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鬼才デヴィッド・クローネンバーグが人体の “進化” した近未来世界を描き、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されて大きな物議を醸した「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」が、8月18日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開。ポスタービジュアルが到着した。 人体が人工的環境に適応するよう変容し、痛みの感覚も消えた近未来。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施して摘出するショーは、チケットが完売するほど人気を呼んでいた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。特にソールには強い関心を寄せていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれ……。 主人公のソールをヴィゴ・モーテンセン、パートナーのカプリースをレア・セドゥ、2人を監視する政府機関のティムリンをクリステン・スチュワートが演じる。《人類の進化についての黙想》をテーマに、鬼才が創造した衝撃世界を目撃されたい。 「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」 監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート 2022年/カナダ・ギリシャ/DCP5.1ch/アメリカンビスタ/英語/108分/PG12/原題:Crimes of the Future/字幕翻訳:岡田理枝 配給:クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES 提供:東北新社、クロックワークス © 2022 SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A. HP:cotfmovie.com Twitter:@cotfmovie
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中央アジアのタジキスタンが生んだ巨匠バフティヤル・フドイナザーロフの特集上映〈再発見!フドイナザーロフ ゆかいで切ない夢の旅〉が、6月3日(土)よりユーロスペースほかで全国順次開催。メインビジュアルが到着した。 日常の小さな冒険や驚きをユーモアを交えて綴り、中央アジアの大地にファンタジックな世界を生み出したバフティヤル・フドイナザーロフ。ソ連解体を受けて母国タジキスタンが独立した1991年に26歳で監督デビューし、内戦中も映画を撮り続け、6本の長編映画を遺して2015年に49歳で急逝した。 以来その名を聞く機会は減っていたが、“機関車映画の金字塔”といわれる「少年、機関車に乗る」レストア版が2022年ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映されたのをきっかけに、欧州有数の映画会社が世界配給権を獲得。世界的にフドイナザーロフの再評価が始まった。 今回の特集で上映されるのは、「少年、機関車に乗る」「コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って」「ルナ・パパ」「海を待ちながら」の4本。フドイナザーロフ作品の人々は、内戦下でも笑い、怒り、恋し、旅に出る。その愉快で切ない夢のような物語を堪能したい。 〈上映作品〉 「少年、機関車に乗る」2Kレストア版 監督:バフティヤル・フドイナザーロフ/出演:チムール・トゥルスーノフ、フィルズ・サブザリエフ 1991年/タジキスタン・旧ソ連合作/98分/モノクロ/1:1.33/モノラル 1991年マンハイム国際映画祭グランプリ、カトリック批評家賞、FIPRESCI賞 1992年トリノ国際映画祭グランプリ 2022年ヴェネツィア国際映画祭ヴェネツィア・クラシックス正式出品 他 フドイナザーロフ26歳のデビュー作。17歳のファルーと7歳のアザマットの兄弟は、遠い街で暮らす父に会いに行くため機関車に乗る。すると駅でもないのに運転士の家で止まったり、トラックとの競争が始まったり、悪ガキが石を投げてきたりと予期せぬ出来事が続発。そうして機関車は大平原をガタゴトと走っていくが……。セピア色の画面にユーモラスな詩情が溢れるレール・ロードムーヴィー。 「コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って」4Kレストア版 監督:バフティヤル・フドイナザーロフ/出演:パウリーナ・ガルヴェス、ダレル・マジダフ 1993年/タジキスタン/96分/カラー/1:1.66/モノラル 1993年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞監督賞 内戦下のタジキスタン、ドゥシャンベでロープウェイの操縦士をするダレルは、賭博好きな父親に借金のカタにされたモスクワ帰りの都会的な娘ミラに一目ぼれ。恋の駆け引きを知らないダレルは、ひたすらミラを追いかける……。