検索結果

作品情報
検索条件なし 4799件)

人物
「検索結果」を人物名に含む検索結果 373552件)

記事
「検索結果」の検索結果 50件)

  •   70年の俳優人生で2000本以上のテレビドラマと映画に出演し、脇役一筋を貫いた織本順吉。その92歳で亡くなる直前までの晩年の姿を、娘の中村結美が初監督を務めてカメラに収めた「うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生」が、3月29日(土)より新宿K’s cinemaほか全国で順次公開中だ。著名人のコメントを以下に紹介する。     幼少の頃、父(佐田啓二)を亡くした私にとって、同世代の俳優である織本さんとお話しできるのは、至福の時。映画全盛期の現場話を良く聞かせて頂きました。晩年の織本さんとは、テレビドラマ「風のガーデン」「最後から二番目の恋」でご一緒させて頂きました。80代後半にもかかわらず、ロケ現場の待ち時間には椅子に座らず、立ったまま、自分の出番を待たれていたことが印象的でした。「中井さん、僕はね、このドラマ(最後から二番目の恋)が大好きなんだ。人が人を憎んだり、暴力をふるったりしないこのドラマがね。このドラマが続く以上、ズッーと出続けたいんだ。宜しくね」と笑顔で仰って下さいました。その心根が、まさに織本順吉。さぁ、稀代の名脇役、織本順吉、最後の主演映画。多くの方に観て頂きましょう。 ──中井貴一(俳優) 「うしろから撮るな」 果たしてその弁明は正直な言葉なのだろうか? 織本さんもまた、「どう撮られるか」よりも「与えられた世界をどう生きるか」に懸命であったように感じられる。カメラのレンズの向こうが黄泉の国であるかのようにも思われ、恐ろしく感じていたのかもしれないけれど。死神に魅入られるような? 「生きたい」「演じたい」と、弱った体に喝を入れて? ──佐野史郎(俳優) 年中台詞を覚えていない夢を見る。とても怖い夢。 台詞覚えさえなければ、こんなに楽しい仕事はないのに… いつもそう思う。 いつか覚えられなくなる。 老いていく、衰えていく現実と俳優の業を突き詰め続けた記録は身内ならでは。 結美さん凄い! そして最後を涙で一世一代の名演で締め括って下さった織本さん、有り難う。 ──根岸季衣(俳優) 「織本順吉さんほど、どんな作品にいても違和感を覚えることのない役者はいません。 物心ついた時から、ずっと「物語の中にいて当たり前」の人でした。 当たり前であるはずの人の、当たり前ではない葛藤と苦悩を目の当たりにして、役者で居続けることの過酷さを見せつけられました。しかし、お嬢様の結美さんの愛情とも呪詛とも言うべきフィルターを通して、親子の情愛を超えた凄みにただただ怖気付くばかりでした。 ──松尾貴史(俳優、タレント、コラムニスト) 死が目前に迫っても使命を全うする。細胞の隅々まで俳優なんだなぁ。 心、身体、脳、本当の限界まで、役を演じ続ける織本さんの、熱き魂を感じました。 ──中越典子(俳優) 去年から東映のサブスクに入って、『警視庁物語』という刑事ものを見ていたのですが、そこでも織本さんがほぼレギュラーで24本(1956年~1964年まで)役柄を変えて出演されていて、すごく懐かしく拝見していたばかりでした。昭和世代にとっては、日常的に拝見する俳優さんでしたから。 ある動画で、痴呆で入院するかつての名プリマが、『白鳥の湖』の音楽をかけると、上半身だけですが見事にオデット姫を踊って見せる様を見たことがあります。 演じることと、カメラと、実人生、全てが一つになったような最後の場面に鳥肌が立ちました。凄いお父様ですね。 公開のご成功を祈願しております。 ──橋口亮輔(映画監督) 今年80歳になる私にとって、10年先(もっと早いかな?)に訪れるであろう死期の姿を見せつけられているようで、観ている間じゅう激しく心が波打っていた。主人公を軸に家族の葛藤が描かれているが、命が燃え尽きるまで互いを気遣いながらも本音をぶつけ合う姿が羨ましかった。叶うものなら、私もこの主人公のような往生を遂げたい。 ──原一男(映画監督) なぜうしろから撮ってはいけないのか? 娘にとって父はドキュメンタリーの「被写体」。だが父は、娘が撮る作品の「主演」を務めていたのだ。自らの醜態をも映し出す映像を観て父が漏らした言葉、いや、「名台詞」に、心を鷲掴みにされた。 ──大島新(ドキュメンタリー監督) 時に、駄々っ子のようになる織本順吉。 しかしそれは、近い将来の私かもしれない。 今までできていたことができなくなった自分自身への苛立ち。それは皆が通る道。 死ぬ間際まで俳優であり続ける男と、その家族との闘いが描かれた82分間。 