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- シンシア・ローズ
略歴 / Brief history
父親はテネシー州軍の曹長。3歳からダンスを習い始め、17歳で歌手兼ダンサーとしてプロ・デビューした。78年「ザナドゥ」のチョイ役で映画デビュー。フランシス・コッポラ監督の「ワン・フロム・ザ・ハート」(82)では振付助手をつとめた。83年「ステイン・アライブ」でジョン・トラヴォルタの恋人役を好演。その後は映画よりも“Opryland USA”“Music Hall America”といったTVスペシャルの方が主になっている。歌手リチャード・マークスと結婚。
シンシア・ローズの関連作品 / Related Work
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ダーティ・ダンシング
制作年: 198760年代初期のアメリカを舞台に、思春期の娘の成長を描く。製作はリンダ・ゴットリーブ。監督は舞台・ダンスの演出家でもあり、ドキュメンタリー映画“He Makes Me Feel Like Dancin”で83年度アカデミー・ドキュメンタリー賞を受賞したエミール・アルドリーノ。脚本はエレノア・バーグスタイン、撮影はジェフ・ジャー、音楽監修はダニー・ゴールドバーク、マイケル・ロイドが担当。ロネッツの「あたしのベビー」をはじめ60年代のヒット曲が全14曲使われている。出演はジェニファー・グレイ、パトリツク・スウェイズ、シンシア・ローズほか。90点 -
ステイン・アライブ
制作年: 1983土曜日の夜の“ディスコ・キング”だった一人の男が、現状に飽き足らず、ブロードウェイのスターを目ざしてトレーニングを積み舞台に立つまでの姿を描いた青春映画で、「サタデー・ナイト・フィーバー」(78)の続篇。製作はロバート・スティグウッドと「ロッキー3」のシルヴェスター・スタローン、監督もスタローンが担当し、エグゼクティヴ・プロデューサーをビル・オークスがつとめている。脚本をスタローンとノーマン・ウェクスラーが執筆し、撮影を「ディア・ハンター」のカメラ・オペレーターから昇格した新鋭ニック・マクリーン、音楽をシルヴェスターの実弟フランク・スタローンとビー・ジーズ、衣裳をトム・ブロンンン、ダンス振付をデノン・ロールズとセイユバー・ロールズが担当。出演はジョン・トラヴォルタ、シンシア・ローズ、フィノラ・ヒューズ、スティーヴ・インウツド、ジュリー・ボヴァッソなど。ニューヨークのマンハッタン、ブルツクリン、ロサンジェルスでロケ撮影された。70点 -
フラッシュダンス
制作年: 1983ブロのダンサーをめざす19歳の溶接工の愛、友情、そして夢を描く。製作はドン・シンプソンとジェリー・ブラック・ハイマー。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ピータースとピーター・グーバーがつとめている。監督は「フォクシー・レディ」(80)のエイドリアン・ライン。トム・ヘドリーの原案に基づき、ヘドリー自身と「フィスト」のジョー・エスターハスが脚本を執筆。撮影はドン・ピーターマン、音楽はジョルジォ・モロダー、編曲・指揮はシルヴェスター・リーヴェイが担当。主題歌をアイリーン・キャラが歌っている。振付けはジェフリー・ホーナディが手掛けている。出演は四千人のなかから選ばれたエール大学の1年生のジェニファー・ビールス、マイケル・ヌーリー、リリア・スカラ、ベリンダ・バウアー、サニー・ジョンソンなど。82年10月18日、ピッツバーグのロケ撮影で製作を開始し、LAロケを含む3カ月間で主要場面の撮影を終了した。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。イーストマン・カラー、ビスタサイズ。1983年作品。90点