きから始まるものでの検索結果

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  •  ケネス・ブラナーが監督・製作・脚本を手掛け、出身地の北アイルランド ベルファストを舞台に自身の幼少期を投影して撮り上げた自伝的作品「ベルファスト」が、3月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国で公開。   [caption id="attachment_9583" align="aligncenter" width="850"] Director Kenneth Branagh (left) and actor Jude Hill (right) on the set of BELFAST, a Focus Features release. Credit : Rob Youngson / Focus Features[/caption]    第46回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞して以降「これぞオスカーにふさわしい作品!」(ROLLING STONE)、「オスカー賞レースを新たな高みへと引き上げる作品」(VARIETY)、「熱狂!この映画を決して忘れることはできない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と、各誌から絶賛が寄せられた本作。  第27回放送映画批評界協会賞では最多11部門にノミネートされ、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞。そして第94回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートを果たした。  一方で同じくブラナーが監督を務める映画「ナイル殺人事件」は、2月11~13日の全米ボックスオフィスランキングで興行収入1,289万1,123ドル(約15億円)で初登場1位に輝き、ブラナー作品への注目が高まっている。 「頑張る彼らの姿に力をもらってほしい」  このたびブラナーのインタビュー映像が解禁。今の時代に故郷ベルファストを舞台に自伝的作品を撮り上げた思いや、こだわりのキャスティング秘話、そして分身というべき少年役を託したジュード・ヒルへの絶大な信頼などを明かした。  「ベルファストは物語に事欠かない街だ。特に1960年代後半のベルファストは街の歴史上最も過酷な激動の日々だった」と語り始めるブラナー。「あの日々はずっと僕の頭にあって、故郷で過ごしたあの時代の物語をいつか脚本にしようと思っていた」と長年、映画化の機会を探っていたことを明かす。そんな中で新型コロナウイルスによるパンデミックが起き、過激さは違えども変わりゆく世界を人々が目の当たりにしていると感じ、最初のロックダウンが始まった2020年頃に脚本に着手した。  時代の変化に戸惑い苦悩しながらも、未来へ突き進む家族の物語を描くにあたり、キャスティングではアイルランドと縁が深い俳優にこだわった。「ジェイミー・ドーナンはベルファストの出身でホーリーウッドという街に住んでいた。祖父役のキアラン・ハインズは僕の実家からたった1キロ半の場所に住んでいたんだ」。さらにカトリーナ・バルフやジュディ・デンチにもアイルランドの血が流れており、「俳優たちがとても前向きなエネルギーを加えてくれたと思う。彼らは“家族”だったね」と役者陣へ信頼を明かした。特に、自身を投影させた少年バディ役のジュード・ヒルに対しては「すばらしい仕事をしてくれた。僕らがジュードを見つけ出した瞬間、彼の才能はまさに開花したんだ」と絶賛。  「この作品を観て、頑張る彼らの姿に力をもらってほしい」というブラナー。家族と故郷をテーマに、笑いと涙で綴った人生賛歌に、感動とエネルギーをもらえるはずだ。   [caption id="attachment_9584" align="alignnone" width="550"] Writer/director Kenneth Branagh on the set of BELFAST, a Focus Features release. Credit: Rob Youngson/Focus Features[/caption]   「ベルファスト」の第1弾記事はこちら © 2021 Focus Features, LLC.
