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  •   死んでしまったあと、モノになって大切な人の近くにいられるとしたら──。東直子の同名小説を、「ほとぼりメルトサウンズ」で知られる娘の東かほり監督が映画化した「とりつくしま」が、9月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。予告編ならびに監督、原作者、キャストの小泉今日子、歌人の俵万智のコメントが到着した。     人生を終えた人々に、“とりつくしま係”が「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。妻は夫のマグカップに、男の子はジャングルジムに、祖母は孫のカメラに、母はピッチャーである息子のロージンに──。   https://www.youtube.com/watch?v=3SZj8TJqMlI   上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」、今泉力哉監督「退屈な日々にさようならを」、外山文治監督「茶飲友達」などを生んだENBUゼミナール〈シネマプロジェクト〉の第11弾となる本作。原作の11篇より4篇を抽出し、オリジナルストーリーを加えて映画化した。ワークショップ参加者がキャストを務め、“とりつくしま係”を小泉今日子が演じている。5月にはニッポン・コネクション(ドイツ)のNIPPON VISIONS部門で上映された。   〈コメント〉 東かほり(監督) いのちは本当に突然、うそみたいに消えてしまうことがあります。 洗濯物をたたんだり、顔を洗ったり、ドラッグストアで買い物したりしている時にふと、あぁ、もうあの人は日常に存在しないんだと実感したり。思い出す瞬間って、何気なくて残酷です。 原作の『とりつくしま』を読んだとき、もしかしたらモノになってそばにいるのかもしれないという救いがありました。 10代の私は、母に何度もひどい言葉をぶつけていました。 その頃に母が書いていた物語に、今は救われているので、母親は偉大です。 とりつく“モノ”が主役のお話しを映画化するにあたり、モノ目線を考えながら横になって動かずじっとしていたら、隣の部屋で父がラジオ体操をしていて、ドアの隙間から飛び跳ねる瞬間だけ手が見えたり、頭がみえたり、絶妙に表情が見えなくてもどかしかったんです。でもなんだか見えないからこそ想像して微笑ましくもありました。きっとこういうことなんだろうなと思いながら、脚本や撮り方に活かしました。 私なりのモノの眼差しや、日常のおかしみも込めています。 本公開ができること、心からうれしいです。 大切な人や、見守ってくれているかもしれないモノたちを想いながら観ていただけたらしあわせです。 たくさんの方に届きますように。 東直子(原作)  『とりつくしま』は、魂がとりついた「モノ」が主人公だけに、映像化は難しいだろうなと思っていました。でも、役者さんの繊細な表情や声に寄り添うやさしい映像に、自分でも驚くくらい自然に入り込んでいました。亡くなった人の心を想像しながら書いていた時のことをずいぶん思い出しました。ついでに、かほりが生まれてから今日までのことも、ずいぶん思い出しました。  映像を通して生と死を疑似体験することで、生きることにも、死ぬことにも、少しだけ心を楽にしてくれる、そんな映画になったのではないかと思います。  私はいつかこの映画を「とりつくしま」にして、未来の観客の魂に寄り添ってみたいです。 小泉今日子(“とりつくしま係”役) 父親の葬儀が終わり、娘である私たち三姉妹が火葬場へ向かう黒塗りの車に乗り込むと、なぜか私の目の前に西陽を浴びて金色に光る小さな蜘蛛が糸を伝って降りてきた。幻覚?と思い,姉たちの方を見ると二人にも確かにその蜘蛛が見えているようだ。「お父さんだね」と、長姉が小さな声で呟き、妹たちは妙に納得したのだった。それから私がピンチに陥ると必ず蜘蛛が現れる。現れるだけで何をしてくれるわけでもないのだが、30年も前に死んだ父親と未だに関わっている気分になる。たくさんの時間を費やして人は人と関わる。だからさようならもゆっくりと味わいたい。『とりつくしま』は、そういうことをとても丁寧に素敵に描かれている映画です。 俵万智(歌人) 本歌取りだ、と思った。 元の歌の一部を受け継ぎながら、さらに展開を加える和歌の技法である。 「とりつくしま」という原作の卓抜なアイデアを活用しつつ、映像には新しいリアルと味わいが息づいていた。 死を扱いながらも、温かくユーモアのある世界。 とりつく側の視点をこんなふうに描くのかという驚きとともに、残された側にも踏みこんでいるところが魅力だった。 見送ったばかりの父を思うとき、笑顔になれたことにも感謝している。 たぶん私ではなく、母の何かにとりついていることだろう。     