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  • 本年度カンヌ国際映画祭にて、〈名誉パルムドール〉の受賞が発表されたジョージ・ルーカス監督。 しかし、その名誉を手にするまでの道のりは決して平坦ではなく、その生い立ちから、「スター・ウォーズ」が誕生するまでのスピルバーグやコッポラとの出会い、構想から制作、数々の苦悩と挑戦、そしてそれを支えてきた恋人や友人たちとのエピソードは、これまで深く語られることはなかった。 そんな彼の真実に迫るバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)の日本版『ルーカス・ウォーズ』が5月4日の「スター・ウォーズの日」に発売される。     フランスで5万部が即日完売したという本書は、もはやそれ自体が壮大な一大叙事詩ともいえる内容で、ファンはもちろん、現代に生きるすべての人の心に強く響く内容だ。 また、バンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)というスタイルがビジュアルにも強く訴えかけ、深い没入感を演出する。 帯コメントは「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督 僕らはすべてが約束された大成功に向かっていくことを知っている。 困難のすべてが大逆転のスパイスなのも知っている。 ページをめくるたびにアドレナリンが背中を駆け登る。 ああ誰か、これをこのまま映画にしてください。(山崎貴)   また、『スター・ウォーズ』研究の第一人者、河原一久氏もコメントを寄せた。 いまや映画業界における伝説ともなっている「ジョージ・ルーカスの生い立ち」と「スター・ウォーズ誕生までの舞台裏」が、ついに明らかに! ルーカスの成功物語は、たとえ当たり障りのない話だけで構成しても十分に興味深い話だし、後進のアーティストにも参考になる要素は多々ある。だが、今回、一編のコミックとしてまとめられた本書には、己の理想と夢を実現するために奮闘を続ける者たちの苦悩に満ち、しかし一方では形になりつつある夢の実現に興奮と震えを感じながら邁進を続ける姿が、ありのままに描かれている。そこがいい。そしていつの時代でも、時代に変革をもたらすような作品が誕生する背景には、こうした人間臭い物語が存在していたのだ。これこそが、我々が待ち望んでいたものであり、ジョージ・ルーカスを感じる上で絶対に知っておかねばならない物語である。(河原一久)     「ルーカス・ウォーズ」 ■発売日:5月4日(土・祝)  ■価格(紙):4,620円(税込) ■価格(電子):2,500円(税込) ■発行:キネマ旬報社 © Éditions Deman 2023 ★オンラインショップ:https://www.kinejunshop.com/ ※限定特典付
  •   山水画に着想を得た「春江水暖〜しゅんこうすいだん」(2019)で注目されたグー・シャオガン監督が、世界遺産である西湖のほとりを舞台に母と息子の物語を紡いだ「西湖畔(せいこはん)に生きる」が、9月27日(金)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。国際版ポスターと場面写真が到着した。     中国茶の最高峰〈龍井茶〉の生産地に暮らす母と息子。母は茶畑で働いていたが、あるきっかけでマルチ商法にはまってしまう。息子はどうにか救い出そうとするが……。釈迦の十大弟子のひとりである目連が地獄に堕ちた母を救う故事『目連救母』にインスパイアされた物語が展開。 息子役を『長歌行』のウー・レイ、母役を『清越坊の女たち~当家主母~』のジアン・チンチンが務め、音楽を「花様年華」「陰陽師」の梅林茂が手掛ける。     第17回アジア・フィルム・アワードではジアン・チンチンが最優秀主演女優賞を受賞し、第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも出品された。「春江水暖」に続くグー・シャオガンの“山水映画”第2弾として注目したい。     「西湖畔(せいこはん)に生きる」 監督:グー・シャオガン(顧暁剛) 撮影監督:グオ・ダーミン(郭達明) 音楽:梅林茂 出演:ウー・レイ(呉磊)、ジアン・チンチン(蒋勤勤)、チェン・ジエンビン(陳建斌)、ワン・ジアジア(王佳佳) 原題:草木人間/英語題:Dwelling by the West Lake/2023年/中国映画/118分 配給:ムヴィオラ、面白映画 ©2023 Hangzhou Enlightenment Films All Rights Reserved. 公式サイト:https://moviola.jp/seikohan
