やから始まるものでの検索結果

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条件「やから始まるもの」の作品 1146件)

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「やから始まるもの」の検索結果 50件)

  •   エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた14歳の少女プリシラ。その魅惑的ながらも戸惑いと孤独を募らせていく日々を描き、第80回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞(ケイリー・スピーニー)に輝いたソフィア・コッポラ監督作「プリシラ」が、4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     ポスタービジュアルに据えられたのは、プリシラとエルヴィスの挙式シーン。現実のプリシラが着用したウェディングドレスはデパートの既製品だったというが、本作では衣装担当のステイシー・バタットがシャネルと共に制作した。「形は本物のドレスと同じです。ヴィルジニー・ヴィアール(2019年からシャネルのクリエイティブディレクター)の現代的なレース細工の影響を受けています」(バタット)。 コッポラ監督は「ドレスのお披露目の日はとても興奮しました。すべてハンドメイドのレースで、最高にゴージャスです。これに身を包んだケイリーには目を奪われました」と振り返る。 一方でエルヴィス役のジェイコブ・エロルディが着用したタキシードは、ヴァレンティノとコラボした一着。「目を見張るような出来栄えで、ふたつの老舗高級メゾンと仕事ができて、とても光栄です」(バタット)。   https://www.youtube.com/watch?v=f8nma94SO9M   予告編はスペクトラムの『How You Satisfy Me』にのせてプリシラの軌跡を紹介。「プリシラの物語を初めて読んだとき、普通と全然違う状況なのに、こんなにも共感できることに衝撃を受けました。私たちは彼女をエルヴィスの隣にいる印象的な人物として見ているけれど、それ以上のことは知らない。私はもっと語るべきストーリーがあるはずだと感じたのです」というコッポラ監督の思いが結実した物語へ、期待を煽る。 音楽を手掛けたのは、監督の夫トーマス・マーズがボーカルを務めるポップロックバンドのフェニックス。50〜70年代の要素を落とし込んだというサウンドが、プリシラに伴走する。     ©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023 配給:ギャガ ▶︎ ソフィア・コッポラがエルヴィス・プレスリーと元妻の恋を描く「Priscilla」(原題)
  •   強盗殺人の容疑で逮捕されたのは、無垢な少年たちだった。再捜査に乗り出した刑事は、やがて警察と検察の闇に直面する──。「ペパーミント・キャンディー」「殺人者の記憶法」のソル・ギョングが主演した実録サスペンス「罪深き少年たち」が、6月7日(金)よりシネマート新宿ほかで全国公開。ポスタービジュアルと特報映像が到着した。     1999年、全羅北道参礼(チョルラプクト サムレ)のウリスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生。捜査は難航するも、近所に住む3人の少年が容疑者として逮捕され、一件落着したかに思われた。 ところが翌年、“狂犬”の異名を持つ敏腕刑事ファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)のもとに、事件の真犯人に関する通報が入る。再捜査に乗り出した彼は、かつての捜査記録に不可解な点が多いことに気づき、やがて警察と検察の暗部を知ることに……。   https://www.youtube.com/watch?v=w3gOaGCtJww   「折れた矢」「権力に告ぐ」のチョン・ジヨン監督が骨太に描写。ソル・ギョングと共演するのは、「神と共に 第一章:罪と罰」のユ・ジュンサン、『イカゲーム』のホ・ソンテ、名女優ヨム・ヘラン、『元カレは天才詐欺師』「オオカミ狩り」のソ・イングクなど。狂犬は少年たちの無実を証明できるか?     「罪深き少年たち」 監督:チョン・ジヨン 脚本:チョン・サンヒョプ 撮影:キム・ヒョンソク 音楽:シン・ミン 編集:キム・サンボム 出演:ソル・ギョング、ユ・ジュンサン、チン・ギョン、ホ・ソンテ、ヨム・ヘラン 2022年/韓国/カラー/シネスコ/5.1ch/124分/韓国語 日本語字幕:小西朋子/原題:소년들(英題:THE BOYS)/レイティング:PG12/配給:クロックワークス © 2023 CJ ENM Co., Ltd., AURA PICTURES ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:https://klockworx-asia.com/boys/
  •   80年代ニューヨークを舞台にドッグとロボットの友情を描き、第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートをはじめ世界中の賞レースを賑わせてきた「ロボット・ドリームズ」が、11月より新宿武蔵野館ほかで全国公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     ニューヨークに暮らす一人ぼっちのドッグはある夜、通販番組に惹きつけられて電話に手を伸ばす。後日届いた箱を開け、胸を躍らせて部品を組み立てるとロボットが完成。こうしてドッグとロボットの親密でワクワクな夏が始まる──。   https://www.youtube.com/watch?v=1orCzDRVFdg   サラ・バロンのグラフィックノベルをもとに、「ブランカニエベス」のパブロ・ベルヘル監督が自身初のアニメーション映画として完成させた。ギレルモ・デル・トロが「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」と称える注目作。     「ロボット・ドリームズ」 監督・脚本:パブロ・ベルヘル 原作:サラ・バロン アニメーション監督:ブノワ・フルーモン 編集:フェルナンド・フランコ アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス 音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラジョンガ 2023年/スペイン・フランス/102分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/原題:ROBOT DREAMS/字幕翻訳:長岡理世 配給:クロックワークス © 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL 公式HP:https://klockworx-v.com/robotdreams/