「とりつくしま」 出演:橋本紡、櫛島想史、小川未祐、楠田悠人、磯西真喜、柴田義之、安宅陽子、志村魁、小泉今日子、中澤梓佐、石井心寧、安光隆太郎、新谷ゆづみ、鈴木喜明、千賀由紀子、佐藤有里子、宇乃うめの、山下航平、山田結愛、村田凪、田名瀬偉年、富士たくや、富井寧音、松浦祐子、大槻圭紀、平松克美、熊﨑踊花、大古知遣 監督・脚本:東かほり 原作:東直子『とりつくしま』(筑摩書房) 撮影:古屋幸一 照明:加藤大輝 録音:Keefar 美術:畠智哉 スタイリスト:中村もやし ヘアメイク:山田季紗 助監督:平波亘 制作:小林徳行 スチール:西邑匡弘 編集:中村幸貴 音楽:大江康太、小金丸慧、入江陽  宣伝デザイン:東かほり ラインプロデューサー:田中佐知彦 アソシエイトプロデューサー:大久保孝一、児玉健太郎、鈴木喜明 プロデューサー:市橋浩治 特別協賛:海色の地図、ラディアスセブン 主題歌:インナージャーニー「陽だまりの夢」 制作:Ippo 製作:ENBUゼミナール 2024年/©ENBUゼミナール 公式サイト:http://toritsukushima.com
  •   推しのサッカーチームを見つけたいドイツの少年が、パパと共に週末弾丸スタジアム巡りを繰り広げるさまを描いた「ぼくとパパ、約束の週末」が、11月15日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。超特報映像が到着した。     両親、妹、祖父母と共に暮らす10歳のジェイソン。自閉症であり、突然大声を出したり先生や友人を傷つけたりと学校でもトラブル続きだ。 ある日、同級生に好きなサッカーチームを訊かれて答えられなかった彼は、56チームを直接見てそれを決めたいと家族に言い出す。こうしてジェイソンとパパは、週末を利用してドイツ中のスタジアムを巡ることに。果たして推しのチームは見つかるのか?   https://www.youtube.com/watch?v=RNtpAwF0NhY   監督は「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」のマルク・ローテムント、パパ役は「100日間のシンプルライフ」のフロリアン・ダーヴィト・フィッツ。ジェイソンの挑戦と家族の優しさが共鳴を呼び、本国ドイツをはじめ各国でヒットした感動作だ。   「ぼくとパパ、約束の週末」 監督:マルク・ローテムント 出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ、セシリオ・アンドレセン、アイリン・テゼル 日本語字幕:吉川美奈子 字幕監修:山登敬之 配給:S・D・P Subsidized by German Films © 2023 WIEDEMANN & BERG FILM GMBH / SEVENPICTURES FILM GMBH 公式サイト:bokupapa-movie.com
  •   ロシア辺境を舞台に、移動映画館で日銭を稼ぐ父と思春期の娘による旅の日々を描き、2023年カンヌ国際映画祭監督週間に出品された「グレース」が、10月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。ティザーポスターと特報映像が到着した。     ロシア南西部、乾いた風が吹きつけるコーカサス。寡黙な父と10代半ばの娘は、移動映画館を営みながら錆びたバンで旅をしている。母の不在が二人に影を落とす──。 監督・脚本はドキュメンタリーを手掛けてきた新鋭イリヤ・ポヴォロツキー。妥協なきフレーミングで、風景や人物を16ミリフィルムに定着させていく。なお撮影されたのは2021年秋で、それからほどなくして始まるロシアのウクライナ侵攻に対し、監督は明確に反対している。 父と娘の漂流の先に何が待つのか、見届けたい。   https://www.youtube.com/watch?v=QrHmIRb7XVo   〈レビュー〉 近年で最も衝撃的な長編デビュー作のひとつ。 ──International Cinephile Society ヴィム・ヴェンダース初期作のような哀愁の旅。 ──Télérama タルコフスキーを彷彿とさせる映像美。 ──Cahiers du Cinéma 気難しく荒涼とし、強烈なメランコリアが染み込んだ、まさにロシア映画と呼びたくなる作品。 ──International Cinephile Society 眩いダイヤの原石のような映画。スクリーンの全領域を捉え、かつてないほどそこに確かに存在し、見る者の眼差しを若返らせる。 ──Le Monde スローシネマの力と広大な風景をテーマに構成された、集団的体験としての映画への賛美。 ──International Cinephile Society 疎外され、暴力的で、泥沼化し、漂流する現代ロシアの肖像。 ──Caiman Cuadernos de Cine 世代間の緊張と青春の物語を独創的に描いた傑作。 ──Screen Daily   「グレース」 監督・脚本:イリヤ・ポヴォロツキー 撮影:ニコライ・ゼルドビッチ 音楽:ザーカス・テプラ 出演:マリア・ルキャノヴァ、ジェラ・チタヴァ、エルダル・サフィカノフ、クセニャ・クテポワ 原題:Блажь|Blazh 日本語字幕:後藤美奈 配給:TWENTY FIRST CITY 配給協力:クレプスキュール フィルム 2023年/ロシア/ロシア語、ジョージア語、バルカル語/119分/カラー/ヨーロピアンビスタ
