ふから始まるものでの検索結果

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  • 4月に刊行いたしました『午前十時の映画祭14 プログラム』のP4とP24-25に掲載されている「フェーム」の写真画像に誤りがありました。掲載されている写真は2009年に製作された「Fame フェーム」(日本劇場未公開)になっています。 読者および関係者のみなさまに深くお詫び申し上げるとともに、ここに正しい画像を掲載します。 (キネマ旬報社 『午前十時の映画祭14 プログラム』編集部)   © 1980 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.  
  •   名匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランがアナトリア東部の村を舞台に、ある教師を主人公とした物語を紡ぎ、第76回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞受賞(メルヴェ・ディズダル)、第96回アカデミー賞国際長編映画賞トルコ代表作選出、第29回リュミエール賞最優秀国際共同製作賞受賞を果たした「二つの季節しかない村」が、10月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。     冬が長く雪深いトルコ東部の村で、美術教師を務めるサメット。同地を忌み嫌っているが、村人には尊敬され、女生徒のセヴィムにも慕われていた。ところがある日、同僚のケナンと共に、セヴィムらに虚偽の“不適切な接触”を告発される。同じ頃、美しい義足の英語教師ヌライと知り合い……。 標高2150メートルの壮大な世界遺産ネムルトダーに対比される、自我に縛られた人間の小ささ。サメットは雪解けとともに現れた枯れ草に何を見出すのか──。圧倒的な映画世界に注目したい。   〈レビュー〉 非の打ちどころのない脚本と演技。 焼け付くような、魅惑的な、 忘れがたい作品。 ──THE WRAP 壮大。 驚くほどエレガントで 優美なフィナーレを迎える。 ──Los Angeles Times 圧倒的。 観る者の注意を一瞬たりとも失わない。 ──elPeriódico   「二つの季節しかない村」 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 脚本:アキン・アクシュ、エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 出演:デニズ・ジェリオウル、メルヴェ・ディズダル、ムサブ・エキチ、エジェ・バージ 2023/トルコ・フランス・ドイツ/198分 配給:ビターズ・エンド © 2023 NBC FILM/ MEMENTO PRODUCTION/ KOMPLIZEN FILM/ SECOND LAND / FILM I VÄST / ARTE FRANCE CINÉMA/ BAYERISCHER RUNDFUNK / TRT SİNEMA / PLAYTIME 公式サイト:www.bitters.co.jp/2kisetsu
  • ラッセル・クロウが主演・監督・脚本した話題作「ポーカーフェイス 裏切りのカード」が8月2日にレンタル開始になる。MCU映画で全能の神ゼウスまで演じてみせた名優が監督を務めるのは2014年の「ディバイナー 戦禍に光を求めて」以来8年ぶり。今回の監督作には撮影時、還暦が近づいていたラッセルの人生観、同世代人へのメッセージが込められている。ギャンブル映画、クライムムービーでありながら、ヒューマンドラマでもある――「ポーカーフェイス 裏切りのカード」はそんな映画だ。 少年時代の友情はどこへ。人生を賭けたポーカーゲームが始まる 映画は少年時代の回想から始まる。ジェイク(ラッセル・クロウ)と4人の仲間は幼くしてポーカーで賭けをする間柄。非情な勝敗の結果で対立も生まれたが、彼らをいじめる年上の不良と一丸となって戦うことで固い友情も育んだ。ポーカーは彼らの“絆”なのだ。 それから40数年。ジェイクはポーカーゲームのオンライン化に成功し、巨万の富を得たが、ある失意から森の奥深くに住む老師のもとへリセットの旅に出る。