「うしろから撮るな」という言葉が、私には「目ん玉を見開いて、しっかり見てろ」に聴こえる。 織本順吉の姿から目を背けてはならない。 ──笑福亭銀瓶(落語家) 老いは誰にでもあるけど、兎に角俳優として生きたい。 このドキュメントでどうあがいても織本さんは俳優やで。 抱っこされてた娘さんのカメラに最後の演者が映ってたなぁ。 ──綾戸智恵(ジャズシンガー)   https://www.youtube.com/watch?v=MIhr7KSEuFU   「うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生」 監督:中村結美 出演:織本順吉、中村矩子 制作:有限会社かわうそ商会 2024年/日本/82分/カラー+モノクロ 配給:パンドラ ©かわうそ商会 公式サイト:https://toruna-movie.com/ ▶︎ 脇役一筋70年の父の晩年を、娘が撮る「うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生」   ※関連書籍『ジツゴト 2000の役を生きた俳優・織本順吉』が発売中! 詳細はこちら
  •   孤独な少女が、マリリン・モンローという世紀の大スターになっていく姿を捉えたドキュメンタリー映画「マリリン・モンロー 私の愛しかた」が、5月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー。予告編と貴重な写真が解禁された。   解禁となった写真は、シングルマザーである母親からの愛に飢えていた幼少期、スクリーンで輝く女優に憧れるモデル時代、そして圧倒的な男性優位主義のハリウッド映画界でチャンスを掴むために重役たちの関心を引く様子など、貴重な瞬間が垣間見える。     https://youtu.be/lEKoocAEt60   予告編では、マリリン・モンローといえば誰もが思い浮かべるレッテルを打ち消すかのように『世界一有名な女優はセルフプロデュースした姿だった』というナレーションで始まり、不幸な子供時代を利用したメディア戦略やオンとオフを使い分けたファッションスタイルについての証言が、当時の映像と写真で映し出される。セルフプロデュースの第一歩となった、スター女優になる直前で巻き起こったヌード写真流出ゴシップを起死回生のチャンスにした記者会見での『家賃も払えず、借金もあって、本当に貧しかった』という貴重なマリリンの肉声も。女優として人気と輝きを増していく中、用意される『セクシー』な役から脱するために、マリリンが立ち向かった努力と苦悩の挑戦とは。   コメント:イアン・エアーズ監督 世界のどこよりも先駆けて、マリリン・モンローの存在の大きさに気づいてくれたのは日本でした。当時のアメリカでは有名ではあったけれど、あまりリスペクトされていませんでした。新婚旅行で日本に到着すると、「モンちゃん、モンちゃん」と大きな歓声があがり、今までに得ることができなかった愛と尊敬を感じたのです。だからこそ、彼女の人生を描いたこの映画が日本で上映されるのはとてもうれしいです。   「マリリン・モンロー 私の愛しかた」 監督・脚本・編集:イアン・エアーズ プロデューサー:エリック・エレナ 出演:マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジェリー・ルイス、ジョージ・チャキリス、ジェーン・ラッセル 2022/フランス/英語・フランス語/ワイド/120分/ステレオ/映倫:G   原題:DREAM GIRL THE MAKING OF MARILYN MONROE 字幕翻訳:星加久実/字幕監修:田村千穂  配給:彩プロ   ©2023-FRENCH CONNECTION FILMS “セルフプロデュースの達人”マリリンの魅力を再発見「マリリン・モンロー 私の愛しかた」  
  • タイドラマ『TharnType/ターン×タイプ』でアジア中の人気を博したスーパースター、ガルフ・カナーウットさんが『キネマ旬報NEXT Vol.62』(4月1日に発売)の表紙&巻頭に初登場! 撮り下ろしのグラビアと共に展開される14ページのロングインタビューにて、4月3日から放送開始のドラマ『トウキョウホリデイ』で初主演を飾るガルフさんをフィーチャーする。ドラマの見どころはもちろんのこと、俳優として、またアーティストとして活動する現在を振り返ってもらった自身の言葉の数々から、グローバルに活躍するトップスターの素顔と、アジア中のファンの心を掴むその人気の秘密に迫った内容となっている。 ガルフさん演じるタイのスーパースター・アティットと、彼と運命的に出会う日本人女性・桜子(瀧本美織)の、束の間の逃避行を描くラブストーリー『トウキョウホリデイ』。