  • 「アルプススタンドのはしの方」に続く〈高校演劇リブート企画〉の第2弾として、第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)に輝いた徳島市立高等学校の演劇を映画化した「水深ゼロメートルから」。先日の完成披露上映会は盛況のうちに幕を閉じ、いよいよ5月3日(金)より全国順次公開される。 このたびメイク推奨の一軍女子高生ココロ(濵尾咲綺)と体育の山本先生(さとうほなみ)が言い争うシーンの映像、ならびに著名人が映画に寄せたコメントが解禁された。   https://www.youtube.com/watch?v=WRu5bIC_Gms   〈著名人コメント〉 枝優花(映画監督・写真家) 生々しい女子たちのやりとりが水のないプールのなかで繰り広げられている。 男子が知らない女子の世界。こう書くと「女ってやっぱコエー」「女のことはよくわからんわ」という冷笑が必ずセットでついてくる。.....が、この映画、山下マジックで生々しさはおろか、なんだか懐かしくなってくる。それどころか彼女たちの中に男子中学生の幻影すら見えたりする。何故かJKたちの物語に老若男女が懐かしさを抱いてしまう摩訶不思議映画。山下さん、どんな魔法使ったんだろう。 東紗友美(映画ソムリエ) 水のないプールに満ちていく少女たちの存在感、それは多様な水しぶき。 泳いでいるようにゆらめき交錯する光の粒が、最後はいっせいに輝きだす。 プール掃除の補修授業、夏に漂う気だるさこそが青春だったことを大人になってから気づく。10年後、彼女たちはどうなっているのだろうか?またいつか彼女たちに再会したい。 相田冬二(映画評論家/Bleu et Rose) みんな。いろいろある。いろいろ考えてる。いろいろぶちあたってる。 でも。そのいろいろがそれぞれ粒だっていて。カラフルなのだ。 でも。それは彼女たちが高校生だからじゃない。女子だからでもない。ひとりひとりに そのにんげんだけの色があるからなのだ。これは。そんな映画。 萌映(クレナズム)(ミュージシャン) 青春時代の繊細なひとときに感じていた、性別に対する悩みをリアルに描く描写がグサッと胸に刺さりました。 それぞれの少女が抱えるもどかしさや葛藤がありながらも、シーンごとで一喜一憂する姿がとても尊かったです。 水深ゼロメートルから、同じ悩みを抱えるすべての人に届きますように。 山下リオ(俳優) プールの底に溜まる砂。水が入っている時でさえ、その砂は視界を濁し、手足をざらつかせるのだけど、気づかないふりをしていたのはなぜだろう。 ただ、本当は気づいているとも思う。 私も、あなたも、彼女たちも。 空っぽのプールがいつのまにか想いで溢れて、私は勢いよく泳いでみたくなりました。 武田かりん(映画監督/「ブルーを笑えるその日まで」) 同じ場所にいても、同じ雨に打たれていても、でも、私は私。同じ人なんてどこにもいない。一人一人が主人公であり、物語なのだ。そう改めて気付かされました。水のないプールで語られる登場人物それぞれの葛藤は、この世界のほんの一部分に過ぎないこと、それがそれぞれの個人的な視点で丁寧に切り取られ、その等身大の感情にドキッとしました。 莉子(俳優) 「水のない空っぽのプール」を舞台に、複雑に純粋に絡み合う彼女たちが眩してくて、どこか懐かしかったです。プールに水はないはずなのに、彼女たちが存在しているだけで意味のあるものになっている。夏は苦手だけど、この映画があるから好きになれるかもなと思わせてくれる。そんな作品でした。 若菜みさ(画家・俳優) 羨ましい。 先生に怒られながら友達と補習したり、本音でぶつかって友達と喧嘩しちゃったり、映像まるごと、私がやってみたかったことばかりだ。私は全部できずに23歳になってしまった。 瞳水ひまり(俳優) 彼女たちのようになりたい。この映画を見て気づいてしまった。