秘薬を与えられ、悟りを得て都会に戻ったジェイクはかつての仲間、ドリュー、ポール、アレックス、マイケルを呼び集め、大金を賭けたポーカー大会を主催した。 久々に集まった、すっかり熟年になった仲間たち。親友のドリューはビジネスパートナーとして悠々自適。ポールは政治家に、アレックスは人気作家に出世した。ポーカーは彼らに洞察力や勝負運を授けたのだ。ただ、アレックスだけが人生の敗北者として酒浸りの日々を送っていた。 彼らはジェイクの所有する豪華な別荘でポーカーを始める。“テキサス・ホールデム”は参加者に2枚の手札を配り、卓の上に公開された5枚のカードと組み合わせて役を作るというルール。大金を賭けた緊張に襲われるメンバー。最初のゲームはジェイクとマイケルの一騎打ちとなった。最後に開かれた運命の一枚は……。 ポーカーは彼らを懐かしい少年時代に引き戻す。勝っても負けてもそれが人生だ。やがて緊張から解かれ、ジョークを言い合い、失敗談で過去の恥をさらけ出す5人。かつての固い友情が蘇ったかに思えたが、その中に裏切り者がいた。 裏切り者に導かれ、ショットガンを携えたギャングがジェイクの財産を狙って急襲。隠し部屋に閉じこもった5人はギャング一味との戦いを決意する。どうやって倒すのか。そして結末は……。   ギャンブル映画? それだけではない監督ラッセル・クロウが隠す切り札 ポーカーは欧米ではもっともポピュラーで庶民的なギャンブルであり、それをテーマにした映画も数多い。スティーブ・マックイーン主演「シンシナティ・キッド」(65年)やポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演「スティング」(73年)といった古典的名作から、マット・デイモン主演「ラウンダーズ」(98年)、ダニエル・クレイグの「007/カジノ・ロワイヤル」(06年)など新世代の傑作まで挙げてゆけばきりがない。本作も、その系譜に連なるジャンルといえる。 ただ、ギャンブル映画の第一印象は、見進めるにつれ姿を変えてゆく。 この映画の主役はポーカーではない。ポーカーをしながら参加者それぞれが語りだす苦い過去と、そこからの再生の過程が主役なのだ。一見、人生の勝利者に思える者も一皮むけば借金あり、不倫あり、病気ありと負のカードが必ず手の中にある。そして、ほんの小さな偶然がゲームを逆転させる。その転換が、映画を興味深くコク深いものにする。ポーカーはあくまで人生の比喩だ。 さらに、それだけに留まらない監督ラッセル・クロウの仕掛けがある。終盤、突如として映画はクライムサスペンスへ変化、オーストラリア美術史講義を織り交ぜながら(どんな形で現れるかはお楽しみに)、さらに大きなツイストがあり、カードゲームのように観る者を混乱させる。ラッセル・クロウはその中心で表情を変えず、心の中で観客のとまどいをほくそ笑んでいる。まさにポーカーフェイス。ラッセルの演出手腕が光る。   「人生で最も苦痛な12ヶ月」緊急登板した監督の“苦労(クロウ)” 実はラッセル・クロウがこの作品の監督を引き受けたのは、撮影開始予定のわずか5週間前だったという。クロウ自身の父親が亡くなって1週間、映画のキャストも決まっておらず、コロナ禍のロックダウンで撮影中止の可能性もあった。そこから脚本を新たに書き直し、リアム・ヘムズワースやスティーヴ・バストーニらオーストラリア人俳優を軸にしたキャストを決め、撮影チームを組み立てた。映像はポスト・コロナを意識して、オーストラリア観光への興味を刺激するものになっている。 クロウの言葉によれば、その撮影は「おそらく人生で最も苦痛な12ヶ月」だったという。 しかし映画は完成し、人生の苦楽を改めて考えさせる良作になった。撮影時、クロウの年齢は58歳。そろそろ人生の手仕舞いを考える年齢だ。その意識は映画に色濃く反映されているように思える。 だが人生がポーカーなら、最後のカード1枚がめくられて逆転もありうる。監督はそんなメッセージを伝えたかったのかもしれない。    文=藤木TDC 制作=キネマ旬報社     https://www.youtube.com/watch?v=Ke6vUTpERiM   「ポーカーフェイス 裏切りのカード」 ●8月2日(水)レンタルリリース ●2022年/アメリカ、オーストラリア/本編94分 ●監督・脚本・出演:ラッセル・クロウ ●出演:リアム・ヘムズワース、エルサ・バタキ、RZA、エイデン・ヤング ●発売・販売元:アメイジングD.C. © 2022 Poker Face Film Holdings Pty Ltd
