で、助監督として実績を積み本作で長編デビューとなる大森立嗣。主演は「青い春」「隣人13号」の新井浩文。かつて、鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」で“シネマ・プラセット”という前代未聞の上映形態で話題を集めた荒戸プロデューサーが、今度は上野公園東京国立博物館敷地内に“一角座”という劇場を開設、本作を最低でも6ヵ月間ロングランすることをあらかじめ確約して上映するという意欲的な試みが実施された。
  • 紅色の夢 CRIMSON DREAM

    制作年: 2002
    歪んだ愛情で結ばれた姉妹を描く官能ドラマ。監督は『飯島愛のギルガメッシュな関係』の中田昌宏。花村萬月による同名小説を基に、中田監督自身が脚色。撮影を「女侠 夜叉の舞い」の伊藤嘉宏が担当している。主演は、「人間の屑」の夏生ゆうなと『沙粧妙子 最後の事件』の冴木かおり。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • なで肩の狐

    制作年: 1999
    一度は足を洗ったものの、再びヤクザの世界に巻き込まれてしまう男の姿を描いたバイオレンス・ドラマ。監督は「チャカ LONELY HITMAN」の渡辺武。花村萬月の同名原作を、本篇デビューとなる『つげ義春ワールド/ある無名作家』の吉川次郎が脚色。撮影を「友情 Friendship」の安藤庄平が担当している。主演は「不夜城」の椎名桔平。16ミリからのブローアップ。
  • 皆月

    制作年: 1999
    妻に捨てられた中年男が、ヤクザな義弟とソープ嬢と一緒に妻探しの旅に出る姿を描いた恋愛ドラマ。監督は「極道懺悔録」の望月六郎。第19回吉川英治文学新人賞を受賞した花村萬月の同名小説を基に、「絆-きずな-」の荒井晴彦が脚色。撮影を「駅弁」の石井浩一が担当している。主演は、「プライド 運命の瞬間」の奥田瑛二と「日本黒社会 LEY LINES」の北村一輝、「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」の吉本多香美。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 猫の息子

    制作年: 1997
    新宿の裏路地で生きるグータラ私立探偵の父と高校生の息子の生き様を描いた異色のハードボイルド。監督は、これが監督デビューとなる「あぶない刑事リターンズ」の脚本家・柏原寛司。花村萬月の同名小説を、柏原自らが脚色。撮影を「億万長者になった男。」の稲垣久夫が担当している。主演は「水の中の八月」の青木伸輔と「ACRI」の藤竜也。
  • イグナシオ

    制作年: 1996
    衝動的に残虐な殺人を繰り返す少年の愛と孤独を描いた異色ドラマ。花村萬月の小説『聖殺人者イグナシオ』を原作に、「Spanking Love」の田中昭二と山田吐論が共同で脚本化、田中が監督もつとめた。撮影は「スーパースキャンダル」の石井勲。主演は「ユーリ」のいしだ壱成で、共演に「北斗の拳」の鷲尾いさ子のほか、菊池隆則、田口トモロヲ、石橋蓮司、中島陽典といった個性派が脇を固めている。