記事
「検索結果」の検索結果
(50件)
-
大好きな乳母に会うためにパリからアフリカの島国へ旅立った少女クレオの物語を紡ぎ、2023年カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出された「クレオの夏休み」が、7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開される。クレオの心象を表すアニメーションシーンの映像、ならびに著名人のコメントと漫画&イラストが到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=NbzdUjbygVQ マリー・アマシュケリ監督は「私にとってアニメーションは、子どもの内なる世界、クレオが感じているけれど言葉が足りなくて表現できないことに、最も直接的にアクセスできるものです。アニメーション部分は、児童書の作家兼イラストレーターである友人のピエール=エマニュエル・リエに、共同監督とグラフィックリサーチとデザインの監督を頼みました。私たちは、素晴らしい色彩感覚を持つピーター・ドイグとフェリックス・ヴァロットンの作品を参考にして、一枚一枚のフレームに手作業でアニメーションペイントを描くことにしました。背景とセットはイラストレーションソフトの最先端技術を使用し、両方のテクニックを組み合わせて女性中心のチームで取り組んでいきました」と説明している。 〈コメント〉 子供が子供らしく映画に映っているのだけで、奇跡みたいなものだ。それ以上に、クレオ役の子が輝いている。どうやったらこんなの撮れるのか、不思議だ。 ──沖田修一(映画監督/『子供はわかってあげない』) なんて繊細な心の揺らぎが映し出されているのだろう。心と心が深く繋がることはどんな関係をも越えてゆく。 ──森絵梨佳(モデル) こどもの頃はひとつひとつの別れに敏感だった。今よりずっと巨大な出来事だった。この映画を観て、そのことを思い出した。 この映画では2度別れが描かれる。1度目から2度目までの間に、クレオさんはまるでちゃんと別れるための準備をしているようにも見えた。 こどもの頃の方が別れを理解していた。大人になってからは、うまく理解することができない。この映画で、大人の涙のほうが悲痛なのはそのためだと思う。2度の別れの、そのどちらともとても気丈だったクレオさんの姿が胸に残っています。 ──森井勇佑(映画監督/『こちらあみ子』) 終始、カメラの距離が近い。観終わって、あれは大好きな人に抱きしめられていた、あたたかな記憶の距離なのだと腑に落ちた。 ──小川紗良(文筆家・映像作家・俳優) お別れは永く私のそばにいて疼いて示すその輪郭を ──岡本真帆(歌人) クレオのいっぱいの感情表現に心が奪われっぱなしでした。 かけがえのない人と人としての結びつきを画面いっぱいで見てほしい映画。 きっと体温や息遣い感情の音まで感じ取れるでしょうから。 ──野村友里(料理人/eatrip主宰) クレオの感情の冒険をグロリアの無償の愛が包み込み温かい時間が流れていく。 沢山の愛が詰まっていてとても幸せな気持ちになれました。こんな素敵な作品に出会えて幸せです。 ──前田敦子(俳優) 〈漫画:じゃんぽ~る西〉 〈イラスト:しばひろ〉 Story 父親とパリに暮らす6歳のクレオは、いつもそばにいてくれる乳母のグロリアが大好き。ところがある日、グロリアは遠く離れたアフリカの島国カーボベルデに帰郷することに。 突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の子どもたちもいる母国の家へ招待する。そして夏休み、クレオは再会できる喜びを胸に、ひとり海を渡ってグロリアのもとへ──。 ©2023 LILIES FILMS 配給:トランスフォーマー ▶︎ 乳母に会いに、少女は海を渡る。「クレオの夏休み」前田敦子ナレーションの予告編公開
-
実力派俳優のソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエが共演し、「神と共に」シリーズのキム・ヨンファが監督。月の探査に挑んだ者たちの過酷な運命を描いた「THE MOON」が、7月5日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開される。ソル・ギョングのインタビューと場面写真が到着した。 ──出演を決めた理由を教えてください ソル・ギョング どの作品にも特別な理由はありません。純粋な物語への好奇心だけなんです。今回もキャラクターより、どのように宇宙と月を再現するのかに興味があり、参加を望みました。私の目から見ても、相当なクオリティの高さを感じることができました。新しい物語に挑戦し、成長し続けていきたい。それだけです。 ──ド・ギョンスさんの演技はいかがでしたか? ソル・ギョング 歳を重ねるごとに良くなっている。そう感じました。宇宙と月の再現度は素晴らしかったのですが、そこにはギョンスも含まれています。彼の存在も相まって、映画への没入度を高めてくれました。宇宙船や宇宙のシーンなどほとんどの現場を一人で演じきりました。孤独だったでしょうが、よくやり遂げたと思います。 ──ド・ギョンスさんが再び共演したいと仰っていました ソル・ギョング 私もそう願っています。長時間にわたり、一緒に演技をしていて感じましたが、彼の瞳は澄み切っています。