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- 坂田聡
坂田聡の関連作品 / Related Work
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日本で一番恐くない間取り
制作年: 2023「女囚霊」の鳴瀬聖人が贈る奇想天外なエンターテインメント。たった一件を除き、国内の物件は全て事故物件となった未来の日本。幽霊アレルギーの富豪・富良野は、管理会社の根津と手を組み、最後の“普通の物件”で暮らす男・山田を追い出そうとするが……。出演は「グリーンバレット」の大坂健太、「truth ~姦しき弔いの果て~」の広山詞葉、「グッドバイ、バッドマガジンズ」のヤマダユウスケ。 -
鬼が笑う
制作年: 2021外国人技能実習生問題や日本社会の差別と偏見という現実を描き、数々の映画祭にノミネートされたドラマ。家族を暴力から守るため父を殺し、社会復帰を目指していた一馬は生きる希望を失っていた。ある日、職場の工場で外国人労働者へのいじめに巻き込まれる。兄の三野龍一が監督、弟の三野和比古が脚本を担当する映画制作ユニット、MINO Bros.が長編デビュー作「老人ファーム」に続いて手掛けた2作目。出演は、「老人ファーム」の半田周平、「由宇子の天秤」の梅田誠弘。第26回ソフィア国際映画祭OUT OF COMPETITION部門選出、第25回タリン・ブラックナイト映画祭メインコンペティション部門ノミネート、第18回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭国際コンペティション部門ノミネート。 -
君は永遠にそいつらより若い
制作年: 2021芥川賞作家・津村記久子のデビュー小説を「あかぼし」の吉野竜平監督・脚本、佐久間由衣、奈緒共演で映画化。大学生のホリガイが、卒業前の何気ない日常の中で、暴力や児童虐待、ネグレクトなどの社会の闇と、痛みや哀しみに直面し、人生を見つめる物語。「“隠れビッチ”やってました。」から2作目の主演作に挑んだ佐久間由衣が、悩みが多いわけでもないが、何かが自分に欠けていると感じている、大らかでとぼけたホリガイを味わい深く演じている。ホリガイの大学の1年後輩で、過去に痛ましい経験をもつイノギ役には、「みをつくし料理帖」などで注目される奈緒。そのほか、小日向星一、笠松将、葵揚、森田想ら注目の若手俳優が共演している。特に苦労することもなく児童福祉の職業に就職が決まった主人公が、人との出会いを機に自分の人生を認識する自己確立の物語であり、また日常にひそむ悪意と向き合ったとき、人はどのように行動するのかを問われる社会派映画の側面もある。第33回東京国際映画祭の「TOKYOプレミア2020」に選出された話題作。 -
アンダードッグ 後編
制作年: 2020「百円の恋」の製作陣が再集結、ボクシングを題材にした人間ドラマの後編。過去のささやかな栄光が忘れられずどん底を這いずる晃、過去の事件が影を落とす龍太、大物俳優の2世ながら鳴かず飛ばずの宮木。人生に見放された三人の負け犬ボクサーの拳が交わる。出演は、「怒り」の森山未來、「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海、「バンクーバーの朝日」の勝地涼ほか。また、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているお笑いトリオ『ロバート』の山本博も参加している。同日公開の前編から続く。第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020オープニング作品。92点 -
アンダードッグ 前編
制作年: 2020「百円の恋」の監督・武正晴、脚本家・足立紳ら製作陣が再集結し、這い上がろうとするボクサーたちを活写した人間ドラマ。チャンピオンベルトを掴み損ね今やかませ犬(=アンダードッグ)となりながらもボクシングにしがみつく晃は、二人のボクサーと出会う。主人公の晃を「怒り」の森山未來が、過去にある事件を起こした龍太を「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海が、芸人ボクサーの宮木を「バンクーバーの朝日」の勝地涼が演じる。また、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているお笑いトリオ『ロバート』の山本博も出演。同日公開の後編に続く。第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020オープニング作品。95点