ノエミ・ルヴォフスキー ノエミ・ルヴォフスキー

  • 生年月日:1964/12/14

ノエミ・ルヴォフスキーの関連作品 / Related Work

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  • ノーバディーズ・ヒーロー

    制作年: 2022
    ゴダールに高く評価された現代フランスを代表する異才、アラン・ギロディ監督の長編6作目にして、第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門オープニング作品。クリスマスイブの日、クレルモン=フェラン市でテロが起こる。街がパニックに陥るなか、メデリックは年上の売春婦イサドラに恋をする。メデリックをジャン=シャルル・クリシェ、中年の娼婦をノエミ・ルヴォフスキーが演じる。3月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開の「〈特集上映〉アラン・ギロディ監督特集」にて「ミゼリコルディア」「湖の見知らぬ男」とともに3作が上映。
  • 5月の花嫁学校

    制作年: 2020
    「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ主演のコメディ。1967年、フランス・アルザス地方にある花嫁学校の校長ポーレットは、経営者である夫の死をきっかけに学校が破産寸前であることを知る。そんななか、パリで5月革命が勃発する。出演は、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルヴォフスキー。監督・脚本は、「ルージュの手紙」のマルタン・プロヴォ。
    22
  • PLAY 25年分のラストシーン

    制作年: 2018
    25年に渡る主人公の成長を、ホームビデオの映像で振り返る試みの斬新さで話題を集めたフランス映画。1993年。13歳のマックスは、両親から贈られたビデオカメラで、家族や友人たちとの日々を撮影し始める。やがてそれは、彼のライフワークとなり……。主演のマックス・ブーブリル(「ピッチの上の女たち」)は、監督のアントニー・マルシアーノと共同で脚本も手掛けている。2020年6月5日から公開延期。
  • マチルド、翼を広げ

    制作年: 2017
    「カミーユ、恋はふたたび」の監督で女優でもあるノエミ・ルヴォウスキーが監督・出演した自伝的ドラマ。9歳のマチルドは変わり者のママにいつも振り回され、友人もできず孤独に過ごしていた。ある日、ママが連れてきたフクロウがマチルドに話しかけてくる。出演は、本作が初演技となるリュス・ロドリゲス、「バルバラ セーヌの黒いバラ」のマチュー・アマルリック。
  • ショコラ 君がいて、僕がいる

    制作年: 2015
    「最強のふたり」のオマール・シーとチャップリンの実孫ジェームス・ティエレが20世紀初頭に実在した芸人コンビを演じる人間ドラマ。フランス北部のサーカスで白人芸人フティットと黒人芸人カナンガはコンビを組み、人気を博す。その噂はパリまで届き……。監督は、「デイズ・オブ・グローリー」でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した俳優ロシュディ・ゼム。
    80
  • 来るべき日々

    制作年: 2014
    2010年の東京国際映画祭で上映された前作『ハンズ・アップ!』が、一部で熱狂的な支持を受けたロマン・グーピル監督の新作。グーピル自身が演じる映画監督が老いを自覚しながら世界を見つめていく様を軸に、実生活とドラマとが自由に交差し、ユニークな世界が展開する。ドラマ部分と、過去に撮影したドキュメンタリーの映像が組み合わさることで、内面の葛藤や子供たちの成長の記録といったミクロな視点と、現代社会に対するスタンスというマクロな視点が並置される。長編フィクションに加えてドキュメンタリーや短編などを数多く手掛けてきたグーピル監督ならではの世界であり、キャリアの集大成的な作品である。映画作りに関する映画という「メタ映画」の側面ももち、今作で映画監督をやめるのではないかと思わせる内容もあるが、監督一流のユーモアに貫かれ、ペシミズムともシニシズムとも微妙に異なる、老年手前世代の微妙な心情が絶妙に描かれた、極めて巧みで稀有な逸品。第27回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。

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