私はまだもがき続けたいんだ。 努力で勝てないことだって、知らないふりして挑み続けてみよう。なんだってできる気がしていた、あの日の世界の輝きを、あの鋭い目つきで切り開いてゆく。 世間の一員じゃなく、私の在るべき場所に帰ろう。 水がないプールでもいつか息ができるようになると信じて。 稗田寧々(声優) 広がる青空と登場人物たちの瑞々しさが、とにかく眩しい…!学生時代の夏を思い出します。 水深0mから見えてくるのは、彼女たちの深い深いところ。 そこから浮かび上がる悩みや葛藤に、観ていて私もドキッとしてしまいました。 らしさ、って何だろう。いずれ狭いプールを飛び出す彼女たちの未来に、つい想いを馳せてしまいます。       Story 高校2年の夏休み。ココロとミクは体育教師の山本から、特別補習としてプール掃除を指示される。水のないプールには、野球部のグラウンドから飛んできた砂が積もっていた。二人は渋々と掃き始め、水泳部員の同級生チヅル、水泳部を引退した3年のユイ先輩も合流。学校生活、恋愛、メイクなどたわいない会話を重ねる中で、彼女たちの悩みが溢れ、思いが交差していく──。   ©︎『水深ゼロメートルから』製作委員会 配給:SPOTTED PRODUCTIONS
  •   子どもの時に一緒に遊んだ“空想の友達”が、もしも大人になった今でも、そばで見守っているとしたら──。「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキーが監督を務め、孤独な少女ビーが子どもにしか見えないモフモフな“空想の友達”ブルーと繰り広げる冒険を描いた「ブルー きみは大丈夫」が、6月14日(金)より公開される。 ブルーの吹替えを宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が務めることが先日発表されたが、このたびビーの吹替えにネクストブレイク女優の稲垣来泉が決定。吹替版予告編が解禁された。   https://www.youtube.com/watch?v=t9vmhQ2nLzw   ハリウッド映画の主演吹替声優に抜擢されたことに稲垣は「本当にすごく嬉しいです。映画の吹替えを今年のお仕事の目標の1つとして決めていたのですが、こんなにも早く叶えられると思っていなくて。ワクワクした気持ちでアフレコスタジオに向かいました」と歓喜。 ブルーの印象については「最初は大きくてもふもふで・・結構怖いのかなって思っていた」としながらも、「コロコロ変わる表情を見て、“可愛い!”と思ってからは、私の癒しの存在になりました!」と明かす。 さらに冒険物語を振り返り、「自分は1人じゃないんだ、支えてくれている人がいるんだ、ということをこの物語で知ることができました。どんな時でも、1人じゃないと思えることが最大の強みになって、頑張ろうと思えます。感動もしますし、深い映画なので、ぜひ見ていただきたいです」と訴える。 ブルー役の宮田も稲垣を称賛。「声が本当にきれいでした!まさにビーという感じがしました。一緒に収録していて、“やめて”とか、そういうセリフ一言が(心に)しっかり刺さるんですよ。それがやっぱりすごいなと思いました」 子どもたちに忘れ去られると消えてしまう“空想の友達”を、ビーは救えるか? 夢と感動の物語に期待したい。     ©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 配給:東和ピクチャーズ ▶︎ モフモフな“空想の友達”を救うため少女が大冒険。「ブルー AND THE SECRET FRIENDS」(仮題) ▶︎ 「ブルー きみは大丈夫」かわいい“空想の友達”が大集合した本ポスター公開
