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松山ケンイチ × 長澤まさみ。ヒューマンサスペンス「ロストケア」が2023年公開
2022年3月29日松山ケンイチと長澤まさみが初共演し、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲がメガホンを執ったヒューマンサスペンス「ロストケア」が2023年に全国公開される。 原作は第16回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝いた葉真中顕のデビュー小説「ロスト・ケア」。連続殺人犯と検事の対峙を通し、真の正義、本当の幸せを問いかけていく。「ストロベリーナイト」「四月は君の噓」の龍居由佳里が、監督と共同で脚本を手掛けた。 撮影は劇中舞台の長野県で2022年3月より約1ヶ月行われ、撮り終えた松山ケンイチ、長澤まさみ、前田哲監督からコメントが届いた。さらに松山と長澤のコメント映像も公開。 松山ケンイチ(斯波宗典 役) この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。 自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。 長澤まさみ(大友秀美 役) 私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。 監督:前田哲 映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。 松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。 二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。 プロデューサー:有重陽一 監督から原作「ロスト・ケア」を映像化したいという提案を持ち掛けられたことがこの作品の始まりです。最初はテーマも重く、ハードルが高いと思ったのですが、監督と話し合いを重ねるなかでエンターテインメント作品に昇華できる可能性を感じ、脚本に龍居由佳里さんを起用し映画化に動きました。それから本作りに数年かけましたが、その苦労が実り撮影を敢行することができました。脚本開発から撮影現場でも監督、松山さん、長澤さんの三人で何度も意見を出しあい、非常にクリエイティブな作品作りができたと思います。そうした過程で斯波と大友という人物が確立し、人間としての斯波や大友を描けたのではないかと思っています。公開を楽しみにお待ちください。 原作:葉真中顕 私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画「ロストケア」の公開が価値あるものになることを期待します。 Story 早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。彼は献身的で慕われる心優しい介護士青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。そこでいったい何が起きているのか? 大友は真実を明らかにすべく斯波と対峙する。 「私は救いました」。斯波は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何なのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人事件を起こしたのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、真相に迫る時、大友の心も激しく揺さぶられる──。 「ロストケア」 出演:松山ケンイチ、長澤まさみ 原作:「ロスト・ケア」葉真中顕 著/光文社文庫 刊 監督:前田哲 脚本:龍居由佳里、前田哲 制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント 配給:日活 東京テアトル ©2023「ロストケア」製作委員会 公式サイト:lost-care.com -
岩本照(Snow Man)× 生見愛瑠の「モエカレ」、クランクアップ映像到着