  •  ホアキン・フェニックス主演×マイク・ミルズ監督×A24製作。中年男が甥っ子との“想定外”の日々の中で驚きと喜びに出会っていく愛おしい物語「カモン カモン」が、4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。 突然始まった甥っ子との共同生活  NYを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーは、LAに住む妹が家を留守にする数日間、9歳の甥・ジェシーの面倒を見ることに。それは彼にとって、子育ての厳しさを味わうと同時に、驚きに満ち溢れたかけがえのない体験となる。それぞれ孤独を抱えたふたりは、ぶつかりながらも真正面から向き合い、新たな絆を見出していく──。   名優ホアキン・フェニックス×新星ウディ・ノーマン  主人公ジョニーを演じるのは、「ジョーカー」でアカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキン・フェニックス。狂気のイメージから一転、甥のジェシーに振り回される中年男を親しみ豊かに見せる。ジェシー役にはオーディションで選ばれた新星ウディ・ノーマン。天真爛漫な姿で物語を輝かせ、英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。オスカー常連の名優と期待の新人による親密な掛け合いが微笑ましい。 かけがえのない日々を切り取った場面写真  このたび場面写真が一挙解禁。ジョニーが本の読み聞かせ中にジェシーと見つめ合う姿をはじめ、友人らとのNY散策、ピザ屋でのハイタッチ、西海岸での砂浜遊び、録音機を抱えての公園散歩など、どれも愛おしい日々を物語る。さらに、ジョニーの妹ヴィヴが息子のジェシーと笑顔で床に寝転がる姿や、ジョニーとヴィヴが寄り添う兄妹ショットも。  撮影は「女王陛下のお気に入り」でアカデミー賞候補となったロビー・ライアン。その美しいモノクロ映像に引き込まれる。                Story  NYでラジオジャーナリストとして1人で暮らすジョニーは、妹に頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけてジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のためNYに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが……。   「カモン カモン」 監督・脚本:マイク・ミルズ(「人生はビギナーズ」「20センチュリー・ウーマン」) 出演:ホアキン・フェニックス、ウディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト 音楽:アーロン・デスナー、ブライス・デスナー(ザ・ナショナル) 配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ 2021年/アメリカ/108分/ビスタ/5.1ch/モノクロ/原題:C’MON C’MON/日本語字幕:松浦美奈 © 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.  happinet-phantom.com/cmoncmon/ 公式Twitter・Instagram:@cmoncmonmoviejp
  • 菅原文太が主人公・広能昌三を演じた「仁義なき戦い」シリーズ全5作品が、日本映画専門チャンネルで、2月26日(土)、27(日)に4Kニューマスター版で一挙放送される。そこで当時の製作背景に迫ってみたい。 一癖も二癖もある連中が蠢く群像劇 今では老若男女が知る実録やくざもののビッグネームとなっている。第1作「仁義なき戦い」が封切られ大ヒットした73年は、再生日活のロマンポルノも活況を呈しており、まさにやくざとポルノの時代であった。 重要なのはこのシリーズが全て東映の京都撮影所で撮られていることだ。ご存知のように東映は京都太秦の京都撮影所と東京大泉の東京撮影所と東西二つの撮影所がある。撮影所システムがほぼ崩壊してしまった現在はともかく、51年の東映創立よりしばらくは〝時代劇の東映〞がキャッチ・フレーズで京撮こそが東映の本流であった。任俠ものの嚆矢と言われる鶴田浩二主演「人生劇場 飛車角」(63・沢島忠監督)は東撮であった。だが企画者で撮影所長であった岡田茂が京撮へ移動したことから、同じ鶴田主演の「博徒」(64・小沢茂弘監督)が本格的任俠路線第1作として京撮で撮影された。