  • 吉岡里帆ふんする現代人と永山瑛太ふんする未来人が、禁断の恋と辻褄合わせのためにタイムトラベルを繰り返して、恋の超展開を見せるSFラブコメディ『時をかけるな、恋人たち』。挑戦的なドラマ作りに定評のあるカンテレが制作し、SFコメディが得意なヨーロッパ企画の上田誠が脚本を手掛けた、このオリジナルドラマのBlu-ray BOXとDVD BOXが、4月26日にリリースされた。全編に伏線が張り巡らされており、何度も見返したくなるドラマとなっている。 前半は時をかけてでも恋に生きようとする未来人たちの1話完結の物語 ドラマ『時をかけるな、恋人たち』は、フジテレビ系列の火ドラ★イレブン枠で全11話を放送。30分枠だったため、ドラマ本編は各話23分弱で、本編は総計でも約4時間。濃密な物語を凝縮しており、見始めたら止まらない一気必至の作品となっている。 令和の時代を生きる主人公の常盤廻(めぐ/吉岡里帆)は、広告代理店で働く有能なアートディレクター。“辻褄合わせ”のトラブル対処なども得意だが恋には奥手で、好意を寄せる会社の後輩・広瀬航(西垣匠)にも思いを告げられない。そのうちに広瀬は会社の受付嬢と婚約し、一人で泣きながらヤケ酒をあおるような日々を過ごしていた廻だったが、ある日突然に世田谷のタイムパトロール基地へ呼び寄せられる。そこに居たのは、タイムパトロール隊員の井浦翔(かける/永山瑛太)を始め、オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)、メカニック担当の八丁堀惣介(じろう・シソンヌ)、隊長の和井内秀峰(石田剛太)ら未来人たち。彼らに一時的な現地コーディネーターとしてサポートする特命を受けた廻は、翔と共に歴史を変える恐れがある違法タイムトラベラーを取り締まることになるが、実は二人はかつて時をかけて恋に落ちた恋人同士だった……。 ありえない状況に接した廻たち現代人は、驚きつつもタイムトラベルや未来人を早々に受け入れる。コメディだけに小難しい説明は最低限にすっ飛ばし、どんどん物語を進めていくテンポの良さが心地良い。前半第5話までは、未来から時を超えてやってきて、令和の時代で恋に生きようとする様々な恋人たちの物語が1話完結で描かれる。その恋人たちとは、令和の路上ミュージシャンに恋した未来人、未来から令和に駆け落ちしてきた先生と生徒、令和のホストと指名客の未来人、未来人の男性とコンビを組んだ女性コメディアンなど多種多彩。違法トラベルを行った未来人と、彼らに接した現代人は、共に記憶を消去され、未来人は連れ戻されてしまうのだが、違法タイムトラベラーたち個々の恋愛事情に心を動かされた廻と翔は、なんとか辻褄を合わせたり、彼らの悲恋を少しでも実らせようと奔走することになる。   後半は廻&翔の恋の逃避行と怒涛の伏線回収の痛快な“辻褄合わせ” そして後半の第6話から最終話は物語が大きく変化。本来は出会ってはいけない廻と翔の二人が自分たちの禁断の恋を実らせようと恋の逃避行に走る、連続した長編ものとなる。現代と過去を行き来する複雑な構成ながら、それをわかりやすく見せつつ驚きの展開も交え、すべての謎が明かされていく。壮大な辻褄合わせと怒涛の伏線回収が行われ、一気に結末へとなだれ込む。多数のタイムトラベルコメディを手掛けてきた上田誠らしく、緻密なSF考証とコメディならではのゆるさを上手くミックスし、SFものの定番設定のタイムパラドックスを扱う物語を壮大な“辻褄合わせ”と称して、見事に痛快なラブコメディへと昇華させている。 監督は、MVやCMの監督として活躍中で、映画「もっと超越した所へ」やドラマ『忘却のサチコ』の監督も務めている山岸聖太と、ヨーロッパ企画に所属し、映画「ドロステのはてで僕らは」「リバー、流れないでよ」やドラマ『あいつが上手で下手が僕で』などの監督も務めている山口淳太。プロデューサーは、泣けるドラマとして話題になった『春になったら』でも組んでいるカンテレの岡光寛子とホリプロの白石裕菜。脚本の上田も含め、オリジナル作品に挑戦する気鋭のスタッフが集結している。 主人公を演じる吉岡里帆と永山瑛太は、テレビドラマ初共演ながら絶妙な掛け合いを見せ、吉岡は見事なコメディエンヌぶりとキュートさを発揮し、永山は新境地ともいえるアクの強い芝居に挑戦して笑わせる。共演陣にも多彩なキャストが揃い、タイムパトロール基地に居る未来人たちには、伊藤万理華、石田剛太、シソンヌのじろうらが扮し、超クセの強い芝居で異世界の住人らしさを醸し出す。他に西垣匠や田中真琴、夏子らもレギュラー出演し、各話のゲストには、泉澤祐希、吉村界人、清水くるみ、田村健太郎、今野浩喜、村上淳、森カンナ、津田寛治などの他、ミュージシャンの吉澤嘉代子や3時のヒロインの福田麻貴なども出演している。   レトロフューチャーなSFガジェットなど画面の隅々までこだわりが満載 本作は、物語以外にもこだわりが満載。各話のサブタイトルとそのロゴは、タイムトラベルや時間がテーマの映画を引用している。