制作年: 1921
チャールズ・W・ゴッダード氏及びポール・ディッキー氏共作の舞台劇をロイス・ゼリナー女史が脚色し、ジョージ・アーヴィング氏が監督した人情劇で、バート・ライテル氏の主演である。対手は新進のルシー・コットン嬢である。劇中ナポレオンだと信じている精神障害者に扮するフランク・カリアー氏のために喜劇味が大いに唆られるそうである。『ライテル氏の性格はこのような役には完全に適合したものではないが、彼の演技の巧妙さは非難の打ちどころのない出来である。見ていて愉快な映画である。』とはニュース誌の評。