2022年3月29日「デザート」(講談社)で連載中の玉島ノンのコミックを、主演にSnow Manのリーダー岩本照、ヒロインにCanCam専属モデルの生見愛瑠を迎え、「赤い糸」「一週間フレンズ。」の村上正典のメガホンで映画化。超シャイな消防士×ぼっちJKの不器用な恋の行方を描く「モエカレはオレンジ色」が、7月8日(金)より全国公開される。このたびクランクアップを迎えた岩本・生見のコメント映像・写真が到着した。 主演として現場を引っ張ってきた岩本は、「楽しい撮影現場」を笑顔で振り返りながら、消防士への敬意を改めて語った。ヒロインを演じた生見は「あっという間」だった撮影を思い返して涙しながら、本作の存在の大きさに気づいたとコメント。さらに現場の仲睦まじい様子、演技に臨む2人の真剣な表情などを捉えたメイキングシーンも多数登場する。 クランクアップコメント 蛯原恭介役:岩本照 本当に毎日が充実した日々でした。 実際に消防署で訓練をされている横で撮影させていただくこともあり、 現役の消防士の皆さんと沢山お話もさせていただいたのですが、 素敵だなっていう言葉で表現するには申し訳ないくらい、素晴らしい職業です。 蛯原恭介という役を演じてみて、優しくて真面目で甘党で…自分と似てるところもあるのですが、 こんな風に誰かを助けるヒーローに自分もなりたいなと心から思いました。 そして、撮影中に20歳になった生見さんをキャストスタッフ全員で祝ったり、 とにかく笑いが絶えなくて、愛と思いやりで溢れた素晴らしい撮影現場だったと思います。 この作品を通じて、もちろん純粋にキュンキュンもしてほしいですが、 観てくださった方が消防士になりたいとか、ちょっとでも前向きになれたとか、 誰かの何かのきっかけになってくれたらすごく嬉しいです。 佐々木萌衣役:生見愛瑠 あっという間に終わってしまって今とっても悲しいです。 私たちよりも朝早く来て夜遅く帰るスタッフさん達が本当に優しくてあたたかくて、 毎日現場に行くのがすごく楽しかったです。 皆さんが「萌衣ちゃん萌衣ちゃん」って呼んでくれて、嬉しくて、撮影がなくても来たいくらいでした。 制服を着て、学生時代に戻ったみたいで、本当の青春のような日々を過ごすことができました。 20歳の誕生日をサプライズでしていただいたのですが、全然気付かなくてびっくりしました。 キャストスタッフの皆さんから台本に寄せ書きをいただいて、とても嬉しかったです。贅沢な時間でした! 演じていてもすごく素敵な作品だと心から思います。 キュンキュンしたり、感動したり、一緒に笑えたり… 色々な感情になる作品なので、沢山の方に是非観にきていただきたいです! 公開をお楽しみに!! Story その人は突然現れた──。 ぼっちのJK・萌衣(生見愛瑠)が恋をしたのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原(岩本照)。 彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣。 蛯原も素直でまっすぐな萌衣に徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない。 そんな中、恋のライバルが現れて──!? 不器用な2人の恋に思わず笑って、感情移入して、応援して。 観たら絶対に恋したくなる。いつか私も誰かとあんな恋がしたい! 女子共感度120%! 2022年1番の胸キュンラブストーリー!? 「モエカレはオレンジ色」 原作:玉島ノン「モエカレはオレンジ色」(講談社「デザート」連載) 出演:岩本照(Snow Man)、生見愛瑠 監督:村上正典 脚本:山岡潤平 製作:「モエカレはオレンジ色」製作委員会 配給:松竹株式会社 公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/moekare-movie/ 公式twitter:moekare_movie 公式Instagram:moekare_movie © 2022「モエカレはオレンジ⾊」製作委員会 -
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「ドライブ・マイ・カー」が第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞! 喜びのコメント到着