例えば第1話『アバウト・タイムパトロール』は「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」(13)、第6話『バック・トゥ・ザ・エイティーズ』は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(85)、第8話『サマータイムパトロール・ブルース』は上田脚本で永山主演の「サマータイムマシン・ブルース」(05)など。一部はタイトルを借りただけのものもあるが、内容が即したものもあるため、引用した映画と見比べてみるのも面白い。また、エンドロールで本編の後日談が描かれるのも楽しく、余韻を高めると共に全編飽きさせない工夫がある。 衣装やSFガジェットにもユーモアがあり、ハイテクだけど懐かしさや親しみが感じられるレトロフューチャーテイスト。タイムマシンはキックボード型で、年代を入力するパネル部分は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン風。たくさんの機械類があるタイムパトロール基地内のセットも、よく見ると使われているパーツ類はところどころにレトロな家電を使っていたり、記憶消去装置“フォゲッター”も理容室の椅子や歯科医院のライトを改造していて、あえてアナログっぽさを残している。未来人を送り返す基地内の回廊も、目の錯覚を利用して果てしなく続くように見せている。永山瑛太演じる未来人・翔は、アンテナのような髪型に、マニキュアとペディキュアもしていたりと、そのファッションも未来の流行を活かした設定。画面の隅々までこだわっており、見どころが満載だ。こちらの内容は、Blu-ray BOXとDVD BOXに収録されている映像特典のメイキング集でも触れているので、ぜひ堪能していただきたい。 4月26日にリリースされたBlu-ray BOXとDVD BOXには、オリジナルブックレットと映像特典ディスクが封入。一部前述もしているが、映像特典ディスクに収録されているのは約68分のメイキングの他、脚本の上田と監督の山岸によるコメンタリー付の第1話と各話のPR集。コメンタリーでは、タイムパトロール基地のセットが実は今年の3月に閉館した五反田TOCビル内に組まれていたこと、最終回で明かされる第1話の伏線について、未来人の髪型やメイクの裏話、小道具や画作りのこだわりについてなど、上田と山岸が貴重な作品秘話を明かしている。また、メイキングでは、昨年7月下旬のクランクインから9月下旬のクランクアップまでの現場の様子を見ることができ、吉岡と永山の現場コメントも収録。それらからは、吉岡と永山の信頼関係の深さや現場を楽しんでいる様子、永山が第1話で翔との記憶をなくしている廻と再会するシーンを最初の山場だと感じて、再会の嬉しさで挙動不審になっている姿を現場で試行錯誤しながら何度も演じ、キャラクターを作りこんでいる姿などが収められている。特に二人がクランクアップ時に現場スタッフに向けて語ったコメントは、このドラマへの出演を決めた際の深い想いを振り返ると共に、参加できた喜びや感慨に溢れており、このドラマの現場の充実ぶりが実感できるものとなっている。   文=天本伸一郎 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=r722atwtv8Q&t=4s   『時をかけるな、恋人たち』 ●4月26日(金)Blu-ray&DVD BOXリリース(レンタル同時) Blu-ray&DVD BOXの詳細情報はこちら ●Blu-ray BOX 価格:22,000円(税込) 【ディスク】<3枚組> ●DVD BOX 価格:17,600円(税込) 【ディスク】<4枚組> 【Blu-ray&DVD共通】 ★映像特典★ ・メイキング集、PR集 ★オーディオ特典★ ・オーディオコメンタリー(第1話 脚本・上田誠(ヨーロッパ企画)×監督・山岸聖太) ★封入特典★ ・オリジナルブックレット(28P) ●2023年/日本/本編249分/映像特典74分 ●脚本:上田誠(ヨーロッパ企画) ●監督:山岸聖太、山口淳太 ●出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ) ●発売元:カンテレ 販売元:ハピネット・メディアマーケティング ©カンテレ