検索結果

作品情報
検索条件なし 7951件)

人物
「検索結果」を人物名に含む検索結果 373756件)

記事
「検索結果」の検索結果 50件)

  •   実話をベースに柔道のイラン代表選手の決断の物語を描き、第80回ヴェネチア国際映画祭でブライアン賞、第36回東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞(ザーラ・アミール)を受賞した「TATAMI」が、2025年2月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。メイン画像とティザー予告編が到着した。     ジョージアの首都トビリシで、女子世界柔道選手権に出場しているイラン代表のレイラ・ホセイニ。コーチのマルヤム・ガンバリに導かれて金メダル目前まで勝ち進むも、敵対国イスラエルの選手との対戦を棄権するようイラン政府に命じられる。自身と家族に危険が及ぶ中、怪我を装って政府に従うか、あるいは自由と尊厳のために戦うか、大きな決断を迫られるレイラだが……。 「SKIN」で注目されたガイ・ナッティヴと、「聖地には蜘蛛が巣を張る」の主演女優ザーラ・アミールという、イスラエルとイランの出身者が共同で監督したことでも話題の本作。撮影は秘密裏に行われ、参加したイラン出身者は全員亡命、当然イランでは上映不可のままだ。二人の監督は「この芸術的で映画的な合作が、盲目的な憎しみや相互破壊の狂乱を超えて、未来を共に築こうとする、アーティストやアスリート、そしてすべての人々への尊敬の印を込めた贈り物となりますように」と声明を発表している。まさに貴重なポリティカル・スポーツドラマだ。   https://www.youtube.com/watch?v=ePHnLScNcsg   「TATAMI」 監督:ガイ・ナッティヴ、ザーラ・アミール 脚本:ガイ・ナッティヴ、エルハム・エルファニ 出演:アリエンヌ・マンディ、ザーラ・アミール、ジェイミー・レイ・ニューマン 2023年/アメリカ、ジョージア/英語、ペルシア語/103分/モノクロ/1.78:1/5.1ch 原題:TATAMI 字幕:間渕康子 配給:ミモザフィルムズ © 2023 Judo Production LLC. All Rights Reserved 公式サイト:https://mimosafilms.com/tatami/
  •   マーベルコミックではスパイダーマンの宿敵とされ、野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄ました五感、動物との意思疎通能力を駆使して獲物をどこまでも追いかける〈クレイヴン〉。彼が最強ヴィランとなるまでを描いた「クレイヴン・ザ・ハンター」が、12月13日(金)より公開される。 《裏社会の殺戮者》にしてクレイヴンの《冷酷な父親》を演じたのは、オスカー俳優のラッセル・クロウ。その姿を捉えたメイキング写真が到着した。     「強い者だけが生き残る」「唯一、恐ろしい動物は人間であるべき」という教えを叩き込みたいニコライ(ラッセル・クロウ)により、狩りに連れ出された少年時代のクレイヴン。そこで巨大ライオンに襲われるが、その血を体内に取り込んだことで《百獣の王》の力を宿し、容赦なきハンターと化していく。 J・C・チャンダー監督は「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と説明。不穏な親子関係と過激なバイオレンス・アクション、ともに見逃せない。   https://www.youtube.com/watch?v=Hz4hTDYm8Sk   MARVEL and all related character names: © & ™ 2024 MARVEL 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ▶︎ マーベル史上最も悪名高きヴィランの誕生物語「クレイヴン・ザ・ハンター」 ▶︎ マーベル史上、最もバイオレントなヴィラン「クレイヴン・ザ・ハンター」日本版予告解禁