戦時でも変わらない人々の営みを交え、ロープウェイのように行きつ戻りつするふたりの恋を瑞々しく描く。撮影中に内戦が勃発し、銃撃戦の様子などがすぐ脚本に取り入れられた。 「ルナ・パパ」4Kレストア版 監督:バフティヤル・フドイナザーロフ/出演:チュルパン・ハマートヴァ、モーリッツ・ブライプトロイ、アト・ムハメドシャノフ 1999年/ドイツ・オーストリア・日本合作/110分/カラー/1:1.66/ドルビーSRD 1999年ヴェネツィア国際映画祭正式出品 1999年東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞 1999年ナント三大陸映画祭グランプリ、観客賞 マムラカットは女優を夢見る17歳。ある月の晩、暗闇から声をかけてきた男の子どもを宿してしまうが、男は忽然と姿を消す。古いしきたりに従う村人たちが冷たい視線を向ける中、マムラカットは父と兄と共に男を探す旅に出るが……。シャガールの絵画のように美しい村で、少女が未来を切り開こうと奔走する荒唐無稽な極上ファンタジー。マムラカットは〈国家〉〈大地〉を意味する言葉。 「海を待ちながら」 監督:バフティヤル・フドイナザーロフ 脚本:セルゲイ・アシケナージ 出演:エゴール・ベロエフ、アナスタシア・ミクリチナ、デトレフ・ブック 2012年/ロシア、ベルギー、フランス、カザフスタン、ドイツ、タジキスタン/110分/カラー/1:1.85/ドルビー5.1 フドイナザーロフ最後の作品。船長マラットはアラル海で大嵐に遭遇し、妻と仲間を失った。心に傷を負った彼は、今では干上がった海に戻り、自分の船を引きずって横断する無謀な旅に出る。贖罪を求めて彷徨うマラットの行き着く先は──。カザフスタンとウズベキスタンにまたがり、半世紀で10分の1にまで縮小した大湖・アラル海に、監督の中央アジア人としての思いが投影された壮大な夢の物語。 バフティヤル・フドイナザーロフ Bakhtiyar Khudoinazarov 1965年6月29日タジキスタン共和国ドゥシャンベ生まれ。20歳でモスクワの全ロシア国立映画学校の監督科に入学。卒業後ドゥシャンベに戻り、26歳で撮った初長編「少年、機関車に乗る」がトリノ国際映画祭、マンハイム国際映画祭、ナント国際映画祭でグランプリを受賞、またベルリン国際映画祭や香港国際映画祭へも出品され、世界の映画シーンに軽やかにデビューした。93年の「コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って」はヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞。続く99年の「ルナ・パパ」もヴェネツィア国際映画祭に出品され、東京国際映画祭優秀芸術貢献賞を受賞した。2002年の「スーツ」(劇場未公開)は東京国際映画祭審査員特別賞、優秀芸術貢献賞をダブル受賞。2015年4月21日、滞在先のベルリンで死去。享年49歳。 主催・配給:ユーロスペース、トレノバ 宣伝:大福 公式HP:www.khudojnazarov.com
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脚本・宮藤官九郎&監督・水田伸生のヒットメーカーコンビが、岡田将生と松坂桃李と柳楽優弥の共演で描いた大ヒットドラマ『ゆとりですがなにか』(2016)が映画化決定。「ゆとりですがなにか インターナショナル」のタイトルで、10月13日(金)より全国公開される。 《野心がない》《競争意識がない》《協調性がない》と揶揄される〈ゆとり世代〉のアラサー男子3人が、仕事、家族、恋、友情に迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう姿を描いた連続ドラマ『ゆとりですがなにか』。第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞、コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2016、第67回芸術選奨文部科学大臣賞などで受賞し、翌2017年にはスペシャルドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』が2週連続放送、さらにスピンオフドラマ『山岸ですがなにか』がHuluで配信され、多くの視聴者に愛されてきた。 令和の時代に贈る今回の映画版でも、個性豊かな“ゆとり3人組”は健在。坂間正和(岡田将生)はサラリーマンを辞めて家業を継ぐも、契約打ち切り寸前に追い込まれるなど、時代の波にイマイチ乗り切れていない。山路一豊(松坂桃李)は、優しく真面目で未だ女性経験ゼロの小学校教師。道上まりぶ(柳楽優弥)は元客引きで、11浪して悲願の大学合格を果たすも卒業後に中国での事業が失敗し、結局出戻りでフリーターとなる破天荒な男だ。 脚本の宮藤官九郎と監督の水田伸生も続投。映画でのタッグは「舞妓Haaaan!!!」(2007)「謝罪の王様」(2013)以来10年ぶりとなる。 世代を超え、国境も越えた(⁉)、喜怒哀楽の渦巻く予測不能なドタバタ劇に注目したい。 〈キャスト・スタッフのコメント〉 岡田将生(坂間正和 役) ドラマ、スペシャルドラマを経て映画の話は本当に嬉しかったです。 ひとえに、ゆとりですがなにかを沢山の方々が好きでいてくださったおかげだと思います。