2022年3月28日村上春樹の短編を⻄島秀俊主演で映画化した濱⼝⻯介監督最新作「ドライブ・マイ・カー」が、第94回アカデミー賞国際⻑編映画賞を受賞した。⽇本映画の国際⻑編映画賞(旧称:外国語映画賞)受賞は、 第81回(2009年開催)の滝⽥洋⼆郎監督作「おくりびと」以来となる。 授賞式を終えたばかりの「ドライブ・マイ・カー」チームが、日本メディア向けの共同記者会見で喜びを語った。併せて、仕事で参加できなかった出演者・三浦透子のコメントも届いた。 「本当にすごい日」(濱口監督)「とても幸せ」(西島秀俊) Q. 率直な感想をお聞かせください 濱口 ありがとうございます!嬉しいです!ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています。 西島 本当に嬉しいです。会場でたくさんの方に「この作品を観た、素晴らしかったよ」と言って頂いて。改めてこの作品が、国や言葉を越えていろんな人の心に深く響いたんだなと会場ですごく感じました。とても幸せです。 岡田 素直に本当に嬉しくて、あの場にいれたことがよかったなと思いますし、「ドライブ・マイ・カー」とタイトルが言われた時にみんなで立ち上がって、みんなで抱きしめあってるその瞬間は一生忘れない出来事なんだろうなと思ってます。 霧島 私も素直に心から嬉しい気持ちでいっぱいです。たくさんの方におめでとうと言って頂いて、どれだけたくさんの方の心に届いたのかということが実感できて、本当に、本当に嬉しいです。 Q. オスカー像を手にしての感想は? 濱口 重いです(笑)。ポン・ジュノ監督が2年前に取ったとき、片手で軽々と持ち上げられていたので、意外と軽いのかなと思っていた。重かったのでびっくりしました。 Q. どういう方から声をかけて頂きましたか? 濱口 スティーヴン・スピルバーグ監督から「おめでとう。この映画にふさわしいものだ」と言って頂きました。スピルバーグさん自身もこの映画がとても好きだと言って頂けて、本当にすごい日だなと思いました。 Q. 映画の名前が呼ばれたときの感想は? 西島 監督のこの凄い才能がもっともっと世界に広まってほしいなと、いち映画ファンとして思っているので本当に嬉しくて、濱口監督おめでとうございますという気持ちでいっぱいです。 岡田 本当に、こんなことがあるんだなあ、と。素直に体が反応して、心が動いて。皆さんと喜びを分かち合えたのは本当に良かったなと、その瞬間に思いましたね。 霧島 すごく緊張していたのですが、耳に入ってきた瞬間に感情が素直にわーっと溢れてきて、体も反応してしまいました。 Q. 4部門ノミネート、13年ぶりの国際長編映画賞受賞。日本の映画界にとって今後この作品がどんなものになると思いますか? 監督 それは、今後の皆さんが決めてくださればいいなと思っています。ただ、プロデューサーの方たちの尽力のおかげあって準備にとても時間をかけることができたのはとても貴重なことだったと思っています。 いわゆる商業映画というものを作って2本目ですが、みなさんが準備の大切さというものを理解して作ってくださったということは感じていて、準備に時間をかけたことによってこういう結果が得られているということは言いたいですし、参考にしてやってみたいという方がいてくれたらそれはすごくありがたいと思います。 この「時間をかける」ということは大事なことで、その意志さえあれば、急き立てられるように仕事をすることもないし、お互いをリスペクトするような環境も生まれやすいと思う。これは映画界だけに限らないことで、「このことに価値があるんじゃないか」と思うことを時間をかけてやる、ということができたら、それは今より少し幸せなことなんじゃないか。そういう実例だと思っているので、そういう風に思っていただけたらすごく有難いなと思います。 ★三浦透子コメント 国際⻑編映画賞の受賞、本当におめでとうございます! 皆さんの姿、とてもかっこよかったです。 「ドライブ・マイ・カー」という作品に関われたこと、誇りに思います。改めて、この作品から頂いた全ての出会いと経験に、⼼から感謝申し上げます。 濱⼝さん、スピーチ届きました。胸がいっぱいです。 ©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 ▶︎ カンヌで4冠受賞!「ドライブ・マイ・カー」濱口竜介 × 三宅唱 × 三浦哲哉 鼎談 ▶︎ 「ドライブ・マイ・カー」が第94回アカデミー賞で作品賞を含む全4部門ノミネート! ▶︎ 世界で称賛された「ドライブ・マイ・カー」、メイキング映像で明かされる濱口監督の演出力 -
アカデミー賞国際長編映画賞仏代表作「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」、著名人コメント到着
