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巨匠パトリシオ・グスマンがチリの新しい運動を捉えた「私の想う国」
2024年10月17日「チリの闘い」の巨匠パトリシオ・グスマンが、チリで起きたリーダーもイデオロギーも不在の新たな運動を捉え、第75回カンヌ国際映画祭で特別上映されたドキュメンタリー「私の想う国」が、12月20日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。 2019年10月、チリの首都サンティアゴで、地下鉄料金の値上げ反対に端を発した民主化運動が起きる。中心となったのは若者と女性で、リーダーもイデオロギーもないその運動はうねりと化し、尊厳ある生活を求める150万の人々のデモに発展。同国の保守的・家父長的な社会構造を揺るがしていく──。 目出し帽に鮮やかな花をつけてデモに参加する母親、家父長制に異を唱える4人の女性詩人、先住民族マプチェの女性で初めて重要な政治的地位についたエリサ・ロンコンなど、多くの女性にインタビューを実施。グスマン監督のナレーションも加わり、観る者を革命に立ち会うような体験に誘う。過去の記憶との往来を重ね、かつて想像した国の実現への願いを込めた、重厚にして詩的な注目作だ。 「私の想う国」 監督:パトリシオ・グスマン 原題:MI PAIS IMAGINARIO 英題:My Imaginary Country 2022年/チリ・フランス/83分/スペイン語 /5.1ch/1:1.85 日本語字幕:比嘉世津子 配給:アップリンク ©Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile/2022/ 公式サイト:https://www.uplink.co.jp/watashino/ -
スタローンの代表作が甦る〈ランボートリロジー4K〉、著名人コメントと場面写真公開
2024年10月17日ベトナム帰還兵ジョン・ランボーの戦いを描く、シルヴェスター・スタローンの代表作にしてアクション映画の金字塔「ランボー」シリーズ。その第1作「ランボー」(1982)、第2作「ランボー/怒りの脱出」(1985)、第3作「ランボー3/怒りのアフガン」(1988)が、4Kレストア版となって10月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。4K版場面写真と著名人のコメントが到着した。 [caption id="attachment_42916" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー 4Kレストア版」© 1982 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption] [caption id="attachment_42917" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー/怒りの脱出 4Kレストア版」© 1985 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption] [caption id="attachment_42918" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー3/怒りのアフガン 4Kレストア版」© 1988 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption] 〈コメント〉 僕の青春は戦争という悲惨な歴史と共に、当時、シルヴェスター・スタローン演ずるランボーという勇者の、生きて、生きて、生き抜く、命を懸けた生き様に、心震え、感動し、生き抜く勇気をもらったものである。 4Kによる久し振りの鮮明なランボーの勇姿に、再び僕の青春が蘇った。合掌 ──藤岡弘(俳優・武道家) 孤独で戦い続けたランボーが、最後、怒りと悲しみをぶつけるように、涙ながらに訴える姿に心を打たれた。ランボーの目に宿る静かな強さと、彼の生き様を表すかのような強靭な身体を最大限に使った、迫力あるアクションに釘付けになった。彼が戦争で負った最も深い傷は心の傷であり、彼も戦争の被害者だ。40年以上前の作品だが、4K映像に生まれ変わったことで、時の経過を感じさせない感動や興奮を与えてくれた。 ──藤岡真威人(俳優) 初めて観たのが中学生の時、どんなに不利でもひとりで戦う姿に憧れた。壁にぶち当たったり、悩んだり、心が折れそうな時、心のどこかにいつもランボーがいた気がする。 ──南勝久(漫画家「ザ・ファブル」) ランボーは映画を超えたヒーローだ!子供の頃はアクションにしか目が行かなかったけど、歳を取って観るとそこにある悲しみ、更には保安官の立場にすら同情する事になり、心掻き立てる傑作ドラマだと気付かされたのだ!それが4Kで観れる!生きてて良かった! ──永野(お笑い芸人) これほど切ない気持ちになるアクション映画があったでしょうか? 4Kで蘇ったのは映像だけではない、そのテーマこそ今の時代に通じます。 僕にとってジョン・ランボーは実はもう一人の“キャプテン・アメリカ”なんですよね。 ──杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター) https://www.youtube.com/watch?v=mVSvJFUB7dY 配給・宣伝:ファインフィルムズ ▶︎ スタローンの代表作がスクリーンに復活。〈ランボートリロジー4K〉 -