かくして任俠路線も京撮が中心となって製作されることになった。 その任俠路線の主導的プロデューサーが俊藤浩滋で、鶴田浩二、高倉健、藤純子、若山富三郎、菅原文太といった任俠スターのマネージメントも手掛ける絶対的存在であった。だが10年近く続いた任俠路線も徐々に翳りが見え始め、俊藤も岡田も新規路線を模索していた。特に岡田は社長に就任したばかりで、新たな鉱脈探しは急務であった。そんな様々な思惑の中で俊藤が広島やくざ、美能幸三の手記を基に飯干晃一が書いたノンフィクション『仁義なき戦い』を読み映画化を主導した。京撮を選んだのは、時代劇・任俠路線と続く東映京撮こそ本流という意識があってのことだろう。 深作欣二を監督に起用したのは、任俠路線の監督では適応し切れない原作のピカレスクな味わいを出せる監督という見識故か。深作は「現代やくざ 人斬り与太」「人斬り与太 狂犬三兄弟」(以上72)で、義理人情クソ食らえのアウトローを主人公に従来の任俠路線とは一線を画した作風で頭角を現しており俊藤も目をつけていた。俊藤は日活「㊙色情めす市場」(74)を観て感心し、監督の田中登を何と高倉健主演「神戸国際ギャング」(75)に起用した剛のものである。脚本の笠原和夫は、原作の味を消さぬため従来のスター主義ではなく一癖も二癖もある連中が蠢く群像劇として、戦後史を背景に投影しつつ描きあげた。急速ズーム、ハンディカメラによる手振れを物ともしないカメラワークの多用など、従来の京撮では考えられない深作の過酷な要求を、撮影の吉田貞次と照明の中山治雄のコンビが見事にクリアしてシリーズすべてを走り抜けた。 主人公だが時には狂言回しとなる広能昌三役の菅原文太は、新東宝・松竹を経て外様である東映において、ようやく決定的な当たり役にめぐり合った。今や菅原文太=「仁義なき戦い」と言っても過言ではない。狡猾・吝嗇だが、どことなく憎めない広能の親分、山守義雄に扮した金子信雄にとっても彼の集大成とも言える当たり役で、菅原文太と共に表裏の顔となった。殺されてもゾンビのように違う役で復活する松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦らも楽しい。そして京撮の大部屋俳優たちで結成された〝ピラニア軍団〞が大挙出演した。本作を群像劇と称する深作は彼らにもスポットを当てて、それが作品の活性化にも繋がっていた。川谷拓三、室田日出男は一躍売れっ子俳優となった。 シリーズ最高傑作と謳われる「仁義なき戦い 代理戦争」 シリーズの脚本構成がまだ固まっていないため、スピンアウト的に製作された「仁義なき戦い 広島死闘篇」(73)は、俊藤がプロデューサーを外れて以降、東映本社の主導となった。文太は狂言回し的役割となり、山中正治役の北大路欣也と大友勝利役の千葉真一が主人公で、壮絶な対立を展開した。大友勝利は「仁義なき戦い 完結篇」(74)でも登場するが、この頃の千葉は空手映画で忙しく宍戸錠が代演した。 シリーズ最高傑作と謳われるのは第3作「仁義なき戦い 代理戦争」(73)で、ここから広島やくざ戦争が本格的に描かれていく。明石組(山口組)VS神和会(本多会)の二大勢力の対立なのだが、実際に対立するのは、それぞれの下部組織による代理戦争。ドンパチはシリーズの中でも少なめなのだが、登場する連中の権謀術策をめぐらす魑魅魍魎ぶりが無類の面白さで、随所に漂うブラック・ユーモアも味わいがある。本作より武田明役の小林旭と打本昇役の加藤武が登場して作品に厚みを加えている。 第4作「仁義なき戦い 頂上作戦」(74)は、笠原和夫が広島やくざの終焉まで描いたので「もうおしまい」と言うように、事実上の完結篇。菅原文太と小林旭が、粉雪が舞い込む寒々とした裁判所の廊下で「間尺に合わん仕事したのう」「辛抱せいや」と言って別れるラストは、シリーズの完結に相応しかった。だがヒット中のシリーズを東映が手放すわけもなく「仁義なき戦い 完結篇」が作られた。脚本は笠原が降りて高田宏治が書いたが、似て否なる感はぬぐえなかった。シリーズはまだ終わらずこの後も「新 仁義なき戦い」(74)「新 仁義なき戦い 組長の首」(75)「新 仁義なき戦い 組長最後の日」(76)が作られた。   ※本文は「キネマ旬報3月上旬号」から転載したものです。 