2022年3月28日第93回アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表作に選ばれ、第46回セザール賞新人監督賞受賞。70代の女性カップルを描く「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」が、4月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほかで全国順次公開される。 「ハンナ・アーレント」のバルバラ・スコヴァとコメディ・フランセーズの団員でもあるマルティーヌ・シュヴァリエを主演に迎えた、新鋭フィリッポ・メネゲッティ監督作「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」。愛する人との自由な人生を勝ち取るべく社会の障壁に立ち向かう女性たちの姿を、独仏2大女優の圧倒的演技と、光と影の映像美でサスペンスフルに描き出す。 このたび寺島しのぶ、江國香織、松田青子ほか各界著名人よりコメントが寄せられた。 【コメント】(敬称略・順不同) ドイツとフランスを代表する2人の女優の圧倒的な演技を若きイタリアの監督が繊細で大胆な極上の映画に仕上げた。本当の幸せとは何か…。 ──寺島しのぶ(女優) 少女二人の冒頭シーンから心がざわめく。皮膚のいちばんやわらかいところにさわられるような映画で、ただ息をつめて見つめた。 ──江國香織(小説家) こういう状況に置かれた時に、 これまでどれだけのカップルが引き裂かれてきただろうか。 いくつもの壁を壊して、突破して、ふたりで生きていく、 諦めない彼女たちの姿に涙が止まらなかった。 ──松田青子(作家) こんな生き方もあるのか。思いがけない展開に息をのむ。主演は七十代の女優二人。すごい!生き抜くために果敢に立ち向かう姿に圧倒される。 ──樫山文枝(俳優) ニナの叫びとマドの吐息。 それは映画を観ているあなたのものだったかもしれない。 わたし自身のものだったかもしれない。 映画は私たちの肩を叩く。 少女の声を掻き消したあのカラスに あなたは似てはいないかと。 ──中村優子(女優) これは拍手! スリリングな脚本、簡潔なカメラ、抑制された演出。なにより、逆境を乗り越える愛を70代の女性二人が担うところが、素晴らしく時代を捉えている。千載一遇のチャンスに女優たちが実力を爆発させた、幸福な傑作。 ──山内マリコ(作家) ふたりを隔てる扉と扉は、世間から隠すように閉じられる。 胸痛みながら、自分の中にも扉があると悟った。 ──中江有里(女優・作家・歌手) 普通ってなんだろう。 ニナとマドレーヌの暮らしはある意味理想的。 でも、人生には思い通りにいかない事がたくさんある… 印象深い音。美しき映像。強くて、大胆なふたりの愛。 これは今までにない挑戦的で秀逸な映画だ。 ──大島葉子(女優) 1980年生まれの男性監督が、長篇デビュー作でこの物語を撮ったこと。彼の人間的関心と想像力に、新しい時代の成熟(の始まり)を感じる。 ──森直人(映画評論家) 痛みを伴う映像美。彼女たちのようなふたりの未来が悲劇とならぬように、この映画が楔と化して今ここに打ち込まれなければいけない。 女性同士の親密な紐帯に、ほんとうはミステリーもサスペンスもないのだから。 ──児玉美月(映画執筆家) あーーもぅオトナなのに、、しっかりして!長年セクシャリティを隠してたのは何の為? 地味な見た目だけど破天荒な性格の設定に驚きつつ、カミングアウトせずとも遺言書は大切だと改めて痛感。パートナーいても法的に守られてない人〜全員必見です! ──小川チガ(飲食店経営、イベントプロデューサー) Story アパルトマン最上階に向かい合うふたつの部屋 互いを隔てる扉は、やがて社会の障壁となって、ふたりの前に立ちはだかる── 南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちは今や独立、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人は家族や周囲を巻き込んで究極の選択を迫られることに……。 「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」 監督:フィリッポ・メネゲッティ 脚本:フィリッポ・メネゲッティ、マリソン・ボヴォラスミ 共同脚本:フロランス・ヴィニョン 出演:バルバラ・スコヴァ、マルティーヌ・シュヴァリエ、レア・ドリュッケール、ミュリエル・ベナゼラフ、ジェローム・ヴァレンフラン 2019年/フランス=ルクセンブルク=ベルギー/フランス語/95分/カラー/2.39:1/5.1ch 原題:Deux 字幕:齋藤敦子 後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、在日ルクセンブルク大公国大使館、ベルギー大使館 配給:ミモザフィルムズ © PAPRIKA FILMS / TARANTULA / ARTÉMIS PRODUCTIONS - 2019 【公式サイト】http://deux-movie.com