感謝します。まだ公開もされていないのに早く続編やらないかなんて現場で話してた時間もありました。 物語の中に日常で起こり得る問題を潜ませ、提示していくさまは多くの方々の共感を得ると思われますし、何より宮藤さんの本は面白すぎるというか、本を読んで久々に声に出して笑いましたし、今回も素敵なセリフが数多くありどう言うか悩む程でした。自分の中でもとても大切な作品、大切なチームだったのでご褒美みたいな気持ちで撮影に臨ませていただきました。 宮藤さんの本は役者の皆さんを刺激してくれるし、どの役にも愛情を感じます。 撮影現場では友人と会っている感覚に陥ってしまうほどアットホームな現場で常にみんなで正解を探していくセッションは心地よく、この現場ならではと思いました。 桃李さん、柳楽のゆうちゃんは友人でもありライバルでもあり、この2人とはいつまでも肩を並べてお仕事をしていたいと思っています。長々となってしまいましたが、一言で表すと嬉しい。 それに尽きます。久しぶりの作品で役をまたすぐ取り戻せるか不安もありましたが、一言セリフを言うだけで一瞬でゆとりの世界観に戻れました。楽しみに待っていてください! 松坂桃李(山路一豊 役) 率直に帰ってきたな、という感じです。久しぶりにあのメンバーに会うと、一瞬で、あの時間が戻ってきた感覚になりました。映画になると聞いた時は、「この作品を映画化って正直どうなんだ!?」と思いましたが、宮藤さんの脚本の上で、わちゃわちゃする感じがとても心地良かったです。映画として更にスケールアップしていて、さすが宮藤さんだなと思いました。岡田、柳楽とはプライベートで交流があったので、久々感はあまり無く、すぐに「まーちん」「まりぶ」「山路」に戻れました。 そして、久しぶりの撮影現場はやっぱりみんな和やかに笑っていました! こんなに平和な現場あるんだと思うくらい和やかでした。水田監督とはドラマ以来でしたが、またこうして水田監督の元で山路として居られる事が素直に嬉しく、そして楽しかったです。 「“ゆとりですがなにか”が映画!?は!?」みたいな反応がほとんどだと思いますし、この作品をそもそも知らなかったという方もいらっしゃると思います。これを機にゆとり世代が奮闘する軽妙な物語を皆さんにお届けできたら良いなと思います。お楽しみに! 柳楽優弥(道上まりぶ 役) 何より久しぶりにキャスト、スタッフと再会できてとても嬉しかったです。 ドラマ版も宮藤さんの脚本は読み進める中で素で笑ってしまうようなセリフやシチュエーションがたくさんあったのですが、今回の劇場版にもそういう要素が沢山詰め込まれています。 作品を通して深まった絆を持っているキャストと良い緊張感の中作品に向き合うことができました。 劇場版ゆとりですがなにか、お楽しみに! 宮藤官九郎(脚本) 確か『いだてん』の現場だったと思うのですが、桃李くんから「ゆとりで『ハングオーバー!』みたいなの、やれませんか?」と提案されました。 それが3人の総意だったのか、記憶は定かではないのですが、世代論が通用しない海外で走ったり飲んだり吐いたりするまーちん、山路、まりぶ君の姿が目に浮かんで、水田監督に相談して『ゆとりインターナショナル』という仮題を付けました。しかし、コロナ禍になり海外ロケは当分ムリ。 だけど、見渡せば東京もじゅうぶん多国籍、多言語だし、ネットで世界と繋がっているし、ムリして風呂敷を広げずとも、生活圏の中でインターナショナル感が出せたら、そっちの方がドラマの世界観を踏襲できるのではないかと思い直し、八王子〜高円寺間で起こる国際問題を描きました。なので、思いつきではなく、実は4年越しの映画化なのです。 ハングオーバー要素も少ぉし残ってます。楽しみです。これがヒットしたら(しなくても)、また連ドラやりたいですね。ゆとり世代の40代、50代、60代、老後と、僕が死んだ後も『ゆとり』は続けて欲しい。それくらい大好きです。 水田伸生(監督) 岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が揃ったぁ!(揃えたんだけど…) これで面白くないドラマを作ったら、演出生命の終わりだ…と思った7年前の顔合わせ。 今回は映画です! あの3人パワーアップしています! 宮藤脚本、最高です! 再び演出生命賭けてます! 「ゆとりですがなにか インターナショナル」 出演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥 製作:日テレ アックスオン プロデューサー:藤村直人、仲野尚之(日テレ アックスオン) 脚本:宮藤官九郎 監督:水田伸生 ©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会 公式サイト:https://yutori-movie.jp/ Twitter:@yutori_ntv