文=ダーティ工藤 制作=キネマ旬報社 ◆2月26日(土)よる10時〜 「仁義なき戦い〈4Kニューマスター版〉」<R-15> 監督:深作欣二 原作:飯干晃一 脚本:笠原和夫 出演:菅原文太、松方弘樹、渡瀬恒彦、伊吹吾郎、中村英子、川地民夫、名和広、内田朝雄、内田朝雄、田中邦衛、梅宮辰夫   ◆2月26日(土)よる11時50分〜 「仁義なき戦い 広島死闘篇〈4Kニューマスター版〉」 監督:深作欣二 原作:飯干晃一 脚本:笠原和夫 出演:菅原文太、千葉真一、梶芽衣子、山城新伍、名和広、成田三樹夫、松平純子、前田吟、金子信雄、遠藤辰雄、小池朝雄、北大路欣也   ◆2月26日(土)深夜1時40分〜 「仁義なき戦い 代理戦争〈4Kニューマスター版〉」 監督:深作欣二 原作:飯干晃一 脚本:笠原和夫 出演:菅原文太、小林旭、池玲子、堀越光恵、中村英子、渡瀬恒彦、山城新伍、金子信雄、木村俊恵、成田三樹夫、加藤武、田中邦衛、丹波哲郎、梅宮辰夫   ◆2月27日(日)よる10時〜 「仁義なき戦い 頂上作戦〈4Kニューマスター版〉」 監督:深作欣二 原作:飯干晃一 脚本:笠原和夫 出演:菅原文太、梅宮辰夫、黒沢年男、田中邦衛、金子信雄、小池朝雄、内田朝雄、遠藤太津朗、加藤武、松方弘樹、小林旭   ◆2月27日(日)よる11時50分〜ほか 「仁義なき戦い 完結篇〈4Kニューマスター版〉」TV初 監督:深作欣二 原作:飯干晃一 脚本:高田宏治 出演:菅原文太、北大路欣也、松方弘樹、野川由美子、桜木健一、山城新伍、伊吹吾郎、田中邦衛、宍戸錠、金子信雄、小林旭   特設サイト:日本映画専門チャンネル
  • 特別な力を持たないヒロインが奇跡を起こす!「ミラベルと魔法だらけの家」 数々の名作を生み出してきたディズニー・アニメーション・スタジオ。その記念すべき長編60作目にあたる「ミラベルと魔法だらけの家」のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが、2月18日(金)にリリースされる。「モアナと伝説の海」(16)以来のオリジナル・ミュージカル作品となった本作の舞台は、魔法の力に包まれた不思議な家“カシータ”。そんな場所で暮らすラテン系の大家族に訪れた“奇跡”とは…? これは、世界中のどこにでもいる“家族”の姿を描いた物語 まるで生き物のように意志を持つ愉快な家“カシータ”で暮らすマドリガル家は、全員、家から<魔法のギフト(才能)>を与えられている。花の魔法で街中に花を咲かせる長女イサベラ、どんな重い物でも軽々と持ち上げる怪力の持ち主・次女ルイーサ、愛情たっぷりの料理で人々を癒す母フリエッタ…。マドリガル家の人々は、その力で街中の人から頼りにされている。そう、主人公の三女ミラベルを除いては。 なぜか一人だけ家から何の力も与えられなかった彼女は、表向きは家族と仲良く暮らしながらも、心の中では常に疎外感を感じていた。そんな中、未来が見える叔父・ブルーノの予言で、自分が後に家族を壊す存在であることを知ったミラベル。彼女が見つけてしまった“家族のほころび”は、やがて大きな亀裂となり魔法の家を襲い始める。なぜミラベルだけ魔法が使えないのか? 魔法の家に隠された驚くべき秘密とは―? 監督は、「ズートピア」(16)でも組んだバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュ。あらゆるジャンルを融合させた独創的な音楽を「モアナと伝説の海」のリン=マニュエル・ミランダが手掛けている。これ以上ない豪華スタッフが集結した本作は、第79回ゴールデングローブ賞でアニメーション作品賞も受賞。第94回アカデミー賞では歌曲賞(「2匹のオルギータス」)、作曲賞、長編アニメーション賞の3部門にノミネートされている。魔法をテーマとしながらも、誰もが共感できる普遍的な“家族のあり方”を描いたミュージカル・ファンタジーだ。 普通の少女ミラベルを通して描く“新しい生き方” 他の家族のような魔法の力を使えない分、頼まれた仕事は断らずに何でもこなし、家族や街に少しでも貢献しようとがんばるミラベル。しかし、その努力は空回り、しまいには家長のアルマおばあちゃんと衝突してしまう…。 どんなに完璧に見える人でも悩みを抱えていて、周囲からの期待に押しつぶされそうになっている人もいる。考えてみれば当たり前のことでも、“家族”という自分に近い存在であればあるほど、その事実をつい忘れがちとなるのではないだろうか。ありのままに生きればいい、人と比べる必要などどこにもない。家族の亀裂を修復しようと奔走する“普通のヒロイン”ミラベルを観ていると、そんなメッセージが痛いほど伝わってくる。ぜひあなたも、その肩の荷を下ろして大切な人と一緒に観て欲しい。鑑賞後はきっと、今まで目の前に広がっていた世界が少し違って見えることだろう。 ミラベルの世界を紐解く2時間に及ぶボーナス・コンテンツが大充実! MovieNEXには、製作秘話に迫る豊富な映像特典を収録。