  •   20年以上愛されてきたミュージカル『ウィキッド』を、エミー賞・グラミー賞・トニー賞受賞歴のある実力派シンシア・エリヴォと、グラミー賞常連アーティストのアリアナ・グランデを主演に迎えて映画化した「ウィキッド ふたりの魔女」が、2025年春に全国公開される。ポスタービジュアルと特報映像が到着した。     魔法と幻想の国〈オズ〉にあるシズ大学。緑色の肌を持ち、まだ自分の本当の力を見出していないエルファバ(シンシア・エリヴォ)と、野心的で、まだ自分の本当の心を見出していないグリンダ(アリアナ・グランデ)は、寄宿舎でルームメイトに。対照的な二人は初めこそ衝突するが次第に友情を深め、国の運命を大きく変えていく──。   https://www.youtube.com/watch?v=YtO5q5nRAiI   シズ大学の学長マダム・モリブルを「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー、伝説的なオズの魔法使いを「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラムが演じ、『ブリジャートン家』のジョナサン・ベイリーやトニー賞ノミネート歴のあるイーサン・スレイターらも出演する。監督は「クレイジー・リッチ!」「イン・ザ・ハイツ」のジョン・M・チュウ。 やがて世界に「悪い魔女」「善い魔女」として語られる二人。その“始まり”を描く眩しくて切ないファンタジーに期待したい。   「ウィキッド ふたりの魔女」 出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム 監督:ジョン・M・チュウ 製作:マーク・プラット、デヴィッド・ストーン 脚本:ウィニー・ホルツマン 原作:ミュージカル劇「ウィキッド」/作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ、脚本:ウィニー・ホルツマン 配給:東宝東和 © Universal Studios. All Rights Reserved. 公式サイト:https://wicked-movie.jp/
  • ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローンらアクションスター競演。自らを“消耗品”と名乗る最強傭兵軍団の活躍を描くシリーズの最新作「エクスペンダブルズ ニューブラッド」が、7月10日(水)よりPrime Videoで見放題独占配信される。     スタローンとステイサムが今回も絶妙なコンビネーションで大暴れ。ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアら他のレギュラーも集結。さらにカーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、ジェイコブ・スキピオ、レヴィ・トラン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアといった猛者&曲者が新たに参戦。メガホンを執ったのは、「ネイビーシールズ」でアクション映画ファンを唸らせたスコット・ウォーだ。 猛暑を吹き飛ばす痛快アクションを、何度でも楽しみたい。   Story 自らを“消耗品”と名乗る無敵の傭兵軍団〈エクスペンダブルズ〉。そのリーダーであるバーニー・ロス(シルベスター・スタローン)の訪問を受けたリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)は、再びメンバーとして戦うことを決意する。そして訪れた軍団のアジトには、かつての仲間だけでなく新メンバーも顔を揃えていた。 【ニューブラッド】として生まれ変わったエクスペンダブルズが今回挑むのは、テロリストからの核兵器奪還ミッション。失敗すれば第三次世界大戦を引き起こしかねない。一同は作戦に乗り出すが、敵の卑劣な策により大きな代償を払うことに……。   「エクスペンダブルズ ニューブラッド」 7月10日(水)Prime Videoで配信開始 出演(日本語吹替版声優):ジェイソン・ステイサム(山路和弘)、シルベスター・スタローン(ささきいさお)、カーティス・“50セント”・ジャクソン(伊藤健太郎)、ミーガン・フォックス(甲斐田裕子)、ドルフ・ラングレン(大塚明夫)、トニー・ジャー(浪川大輔)、イコ・ウワイス(置鮎龍太郎)、ランディ・クートゥア(木下浩之)、ジェイコブ・スキピオ(増田俊樹)、レヴィ・トラン(豊口めぐみ)、アンディ・ガルシア(内田直哉) 監督:スコット・ウォー プロデューサー:ケビン・キング・テンプルトン、レス・ウェルドン、ヤリブ・ラーナー、ジェイソン・ステイサム © 2022 Ex4 Productions, Inc.