本作の撮影への期待や、いま日本で楽しみにしていること、そして自身にとっての“アジアのスターとは”の問いへのファン必見の答えは、ぜひ誌面でチェックしてみて欲しい。アジアを魅了するスーパースター、ガルフ・カナーウットの魅力的な人間像が垣間見える特別なインタビューを、美麗グラビアの数々と合わせてお楽しみください。 また、ガルフさんの人気を筆頭に、いまや世界的に注目を集めている“タイエンタメ”のブームの流れがまるごとわかる特別コラム「タイエンタメの今に迫る」や、現在配信サイトで視聴可能なおすすめのドラマを紹介した「タイドラマガイド」も合わせてチェックしたい。 さらに、今号のバックカバーには俳優の塩野瑛久さんが初登場! 4月18日から放送開始の金曜ナイトドラマ『魔物(마물)』について、自身が演じる挑戦的な役・“凍也”の人間像の魅力から、日韓共作プロジェクトである本作に挑戦する意気込み、そして芝居や生き方に対して“後悔を抱かない”というストイックで真摯な想いが伝わる塩野さんのロングインタビューを、スタイリッシュなグラビアと共に12ページでお届けします。 合わせて、小誌では本作の日韓トッププロデューサー対談も敢行。『ドクターX』シリーズを輩出したテレビ朝日の内山聖子氏と、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』などの韓国・SLL社のパク・ジュンソ氏が豪華対談し、テレビ朝日と韓国の大手スタジオ・SLLがタッグを組んで贈る完全オリジナルドラマの企画意図、日韓のドラマ制作の違いや、拡大していく国際共同制作のいま、そしてトッププロデューサーの二人だからこそわかる“ヒットドラマの法則”についてのアンサーは、見逃せない。 日本のドラマに初主演するガルフ・カナーウットさんと、日韓共作ドラマでの挑戦を見せる塩野瑛久さんがカバーを繋ぐ今号は、まさにお二人のことを表す「アジアを繋ぐスターたち」という特集で1冊を展開。登場していただいたみなさんには、“ご自身にとってのアジアスターとは?”をそれぞれうかがっています。同号掲載の、長尾謙杜さんと當真あみさん(「おいしくて泣くとき」)、加藤シゲアキさん(「MIRRORLIAR FILMS Season7」)、駒木根葵汰さん(『やぶさかではございません』)、野村康太さん(「6人ぼっち」)のインタビューもお見逃しなく!   キネマ旬報NEXT Vol.62(No.1961) 「表紙:ガルフ・カナーウット バックカバー:塩野瑛久」 2025年4月1日(火)発売/雑誌コード:02992 定価:1,100円(税込) 購入はAmazon またはKINEJUN ONLINE SHOP から  
  •   《死者の日記》から始まる不可解な事態を描き、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞に輝いた原浩の同名小説を、水上恒司と山下美月の共演で映画化した「火喰鳥を、喰う」が、10月3日(金)より全国公開される。《拮抗する世界線の鍵を握る男》=北斗総一郎の役で宮舘涼太(Snow Man)が出演することが発表された。     宮舘涼太コメント ◆撮影を終えた心境について 本読みの時はキャストの皆さんも初対面の方々ばかりだったので、北斗という役をアピールするためにも準備をしていたのですが、(実際に本読みに臨むと)僕の予想を遥かに超えていて。北斗は役柄としても説得力や本編を引っ張っていく重要な役だと自覚していたので、“これはちょっと頑張らないとな”と感じました。実際に現場でお芝居をしてみると、皆さんと話し合いながら作り上げていくという過程が、今回とても大きかったなと思いました。みなさんに助けていただきながら北斗というキャラクターを演じ切ることができたかと思います。 ◆本木組について 大変ありがたいことに、本木監督とご一緒させていただくのは今回で(『映画 少年たち』以来)2回目で、本読みの前の段階からお会いさせていただきました。“北斗ってこういうことだよね”とか、監督が思う北斗像というものを一からお話しさせていただきながら、ともに北斗というキャラクターを作り上げていった感じはありました。監督の中でのビジョンがすごくはっきりされているので、僕が持っていた北斗像と監督が思い描く北斗像が、劇場ではリンクして映っているんじゃないかなと思います。 ◆映画の完成について楽しみにしていること、期待していること Snow Manというグループに所属しているのですが、単独での映画出演は今回が初めてです。こんなに長台詞を言うのは今まで経験をしたことがなかったですし、(劇中では)特殊メイクもさせていただいて…。