  •   女性CEOと年下の男性インターンによる“誘惑ゲーム”を描き、主演のニコール・キッドマンが第81回ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いた「ベイビーガール」が、2025年3月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。     ニューヨークで大企業のCEOとして成功を収めるロミー(ニコール・キッドマン)。舞台演出家の優しい夫ジェイコブおよび子どもたちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。そんな中、ロミーはサミュエルというインターンから目が離せなくなる。彼はロミーの秘めた欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。 行き過ぎた駆け引きをやめさせようとサミュエルに会いに行くロミーだが、主導権を握られてパワーバランスは逆転。引き返せない誘惑ゲームの行方は……? キッドマンが「俳優として、人間として、すべてをさらけ出した」と語る演技に対しては、ヴェネチア国際映画祭で審査員長を務めたイザベル・ユペールが「社会的に強い部分と私的に脆い部分の両方が混ざりあう役を、幅広い演技力で見事に体現した」と称賛。来たる第97回アカデミー賞でも主演女優賞候補と目されている。 美しさと野心を併せ持つサミュエルを「キングスマン:ファースト・エージェント」「逆転のトライアングル」「アイアンクロー」など話題作が相次ぐハリス・ディキンソンが演じ、愛情深いジェイコブ役を近年では「ペイン・アンド・グローリー」で注目されたアントニオ・バンデラスが担当。さらに、ロミーに憧れる部下のエスメに「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」のソフィー・ワイルドが扮している。 メガホンを執ったのは「ブラックブック」「ワルキューレ」などの出演女優としても知られるハリナ・ラインで、製作にはA24が参加。「今年最もホットな映画」(Vulture)、「セクシーでダーク、予測不能」(The Hollywood Reporter)、「我々が求めていたアドレナリンを与えてくれる」(Daily Mail)とメディアも陶酔させた刺激的エロティック・スリラーだ。   「ベイビーガール」 監督・脚本:ハリナ・ライン 出演:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、アントニオ・バンデラス、ソフィー・ワイルド 2024年/アメリカ/ビスタ/5.1ch/114分/PG12 原題:Babygirl 字幕翻訳:松浦美奈 配給:ハピネットファントム・スタジオ COPYRIGHT: © 2024 MISS GABLER RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 公式サイト:https://happinet-phantom.com/babygirl/
  •   忘れたい記憶を抱える女と、忘れたくない記憶を失っていく男。不器用な二人がブルックリンで出会い、希望を見つけていく──。「或る終焉」「ニューオーダー」の俊英ミシェル・フランコが、オスカー女優ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードの共演で紡ぎ、第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門男優賞を受賞(ピーター・サースガード)したヒューマンドラマ「あの歌を憶えている」が、2025年2月21日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。     13歳の娘とニューヨークに暮らすソーシャルワーカーのシルヴィア(ジェシカ・チャステイン)。高校の同窓会で出会ったのは、若年性認知症となったソール(ピーター・サースガード)だった。家族に頼まれて彼の面倒を見始めたシルヴィアは、その優しさと哀しみに触れるうちに惹かれていく。そんなシルヴィアもまた、心に傷を秘めていた──。 シルヴィアの妹のオリヴィア役を『ゴッドレス -神の消えた町-』のメリット・ウェヴァー、娘のアナ役を『マニアック』のブルック・ティンバー、母親のサマンサ役を「サスペリア」オリジナル版でおなじみのジェシカ・ハーパーが務め、プロコル・ハルムの名曲『青い影』が心情に寄り添う。味わい豊かな物語に注目したい。     「あの歌を憶えている」 監督・脚本:ミシェル・フランコ 出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー、ジェシカ・ハーパー 2023年/103分/アメリカ・メキシコ/英語/シネマスコープ/5.1ch 原題:MEMORY 日本語字幕:大西公子 配給:セテラ・インターナショナル © DONDE QUEMA EL SOL S.A.P.I. DE C.V. 2023 公式サイト:https://www.memory-movie-jp.com
