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チェン・ユーシュンの関連作品 / Related Work
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1秒先の彼
制作年: 2023台湾アカデミー賞で作品賞、監督賞などを含む歴代最多受賞を果たした「1秒先の彼女」の日本版リメイク。何をするにも人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカの、絶妙にタイミングが合わない「時差(タイムラグ)」ラブストーリー。監督・山下敦弘と脚本家・宮藤官九郎が初タッグを組み、男女の設定をオリジナルから反転させ、舞台を日本の京都に移した。W主演を務めるのは、ハジメ役の岡田将生とレイカ役の清原果耶。岡田将生は山下監督の「天然コケッコー」(07)では、都会から来たクールな中学生を、宮藤脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』(16)では、コミカルでまじめなサラリーマンを演じたが、それらのキャリアが生かされた「残念なイケメン」を関西弁で演じた。清原は世間の速さになじめない、どこか「どんくさい」ヒロインを演じきった。 -
総舗師 メインシェフへの道
制作年: 2013伝説の名料理人を父に持つ少女が家業の立て直しに乗り出すが…。20年以上前の台湾では、屋外の宴席で腕を振るう出張料理人(総舗師)のうち、「愚人師」「鬼頭師」「蒼蝿師」の3人の名人が並び称されていた。「蒼蝿師」を父に持つ少女シャオワンは、アイドルを夢見て家を飛び出していたが、父の死をきっかけに帰省し、傾いた家業を継ぐことを決意するが、料理は初心者。時代の趨勢で屋外の宴会ビジネスも衰退の一途をたどっている。はたして二代目総舗師シャオワンと家族の運命は…。『熱帯魚』『ラブゴーゴー』で1990年代の台湾映画を牽引した喜劇王チェン・ユーシュン監督、実に16年ぶりの長編で復活!第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品 -
ラブゴーゴー
制作年: 1997台北に住む様々なタイプの人々に訪れる愛の物語を、ユニークな構成で描くポップな野心作。監督・脚本は「熱帯魚」のチェン・ユーシュン。製作・製作総指揮はチェン・シュンロン、シュー・リーコンほか。撮影は「浮草人生」のツァイ・チェンタイ。音楽はワン・チーカンとショウ・ユ。録音は「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のドゥ・ドゥージーと、クォ・リィチ。美術はチャン・グオウェイとワン・チイチョン。編集は「台北ソリチュード」のチェン・ポーウェン。衣裳はワン・ユ。出演は「海ほおずき」のタン・ナ、アイドル歌手のシー・イーナン、テレビ業界でマネージャーをしているリャオ・ホェイチェン、長年映画のスタッフとして活躍していたチェン・ジンシンほか。第34回金馬奨助演男優賞、助演女優賞を受賞。2019年8月17日よりデジタルリストア版が公開(提供・配給:オリオフィルムズ=竹書房/配給協力:トラヴィス)。 -
熱帯魚
制作年: 1995誘拐された受験生の中学生と誘拐犯一家の奇妙な交流を描いたコメディ。監督・脚本はテレビ畑出身で本作が映画デビューとなるチェン・ユーシュン。製作は台湾ニューウェーヴの功労者である「恋人たちの食卓」のシュー・リーコンと、チェンの元上司で『村と爆弾』(特別上映のみ)などの脚本家でもあるワン・シャウディーの共同。製作協力は台湾を代表する監督のワン・トン。撮影はリャウ・ペンロン、音楽はユー・クワンエン、美術はチャン・ダイ、編集はチェン・スンチャンとレイ・ツェンチンの共同、録音はヤン・チンアンがそれぞれ担当。出演は新人のリン・ジャーホン、テレビの子役であるシー・チンルン、『浮草人生』(特別上映のみ)の監督でもあるリン・チェンシン、本作で95年度金馬奨助演女優賞を受賞した『村と爆弾』のウェン・イン、「好男好女」のプロデューサーで「憂鬱な楽園」にも出演しているリェン・ピートン、「悲情城市」のヴェテラン女優アピポーほか個性的なキャストが顔をそろえる。2019年8月17日よりデジタルリストア版が公開。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。