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う武藤将胤(むとうまさたね)と、発症するのを承知で結婚した妻・木綿子(ゆうこ)が、愛と科学で病に立ち向かう姿を追ったヒューマンドキュメンタリー「NO LIMIT,YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ」が、6月23日(金)よりT・ジョイPRINCE品川、T・ジョイ梅田ほかで全国順次公開。ナレーターを務めた石原さとみのメッセージ、およびティザービジュアルが到着した。 2021年8月、東京パラリンピック開会式。車いすの少女が演じる『片翼の小さな飛行機』の物語で、ド派手な衣装をまとい、布袋寅泰らを乗せたデコトラの運転席に座ってパフォーマンスを繰り広げた武藤将胤。すべての人が自分らしさを表現し、生き続けられる《BORDERLESSな生き方》を世界へ発信した。 イベントに明け暮れた学生時代を経て、社会を明るくするアイデアを形にするため大手広告会社に就職。広告プランナーとなり、順風満帆の人生が続くと思っていた。妻・木綿子と初めて会った日、手の震えが始まっていた。27歳で、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断される。「俺の人生は終わるのか──」と絶望しかけた時に浮かんだのは、患者たちの未来を明るくするアイデアを形にすること。病気の啓発および最新テクノロジーを使った活動を始め、限界なき挑戦の日々を送っている。 石原さとみメッセージ 使命を自覚するとこんなにも強くなれるんだ…。マサくんとユウコちゃんとは、ライブ行ったり一緒に食事にも行く友人関係でしたが、映画で見る私の知らない2人の姿に胸が熱くなりました。ナレーションの収録では感情を抑えられなくなるシーンもありましたが、気持ちを込めて読ませていただきました。ただのがむしゃらではなく、ひとつひとつコツコツと奇跡を自らの手で掴もうとする姿から何かを感じ取ってもらえたらうれしいです。 「NO LIMIT,YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ」 武藤将胤、武藤木綿子 ナレーション:石原さとみ 企画:河野太一 演出・プロデューサー:浦本勳 プロデューサー:大黒和典 監督:毛利哲也 協力プロデューサー:白倉由紀子、遠藤英明 宣伝プロデューサー:泉谷裕 宣伝:ポイント・セット 2023年/カラー/5.1ch/16:9/1時間39分 ©2023テレビ朝日・フレックス www.masatane.toeiad.co.jp
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沖縄に生きる17歳が直面する過酷な現実。「遠いところ」予告編とポスター到着
2023年4月21日沖縄のコザを舞台に、幼い息子および夫と3人で暮らす17歳の女性が社会の過酷な現実に直面する姿を描き、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭クリスタル・グローブ・コンペティション部門に出品された「遠いところ」が、6月9日(金)より沖縄先行公開、7月7日(金)より全国公開。予告編とポスターが到着し、主題歌が沖縄の音楽シーンを牽引するラッパー・唾奇の『Thanks』に決まった。 17歳のアオイは、幼い息子の健吾をおばぁに預け、友人の海音と朝までキャバクラで働いている。そんな中、夫のマサヤが建築現場の仕事を不満で辞め、アオイの収入だけでは生活は苦しくなる一方。それでもマサヤは新たな職を探そうとせず、アオイへ暴力を振るうように。さらにはキャバクラにガサ入れが入り、アオイは働けなくなる。 やがて、マサヤが僅かな貯金を持ち出して失踪。仕方なくアオイは義母の由紀恵の家で暮らし始め、昼間の仕事を探すがうまくいかない。しかもマサヤが暴力事件を起こして逮捕されたと連絡が入り、多額の示談金が必要になる。 切羽詰まったアオイは、キャバクラの店長からある仕事の誘いを受け……。 「アイムクレイジー」の工藤将亮監督が、4年にわたり沖縄で取材して脚本を執筆し、全編沖縄で撮影した本作。「すずめの戸締り」でボイスキャストを務めた花瀬琴音が、アオイ役で映画初主演を飾った。 「避けては通れない衝撃」(Jeremy C Processing)、「巨匠ケン・ローチに対する日本のアンサーのよう」(Ray Magazine)、「貧困にあえぐ日本の性差別を、痛烈に告発する。溝口健二的な現代悲劇」(Variety)、「尊厳を持って生きる強い女性の物語」(Quinlan)など海外メディアも称賛。次世代に残してはいけない問題を描く、重要な一作だ。 主題歌「Thanks」唾奇 コメント 今回主題歌、挿入歌を担当させて頂いたRapperの唾奇(つばき)です。 今回お話を頂いて作品を観させて頂き、自分を取り巻く環境ととても似ていました。 裕福とは言えない環境で育ち、おばぁの存在の大きさなどが描かれていて、 僕が生まれ育った沖縄のリアルを感じ取る事ができました。 この作品はフィクションでは無く沖縄のとても小さな一つの物語です。 映画を通して少しでも沖縄を知って頂けたら幸いに思います。 「遠いところ」 出演:花瀬琴音、石田夢実、佐久間祥朗、長谷川月起、松岡依都美 監督・脚本:工藤将亮 エグゼクティブプロデューサー:古賀俊輔 プロデューサー:キタガワユウキ アソシエイトプロデューサー:仲宗根久乃 キャスティング:五藤一泰 撮影:杉村高之 照明:野村直樹 サウンドデザイン:木原広滋、伊藤裕規 音楽:茂野雅道 美術:小林蘭 共同脚本:鈴木茉美 主題歌:“Thanks” by 唾奇 製作:Allen、ザフール 配給:ラビットハウス ©2022「遠いところ」フィルムパートナーズ 公式サイト:https://afarshore.jp 公式SNS:https://twitter.com/afarshore_jp