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裏社員。-スパイやらせてもろてます‐
制作年: 2025WEST.デビュー10周年の集大成となる、WEST.全員出演の爽快コメディ。表では解決できない問題を秘密裏に処理する会社員、通称「裏社員」が、商業施設建設のために商店街に侵入したことから起こる騒動を描く。スパイらしい激しいアクションとドタバタ喜劇、そこにラブストーリーを加えつつ、笑いあり、アッと驚くだまし合いあり、ホロリとする人情ありの、観た人を元気にする物語。メガホンを取るのは「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」「極主夫道 ザ・シネマ」「Gメン」の瑠東東一郎。2009年、ドラマ初監督作品となる“DRAMADA-J”「いつかの友情部、夏。」には、デビュー前の神山智洋、小瀧望、重岡大毅、藤井流星が出演しており、WEST.とは浅からぬ縁のある瑠東監督。ライブ、芝居とさまざまな経験を積み、人気も実力もつけてきたWEST.との15年ぶりの邂逅となる。映画主題歌はWEST.の「ウェッサイソウル!」。トータス松本がこの映画のために作詞作曲、ウルフルズがサウンドプロデュースした。 -
こんにちは、母さん
制作年: 2023「男はつらいよ」シリーズをはじめ、時代の変遷と人びとの暮らしを見つめ続けてきた山田洋次監督の91歳にして90本目の劇映画。墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、現代の令和を生きる「母と息子」の新たな物語を心情豊かに描き出す。主演を務めるのは、1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」をはじめ、「母べえ」(08)「おとうと」(10)「母と暮せば」(08)など、約50年間にわたって山田洋次作品に出演してきた吉永小百合。下町に暮らす母・福江を演じ、映画出演123本目にして、山田洋次の『母』3部作の集大成となった。その息子・昭夫を演じるのはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の好演が記憶に新しい大泉洋。山田洋次と吉永小百合と初タッグを組んだ。原作は劇作家・永井愛(二兎社)が手掛けた同名の舞台作品。変わりゆく都会の片隅で、中間管理職の悲哀、シニアの淡い恋、地域とホームレスの問題、若者の生きがいの問題など、今日的なテーマを織り込みながら、それでも変わらぬ思い合う人びとの心を描く、おかしくも切ない人情喜劇。