  •   今年9月に生誕90年を迎えるブリジット・バルドーの特集上映〈ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭〉が、9月13日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次開催。全11本のラインナップが発表され、メインビジュアル2種と予告編が到着した。       上映作品は「恋するオペラ」(1955/劇場初公開)、「この神聖なお転婆娘」(1956)、「裸で御免なさい」(1956)、「花嫁はあまりにも美しい」(1956/劇場初公開・未ソフト化)、「殿方ご免遊ばせ 4Kレストア版」(1957)、「可愛い悪魔」(1958/未ソフト化)、「気分を出してもう一度」(1959)、「私生活 4Kレストア版」(1962/未ソフト化)、「ビバ!マリア」(1965)、「ラムの大通り」(1971)、「ブリジット・バルドー 誤解」(2013/劇場初公開・未ソフト化)。キャリア初期から後期まで網羅したラインナップだ。 メインビジュアルのモノクロver.は「花嫁はあまりにも美しい」、カラーver.は「私生活」のワンシーンを使用。ファッションアイコンにしてスター女優、そして女性解放の象徴──BBの神話を拝みたい。   https://www.youtube.com/watch?v=Pwor0jYaTa4   提供・配給:キングレコード 公式サイト:https://bb90th.com/ ▶︎ ブリジット・バルドー生誕90年祭開催。日本初公開ドキュメンタリーを含む11作上映
  •   リチャード・リンクレイター監督が“偽の殺し屋”の実話をもとに描いたクライムコメディ「ヒットマン」が、9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開。グレン・パウエル演じる主人公ゲイリーの“殺し屋七変化”を捉えたメイキング映像が到着した。   https://www.youtube.com/watch?v=K5tgUhckSKA   グレン・パウエルは「クレイジーなプロセスだった。人を殺したい依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、依頼人が何を求めているかによって変わる。依頼人が少年の場合、ヒットマンのキャラクターは屈強そうなSFから出てきたアクションヒーローのようにした。ヒットマンたちの人格は直前までリック(リンクレイター監督)に見せなかった。ヘアメイクのテストも見せなかった。だから私がヒットマン姿で控え室を出て行く時は、いつも楽しかった。色々なキャラクターを噛み砕き、カメレオンのようでなければならない。こういうキャラクターを演じるのはプレッシャーもあるけど、俳優にとっての夢でもある」と語っている。 リンクレイター監督は「私たちはゲイリーの変装に全力を注いだ。グレンとタラ(=ヘアメイク担当のタラ・クーパー)は少し楽しみすぎたかもしれないが、とても楽しかった。この二人を称賛したい」と振り返る。セクシーでスリリングな快作に期待したい。     Story ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。大学で心理学と哲学を教えつつ、地元警察に技術スタッフとして協力していた。そんな中、殺人の依頼者を捕まえる囮捜査にあたって殺し屋役となるはずだった警官が職務停止に。その代わりを務めることになったゲイリーは、容姿も人格も次々と変える才能を発揮し、手柄を立てていく。 ところがマディソン(アドリア・アルホナ)という女性が支配的な夫の殺害を依頼してきたことで、運命が一変。彼女を逮捕するどころか、ゲイリーは「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう。二人の関係は危機の連鎖を引き起こし……。   © 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED 配給:KADOKAWA ▶︎ リチャード・リンクレイター監督×グレン・パウエル主演。“偽の殺し屋”が予期せぬ恋に……「ヒットマン」