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内田雅巳の関連作品 / Related Work
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小川貴之短編集「3つのとりこ」
制作年: 2022さまざまな短編を製作してきた小川貴之監督の劇場初公開作品。何かに心奪われて運命の岐路に立つ人々を3話からなる短編でつなぎ、先の読めないスリリングなストーリーが展開する。謎のバルーンが出現した東京を舞台に、失踪した息子を捜す母と息子の恋人を追いかける「それは、ただの終わり」、憧れの宇宙飛行士への取材を控えたサイエンスライターの宇宙観をめぐる「ASTRO AGE」、妻に内緒で釣りに興じる男の失敗と狂騒の顛末「つれない男」で構成される。「親密な他人」の黒沢あすか、「真夜中乙女戦争」の山口まゆ、「初恋」の小西桜子、劇団南河内万歳一座のベテラン・荒谷清水などが出演。撮影は3編とも平野礼。物語を彩る都市とノスタルジックな風景の対比など、ロケーションも見どころの一つ。 -
the believers ビリーバーズ(2020)
制作年: 2020今泉力哉や山本政志などの現場で助監督を務めながら、精力的に監督作を発表し続ける平波亘の4年ぶりの劇場公開作品。音楽を作る恋人と暮らす女性の一年、愛し合いながらも離れて想い合う女性同士の数年間など、東京に暮らす4組の男女が過ごす時間を綴る。出演は「転がるビー玉」の松川遥菜、「曙光」の田中爽一郎、「阿吽(あうん)」の堀井綾香。 -
触れたつもりで
制作年: 2017東京芸術大学映像研究科映画専攻にて制作された短編。女子高生のももはバイト先の同僚・由之が元犯罪者だという噂を聞く。だがある傷を抱えていたももは、周囲の視線をよそに由之と心を通わせていく。そんななか、二人はある事件の共犯者になってしまい……。主人公ももを演じるのは、冨樫森演出による舞台『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』の大田恵里圭。共演は「沈まない三つの家」の泉光典、「赤色彗星倶楽部」の櫻井保幸。監督は、諏訪敦彦や黒沢清に師事する西川達郎。同監督の「ゼンラレジスタンス」、本作の脚本を担当した川原杏奈監督による「がらんどう」を同時上映。