  •   家庭内で一丁の銃が消えたことで、家族の知られざる顔が暴かれていく──。第97回アカデミー賞で国際長編映画賞ドイツ代表に選ばれ、第77回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したイラン発のサスペンススリラー「The seed of the sacred fig」(英題)が、2025年2月14日(金)より公開される。     テヘランに暮らす国家公務員のイマンは、20年にわたる勤勉さと愛国心を買われ、夢にまで見た予審判事に昇進。しかし業務は、反政府デモの逮捕者を罰する国家の下働きだった。そしてある日、報復の危険から家族を守るために支給された銃が、消えてしまう。 疑いの目が向けられたのは、妻のナジメ、娘のレズワンとサナ。捜査が進むにつれて疑心暗鬼が増し、それぞれが抱えた秘密の交錯とともに、予期せぬ事態に至る──。     監督はベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した「悪は存在せず」(2020)などで知られるモハマド・ラスロフ。手掛けた映画がイラン政府の批判に当たるとして、たびたび投獄されており、本作でも有罪となったのを受けて祖国を脱出した。その経緯と現状の懸念、信念などを語った声明文も発表された。   モハマド・ラスロフ監督の声明文(2024年5月12日) 長く込みいった旅路を経て、数日前にヨーロッパにたどり着きました。 一月ほど前、弁護士から控訴裁判所で禁錮8年の刑が確定し、すぐにも執行されるだろうと知らされました。新しい映画のことが知られれば、刑期がさらに長くなるのは間違いありません。考える時間はあまりありませんでした。収監されるか、イランを脱出するか選ばなくてはなりません。私は重い気持ちで国外脱出を選びました。私は2017年9月、イラン・イスラム共和国にパスポートを没収されています。ですから、秘密裡にイランを出なくてはなりませんでした。 もちろん、国を出ることを余儀なくされた、私に対する不当な判決には強く抗議します。しかしながら、イスラム共和国の司法制度はあまりにも過酷でおかしな判決を下すことが多いため、そこで刑期に不服を申し立てるのが得策だとは思えません。イスラム共和国は抗議者や公民権活動家の命を狙い、死刑を執行しています。信じ難いことですが、私がこれを書いている今も、若いラッパーのトゥーマジ・サレヒが死刑囚として収監されています。弾圧の範囲と激しさは残忍の域に達しており、非道な政府の犯罪が毎日報じられています。イスラム共和国の犯罪装置は、絶え間なく組織的に人権を踏みにじり続けているのです。 イスラム共和国の諜報機関が私の映画製作について情報を得る前に、なんとかイランを脱出することができた俳優も多数います。けれども、今もイランには俳優や映画のエージェントがたくさん残っていて、諜報機関から圧力がかかっています。長い取り調べを受けたり、家族が呼び出されて脅されたりした人もいます。この映画に出演したことで、彼らは起訴され、出国を禁じられました。カメラマンの事務所は強制捜査に遭い、機材はすべて押収されました。音響技師がカナダへ出国することも妨害されました。諜報機関は映画クルーの取り調べの際、私にカンヌ国際映画祭からの撤退を促すよう要求しました。クルーに対し、映画のストーリーを認識しないまま私に操られてプロジェクトに参加させられた、と丸めこもうとしていたのです。 製作中、私と仲間や友人らはたいへんな制約を受けました。それでもなお私は、イスラム共和国政府の検閲による介入を受けない、より現実に近いストーリーを目指しました。表現の自由の制限や抑圧は、たとえそれが創造性を刺激するものであったとしても正当化されるべきではありません。しかし道がなければ、作らなければなりません。 世界の映画コミュニティは、そのような映画の製作者への有効な支援を保証すべきです。言論の自由を守るため、はっきり大きな声をあげるべきです。検閲を支持するのではなく、臆さずに立ちむかう人々は、国際映画団体の支援によってその行動の重要性を再確認します。個人的な経験からいえば、そうした支援が彼らのきわめて重要な仕事を続ける上で、貴重な助けとなるのです。 この映画は、多くの人の助けを借りて製作したものです。私の思いは、彼らと共にあります。彼らの安全、安寧が心配です。   「The seed of the sacred fig」(英題) 監督・脚本:モハマド・ラスロフ 出演:ミシャク・ザラ、ソヘイラ・ゴレスターニ、マフサ・ロスタミ、セターレ・マレキ 2024年/フランス・ドイツ・イラン/167分 配給:ギャガ ©Films Boutique

今日は映画何の日?

注目記事