数々の話題作を生んできた坂元裕二(脚本)と塚原あゆ子(監督)がタッグを組み、松たか子と松村北斗(SixTONES)の共演で描いたラブストーリー「ファーストキス 1ST KISS」が、2025年2月7日(金)より公開。新たにリリー・フランキー、吉岡里帆、森七菜の出演が発表された。 硯カンナ(松たか子)は結婚して15年目、夫の硯駈(松村北斗)を事故で失う。倦怠期が長く、夫とは不仲のままだった。第二の人生に踏み出そうとしていたカンナは、タイムトラベルする術を獲得。そして戻った過去には、彼女と出会う直前の駈がいた。改めて恋に落ちたカンナは思う。15年後に死んでしまう彼を救わなくては──。 リリー・フランキーは駈が研究員を務める大学の教授・天馬市郎役、吉岡里帆は市郎の娘で駈に恋心を抱く天馬里津役、森七菜はカンナと共に働く美術スタッフの世木杏里役。それぞれ硯夫婦の恋を見守る者、支える者、邪魔する者として物語を彩る。 〈コメント〉 リリー・フランキー もし、タイムマシーンがあったら。 若い人達は未来を覗きに行きたいのかもしれません。 でも年齢を重ねた人々の殆どは「過去」を目指します。 それは、みんなが後悔と共に生きているから。 その後悔を軽くするため、傷つけた人の心の傷を消すため、未来が穏やかであるために。 吉岡里帆 お話をいただいた際に、主演が大好きな松たか子さんと坂元裕二さんの脚本という事で迷わずお受けしたいと思いました。お二人とは以前「カルテット」でご一緒させて頂きましたが、今でもあの時間は私にとって特別で忘れられない人生の分岐点です。またこうして呼んで頂けた事大変感謝しています。 松さんはやっぱり優しくてチャーミングで素敵さが溢れていて現場が華やいで見えました。 坂元さんの脚本は読んでも口にしても心にフックがかかり、そうだこの感じだ!と細胞が喜ぶ感覚になりました。ずっとお会いしたかった塚原さんは包み込むように演出して下さる方でご一緒して改めてリスペクトが深まりました。 この作品のエッセンスとしてお役に立てていたら良いなと思います。 森七菜 お芝居の世界に入ってからずっと憧れだった坂元さんの作品に仲間入りさせていただき、夢が叶いました。 幸せをずっと噛み締めながら、塚原監督ともご一緒できるなんて、なんとも贅沢な現場でした。 松さんの部下としての仕事と、杏里役としてふたりの物語を支える仕事を全うできているといいなと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=7EzyJKyNEXI 「ファーストキス 1ST KISS」 脚本:坂元裕二 監督:塚原あゆ子 出演:松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜、リリー・フランキー 企画・プロデュース:山田兼司 制作プロダクション:TOHOスタジオ、AOI Pro. 配給:東宝 ©2025「1ST KISS」製作委員会 公式サイト:https://1stkiss-movie.toho.co.jp/
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米国インディペンデントの先駆的映画作家、ベット・ゴードン特集。予告編公開
2024年10月16日アメリカのインディペンデント映画の先駆者の一人であり、《セクシュアリティ》《欲望》《権力》をテーマに大胆な探求と創作を行なってきたベット・ゴードン。その初長編「ヴァラエティ」(1983)、中編「エンプティ・スーツケース」(1980)、短編「エニバディズ・ウーマン」(1981)を上映する特集〈ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク〉が、11月16日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラム、今冬に大阪シネ・ヌーヴォほか全国で順次開催される(3作とも日本劇場初公開)。予告編が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=wOHV8x0zwzo 1980年代初頭のニューヨークを舞台に、タイムズ・スクエア近くのポルノ映画館〈Variety〉で働く女性が、ある男性客を追いかけつつ自らの欲望に向き合っていくさまを描く「ヴァラエティ」。シカゴとニューヨークを行き来する女性の孤立感が考察される、実験的で闘争的な「エンプティ・スーツケース」。「ヴァラエティ」のプロトタイプともいえる「エニバディス・ウーマン」──。挑発的な創造性に引き込まれる。 配給・宣伝:プンクテ ▶︎ 米国インディペンデントの先駆的映画作家、ベット・ゴードンの特集開催 -
錬金術をテーマに描き、2024年8月まで放送された特撮ヒーロードラマ『仮面ライダーガッチャード』。そのメンバーが高校を卒業してそれぞれの明日へ向かう姿を描いたVシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」が、2025年2月21日(金)より期間限定上映される(6月11日(水)にBlu-ray&DVDが発売)。短編「ホッパー1のはるやすみ」の同時上映が決定した。 [caption id="attachment_42986" align="aligncenter" width="850"] 「ホッパー1のはるやすみ」[/caption] 「ホッパー1のはるやすみ」は、シリーズ主人公の一ノ瀬宝太郎が錬成した新しい地球に暮らす、ホッパー1をはじめとしたケミー(錬金術で生み出された人工生命体)たちの“ある1日”にフォーカス。久々に宝太郎と遊びたくなったケミーたちが、地球行きの扉を開けるために知恵を絞るさまを描く。おなじみのケミー語ではなく、日本語吹替版でケミーたちの会話を楽しめるのもポイント。主題歌は、テレビシリーズの楽曲『CHEMY×STORY』をキャスト10人がカバーした『CHEMY×STORY Gotcha Version』となる。 さらに、テレビシリーズのゲストキャラクターが「〜GRADUATIONS」で再び顔を見せることが明らかに。第6話に登場した錬金術師の鉛崎ボルト(天羽尚吾)は今回、永遠のライバルである黒鋼スパナとどのように絡むのか? 第30話に登場した宝太郎の幼なじみ・九十九静奈(松澤可苑)は、宝太郎やりんねと共に卒業を迎える。同じく第30話に登場したお笑い研究会の〈タカハシズ〉(鈴木浩文&タカハシシンノスケ)は、卒業ライブでどんなネタを繰り広げるのか? https://www.youtube.com/watch?v=lQ88TJtVs9Q 「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」 出演:本島純政、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗、福田沙紀、加部亜門、天羽尚吾、松澤可苑、鈴木浩文、タカハシシンノスケ 声:福圓美里、檜山修之、岡本信彦、高橋李依、杉田智和、阿澄佳奈、高岡香、小西克幸 原作:石ノ森章太郎 脚本:大西雄仁 監修:内田裕基 音楽:高木洋 アクション監督:福沢博文 監督:山口恭平 主題歌:「GRADUATIONS」BACK-ON(avex trax) 配給:東映ビデオ © 2025 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映 © 2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/vcinext-gotchard/