本作のために集まったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ内のディズニー社員から成るグループ“ファミリア”のメンバーらが語り合う「家族こそが全て」では、彼らの家族や考え、経験などが作品に色濃く投影されていたことがわかる。また「コロンビアに魅せられて」では現地の人の意見を取り入れながら、本作の舞台となったコロンビアの歴史や文化にとにかく忠実に描いていたことが興味深い。 「カラフルな音楽」では、リン=マニュエル・ミランダの天才ぶりが炸裂する。マドリガル家の家族それぞれの感情や個性を表現するためフォークソング風からロック調まで多様な音楽を作品に注入。ミラベルが本音を吐露する「Waiting On A Miracle(奇跡を夢見て)」のみ曲のテンポを4分の3拍子にし、家族の中でひとりだけ違う存在であることを表現したという裏話も。床や窓を動かして様々な感情を表現してくれる不思議な家“カシータ”へのこだわりが詰まった「私たちのカシータ」も見どころ満載だ。ちなみに、本作のサウンドトラックはビルボード・アルバムチャートで4週連続No.1。挿入歌「We Don’t Talk About Bruno(秘密のブルーノ)」は全米シングルチャートで2週連続1位を記録している。 その他、監督らのリサーチ旅行の様子を収めた「エンカントへの旅」、NGシーン集、未公開シーン、カラオケ用字幕が付いたソング・セレクションなどを収録。劇場公開時に同時上映された、アライグマの親子を描いた短編「ツリーから離れて」も感涙必至の必見作だ。 文=原 真利子 制作=キネマ旬報社 「ミラベルと魔法だらけの家 MovieNEX」/4,950円(税込) ●商品内容:ブルーレイ 1枚、DVD 1枚、スマホで本編視聴(デジタルコピー)、MovieNEX ワールド 「ミラベルと魔法だらけの家 4K UHD MovieNEX」/6,930円(税込) ●商品内容:4K UHD ブルーレイ 1枚、ブルーレイ 1枚、スマホで本編視聴(デジタルコピー)、MovieNEX ワールド   ●2月18日(金)発売 【ボーナス・コンテンツ】 ・シング・アロング ・ツリーから離れて 短編アニメーション -イントロダクション -本編 ・家族こそが全て ・コロンビアに魅せられて ・カラフルな音楽 ・♪秘密のブルーノ のシーンが完成するまで ・私たちのカシータ ・NGシーン集 ・エンカントへの旅 ・未公開シーン -ジェイソン・ハンドとナンシー・クルーズによるイントロダクション付き -3人で掃除 -アントニオの部屋から -森に向かうイサベラ -ミラベルを捜して ・ソング・セレクション -♪ふしぎなマドリガル家 -♪愛するコロンビア(スペイン語) -♪奇跡を夢みて -♪増していくプレッシャー -♪秘密のブルーノ -♪本当のわたし -♪2匹のオルギータス(スペイン語) -♪奇跡はここに ●2021年/アメリカ/本編102分 ★<スタッフ> 監督:バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ 共同監督:シャリース・カストロ・スミス 脚本:ジャレド・ブッシュ、シャリース・カストロ・スミス ストーリー:バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ、シャリース・カストロ・スミス、リン=マニュエル・ミランダ 製作:イヴェット・メリノ、クラーク・スペンサー オリジナルソングス:リン=マニュエル・ミランダ ★<キャスト>(日本語吹替) ミラベル:ステファニー・ベアトリス(斎藤瑠希)、アルマおばあちゃん:マリア・セシリア・ボテーロ(中尾ミエ)、イサベラ:ダイアン・ゲレーロ(平野綾)、ルイーサ:ジェシカ・ダロウ(ゆめっち(3時のヒロイン))、フリエッタ:アンジー・セペダ(冬馬由美)、アグスティン:ウィルマー・バルデラマ(関智一)、ペパ:カロリーナ・ガイタン(藤田朋子)、フェリックス:マウロ・カスティーリョ(勝矢)、ドロレス:アダッサ(大平あひる)、カミロ:レンジー・フェリズ(畠中祐)、アントニオ:ラヴィ・キャボット=コニャーズ(木村新汰)、ブルーノ:ジョン・レグイザモ(中井和哉)マリアーノ:マル―マ(武内駿輔) 日本版エンドソング 「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」/ナオト・インティライミ ●発売・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン © 2022 Disney