エンターテインメントを届ける身としましては、宮舘涼太としても(これまでとは)違ったジャンルですし、新たな一歩を踏み出せたというのもこの作品のおかげだと思っています。この作品に巡り会えたことも自分としてはありがたいことですし、どんな映像に仕上がっているのかということもすごく楽しみです。   また、宮舘についてスタッフ・キャストは以下のように述べている。 「(北斗は)ヒロイン・夕里子の旧知の間柄で怪異現象への造詣が深い人物で、無遠慮なほどの夕里子への執着とともに非現実的なことを理屈付けする山師的な怪しさを併せ持っています」「宮舘さんが時代劇や舞台等で培われたお芝居とともに、ご自身が持つ高潔で情熱的な一面がそのキャラクター像に繋がるのではと思い、今回オファー致しました」「主人公・雄司役の水上さんと夕里子役の山下さんとの三角関係を構築する役の上でも、宮舘さんの存在感は際立っており、彼以外に北斗役は考えられません」(横山和宏プロデューサー) 「怪しげな言説を相手に信じさせる説得力とカリスマ性が求められる役柄を、宮舘さんは高い意識で体現してくれました。先の見えない物語の水先案内人としても、映画を見事に牽引していると思います」(本木克英監督) 「すごく難しい役ですし・・・絶対的な“こういうふうにあるべき”というものがない役なので、(当初は)やっぱりすごく迷われていました」「舘さんのご経歴というか、お立場の方が、僕らの前で『悩んでいる』っていうことを包み隠さずにちゃんと明かしてくださっていたので、その姿はやっぱり僕は信用できるなと思いました」(水上恒司/雄司役) 「たくさんあった長台詞もほとんど失敗せずに完璧にこなしていらっしゃって。軽々やっているように見せつつ、すごく努力の方なんだなというところもお見受けしました」「根がすごく明るくて、みんなを和ます力を持っているからこそ、あの北斗の独特な空気感を自ら考えて作り出していらっしゃるところがすごく面白くて、ずっとお芝居を観ていたいなと思えるような方でした」(山下美月/夕里子役)   Story 久喜雄司(水上恒司)のもとに、戦死した大伯父・貞市が遺した日記が届く。そこには“火喰鳥、喰いたい”という生への執着が記されていた。その日を境に、雄司と妻の夕里子(山下美月)の周りでは不可解な出来事が頻発。存在しないはずの《過去》が、少しずつ《現実》を侵食していく。これは事件か、それとも怪異か──。   © 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会 配給:KADOKAWA、ギャガ ▶︎ 水上恒司×山下美月。《死者の日記》から始まるミステリーホラー「火喰鳥を、喰う」
  •   ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソの6人から成るガールズグループ『IVE』。世界中で42万人を動員した初のワールドツアー『SHOW WHAT I HAVE』が収録された「IVE THE 1ST WORLD TOUR in CINEMA」が5月16日(金)に日本公開が決定。メインビジュアルと予告編が解禁した。     メインビジュアルには、『DIVEしよう、あの瞬間へ』とキャッチコピーが入っており、透き通るような儚さがある世界観とメンバーの力強い表情のギャップに引き込まれるようなビジュアルになっている。 予告編では、メイキング映像やインタビューの音声も。『どの瞬間もとても大切で、一つ一つ全てを覚えていたいと思いました』と感慨深く語るコメント。さらにYouTubeの再生回数1.3億回を誇る『Kitsch』や2.9億回再生されている『LOVE DIVE』などが流れ、力強くエネルギッシュなダンスパフォーマンスを見ることができる。   https://youtu.be/t0qsa5BjDXU   IVEの魅力の全てを余すことなく、迫力の大スクリーンで体感できる本作。公開と続報が待ち望まれる。   「IVE THE 1ST WORLD TOUR in CINEMA」 出演:ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソ 監督:チョ・ユンス 2024年/韓国/韓国語/111分/カラー/1:1.66/5.1ch/原題:IVE THE 1ST WORLD TOUR in CINEMA 配給:シンカ 提供:シンカ、TCエンタテインメント © 2024 STARSHIP ENTERTAINMENT&LOTTE CULTUREWORKS&GRAMFILMS INC. All Rights Reserved.