  •   TBSテレビやTBS系列局の記者・ディレクターが手掛けた作品を上映する〈TBSドキュメンタリー映画祭2024〉が、東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌の全国6都市で3月15日(金)より順次開催。2021より続く同映画祭で初の海外招待作品として、「人体の構造について」「オキュパイド・シティ」の2作が上映されることが決まった。       「人体の構造について」(原題) 脳、大腸、眼球、男性器などの外科手術や帝王切開を医師の視点で撮影し、人体の神秘に迫る。監督は「リヴァイアサン」「カニバ パリ人肉事件38年目の真実」を手掛けた人類学者コンビのルーシァン・キャステーヌ=テイラー&ヴェレナ・パラヴェル。2022年度カンヌ国際映画祭で上映。 監督:ルーシァン・キャステーヌ=テイラー&ヴェレナ・パラヴェル 2022年/フランス、スイス、アメリカ/フランス語/118分 © Norte Productions - CG Cinéma - S.E.L - Rita Productions - 2022   https://www.youtube.com/watch?v=_pZ5SgxdMKQ       「オキュパイド・シティ」(原題) 「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックイーン監督が、妻で歴史家のビアンカ・スティグターによる書籍『Atlas of an Occupied City (Amsterdam 1940-1945) 』をベースに撮り上げた4時間超の大作。ナチス占領下のアムステルダムの記憶と、新型コロナウイルスによる緊急事態下の風景が、驚きの形で重なっていく。製作はA24、2023年度カンヌ国際映画祭で上映。 監督:スティーヴ・マックイーン 2023年/イギリス、オランダ、アメリカ/英語/251分 © 2023 DE BEZETTE STAD BY AND OCCUPIED CITY LTD. ALL RIGHTS RESERVED.   https://www.youtube.com/watch?v=2I5iLrcOSB8
  • 2005年の出版以来、国内外から熱狂的な支持を集める、豊田徹也の漫画『アンダーカレント』(講談社刊)。「映画のよう」と絶賛される原作を、「窓辺にて」(22)、「ちひろさん」(23)などの今泉力哉監督が実写映画化した。 家業の銭湯「月乃湯」を共同経営していた夫・悟(永山瑛太)が失踪し、途方に暮れるかなえ(真木よう子)だが、何とか店を再開。折よく現れた、素性のわからない男性・堀(井浦新)が、住み込みで銭湯を手伝いはじめる。友人・菅野(江口のりこ)の勧めから、悟の調査を依頼した探偵・山崎(リリー・フランキー)とのやりとりで、悟の嘘を知ったかなえは、自身の心の奥底に沈めていた、ある悲しい記憶に踏み入ることに……。   死をモチーフに、普段、胸の奥にしまっていることを、湿度のある映像美で掘り下げていく本作。暗さや重さの際立つ、シリアスな人間ドラマは、軽やかさが持ち味の今泉作品の中で、新境地とも言えよう。たとえば劇中で二度、かなえが回想する、悟との会話シーン。穏やかにかなえの話を聞いていたはずの悟の表情をカメラがとらえると、思いもよらなかった彼の葛藤に触れ、不穏な予兆に震撼する。あるいは、かなえと堀が向き合い、淡々と食事をとるシーン。一見、何の変哲もない、日々の繰り返しのなか、時間の経過とともに、自身でも曖昧だった、月乃湯に来た理由について、堀の気づきと変化が確かに描きだされて、映画オリジナルのラストへとつながっていく。口数少なく、感情の起伏も乏しい登場人物たちの自己の揺らぎを、岩永洋(撮影・照明)の画(え)が豊かに表現している。パートのおばちゃん(中村久美)が、並んで煙草を吸ううちに、堀への警戒心をといてしまう、縁側(「愛がなんだ」(19)の葉子の家!)でのシーンや、かなえが悟と再会する、岬のカフェなどのロケーションも印象的だ。 ストレートに感情を出せない、不器用な人間の複雑さを描き続けてきた、今泉監督らしい、リアルな人間ドラマも健在だ。屈託を抱えた主人公・かなえの繊細な描写は無論、月乃湯の常連で、煙草屋を営むサブじい(康すおん)と堀の、ゆるい交流に、心温まる。土地に根ざし、かなえの過去もよく知る老人が、町を歩きまわりながら、訥々と堀に語りかける言葉の重み。サブじいの思いを、全身で受け容れようとする、堀の深い沈黙。相手の全部をわからなくても、理解しようとする大切さを、映画のなかで生きている登場人物たちと共に体感する、やさしい″間″に、ホッとする。 特典ディスクには、メイキングやイベント映像を収録。メイキングでは、キャスト陣の役への意気込みや、今泉監督の演出についてなど、撮影現場ならではの実感のこもった、生の声が詰まっている。イベントでは、これまでの真木との関係性を映画に取り込んだという今泉監督のユニークなキャスティング秘話や、本作で、映画の神様からギフトを受け取ったと語る井浦のエピソードなど、本篇を観返したくなる話題が盛りだくさんだ。   文=石村加奈 制作=キネマ旬報社(「キネマ旬報」2024年3月号より転載) https://www.youtube.com/watch?v=-Qslgj8j_eI     「アンダーカレント」 ●3月6日(水)DVD&ブルーレイ発売(レンタル同時リリース) ▶Blu-rayの詳細情報はこちら ▶DVDの詳細情報はこちら ●ブルーレイ 価格:6,600円(税込) ●DVD 価格:5,500円(税込) ★映像特典★※ブルーレイ、DVDともに共通 予告篇、メイキング、イベント映像集 ※特典ディスクはDVDになります。 ●2023年/日本/本編143分 ●監督・脚本:今泉力哉 脚本:澤井香織 ●音楽:細野晴臣 ●原作:豊田徹也『アンダーカレント』(講談社『アフタヌーンKC』刊) ●出演:真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央 ●発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング ©豊田徹也/講談社 ©2023「アンダーカレント」製作委員会