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- マリエル・ヘミングウェイ
略歴 / Brief history
文豪ヘミングウェイの孫娘にあたり、姉のマ―ゴも女優である。キッチャム・サン・ヴァレ―・コミュニティ・スク―ルを出た後、マ―ゴの推薦で「リップスティック」(76)で姉と共演したのをきっかけに女優となる。現代的な顔立ちとナイ―ヴな演技力からくるユニ―クな個性は、その後、ウディ・アレンの目をひき「マンハッタン」(79)では彼の恋人役を演じて、アカデミ―助演女優賞にノミネ―トされた。一年間スポ―ツのトレ―ニングに励んで挑んだ初主演「マイ・ライバル」(82)や、豊胸手術までして実在のプレイボ―イ・メイトになりきった「スタ―80」(83)での演技もアメリカでは好評だった。役りには並々ならぬ努力を注ぐ女優である。ABC-TVの"Civil Wars"(91-92)にレギュラー出演。84年12月9日にクラブ“サムズ・カフェ”のオ―ナ―のスティ―ヴ・クライスマンと結婚し、夫婦で「処刑舞踏会」(V、87)を製。
マリエル・ヘミングウェイの関連作品 / Related Work
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地球は女で回ってる
制作年: 1997「世界中がアイ・ラヴ・ユー」のウディ・アレン。製作は「世界中がアイ・ラヴ・ユー」のジーン・ドゥーマニアン。製作総指揮はJ・E・ボケール。撮影は「ハンナとその姉妹」からアレン作品の大半を手掛ける名匠カルロ・ディ・パルマ。美術のサント・ロカスト、編集のスーザン・E・モースもアレン組の常連。衣裳はスージー・ベインジガー。共演は「光る眼」のカースティ・アレイ、「ミルク・マネー」などの監督として知られるリチャード・ベンジャミン、「彼と彼女の第二章」のビリー・クリスタル、「目撃」のジュディ・デイヴィス、「マンハッタン」のマリエル・ヘミングウェイ、「愛のイエントル」のエイミー・アーヴィング、「G.I.ジェーン」のデミ・ムーア、「リービング・ラスベガス」のエリザベス・シュー、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のロビン・ウィリアムスほか。 -
スーパーマン4 最強の敵
制作年: 1987おなじみ正義の使者スーパーマンの活躍を描くシリーズ第4弾。製作は今回より変わって、メナヘム・ゴランとヨーラン・グローバス、監督は「アイアン・イーグル」のシドニー・J・フューリー、脚本はローレンス・コナーとマーク・ローゼンタール、撮影はアーネスト・デイ、音楽はジョン・ウィリアムス(2)が担当。出演は、ストーリー構成も兼ねるクリストファー・リーヴ、ジーン・ハックマン、マーク・ピロー、マリエル・へミングウェイほか。80点 -
マンハッタン(1979)
制作年: 1979ニューヨーク、マンハッタンを舞台に、1人の作家を目ざす中年男と彼を取りまく人間たちを中心に、都会人種の恋愛や日常を描く。製作総指揮はロバート・グリーンハット、製作はチャールズ・H・ジョフィとジャック・ローリンズ、監督は「インテリア」のウディ・アレン、脚本はウディ・アレンとマーシャル・ブリックマン、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はジョージ・ガーシュウィン、編集はスーザン・E・モース、製作デザインはメル・ボーン、衣裳はアルバート・ウォルスキーが各々担当。出演はウディ・アレン、ダイアン・キートン、マイケル・マーフィ、マリエル・へミングウェイ、メリル.ストリープ、アン・バーン、カレン・ルドウィグ、マイケル・オドノヒューなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。黒白、パナビジョン。1979年作品。