澄んだ瞳の奥に何が隠されているのかを知りたくなりました。何か秘密を隠しているに違いありません。 なお新宿バルト9では、7月5日(金)~7月31日(水)に宇宙服が展示される。併せて注目したい。 https://www.youtube.com/watch?v=itAERY3JlfA&embeds_referring_euri=https%3A%2F%2Fklockworx-v.com%2F&embeds_referring_origin=https%3A%2F%2Fklockworx-v.com&source_ve_path=MjM4NTE&feature=emb_title Story 月面有人探査に向け、3人のクルーを乗せたロケット〈ウリ号〉が出発。ところが月周回軌道への進入を目前にして、太陽風が通信トラブルを引き起こし、修理に当たったクルーが事故で命を落とす。 唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)を生還させるため、宇宙センターへ呼ばれたのは、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取って組織を去ったジェグク(ソル・ギョング)。一方で仲間の遺志を継いだソヌは、危機に直面しながらも月面着陸に成功する。果たして探査ミッションを成功させ、地球に戻れるか? © 2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED 配給:クロックワークス ▶︎ SF大作「THE MOON」爆発事故シーン公開。ド・ギョンス演じる宇宙飛行士の運命は?
-
チェ・ジウのキャラポスターと特別映像公開。日常一変の恐怖劇「ニューノーマル」
2024年7月1日チェ・ジウの7年ぶりの映画出演作であり、チェ・ミンホ(SHINee)やP.Oことピョ・ジフン(Block B)が共演。6人の男女の絡み合いが予測不可能の恐怖を招くさまを描いた「ニューノーマル」が、8月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。チェ・ジウ演じるヒョンジョンのキャラクターポスターと特別映像が到着した。 チェ・ジウは「最初にシナリオを受け取った時はとても新鮮で“なぜこの作品を私に?”という疑問が先に浮かんだ」と戸惑うも、「監督になぜ本作の話を私にくれたのか、どんな意図があるのか聞いた時に、私にとって初めてのジャンルでしたが、自分の新たな一面が見られるという確信を抱かせてくださった。私も新たな一面をお見せしたいという意欲が湧き、出演を決めました」と明かしている。 チョン・ボムシク監督は「チェ・ジウが穏やかで優しげに、かつ控えめに会話を進めていく姿を見て、『ヒョンジョン』という役はチェ・ジウ以外にいないと改めて強く確信しました」「チェ・ジウは困難なシーンも私の想像を超えるインパクトで見事に演じました」と、満足感および信頼を表明している。 https://www.youtube.com/watch?v=wpusfMotRKU 口笛を吹くチェ・ジウ、そして「もうすぐこの世は終わるんだ」という台詞──。いかなる恐怖劇が待ち受けるのか、注目したい。 Story 女性を狙った殺人事件が相次ぐソウル。マンションに一人で暮らすヒョンジョン(チェ・ジウ)を、中年男が訪ねてくる。火災報知器を点検すると言って図々しく家に上がり込む男に、不安を募らせるヒョンジョン。一方でヒョンス(イ・ユミ)は、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせていたが、現れたのは思いも寄らない人物だった。二つの出来事が交差し、恐怖が幕を開ける……。 ©2023 UNPA STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED. 配給:AMGエンタテインメント ▶︎ チェ・ジウが7年ぶりにスクリーン復帰。日常一転の恐怖を描く「ニューノーマル」 -
山口つばさの〈マンガ大賞2020〉受賞作を、キャストに眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりを迎え、「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎が監督を務めて映画化。空気を読みながら流れに任せて生きてきた高校生が、一枚の絵をきっかけに美術の世界にすべてをかけて挑んでいく姿を描いた「ブルーピリオド」が、8月9日(金)より全国公開される。主演の眞栄田郷敦と原作者の山口つばさによる対談の映像が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=PEr0lpj3HGg 完成した映画を見ての思い、キャラクター造形のこだわり、高橋文哉演じるユカちゃんの魅力、絵画をめぐる興奮、情熱の源泉などが語られる。「情熱は、武器だ。」というキャッチコピーをまさに証明するような、プロフェッショナルたちの情熱が詰まった作品世界を体感したい。 Story そつなく生きてきた高校生の矢口八虎(眞栄田郷敦)。苦手な美術の課題「私の好きな風景」に頭を悩ませた末、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。 その創作を通じて初めて本当の自分をさらけ出せた気がした八虎は、美術に興味を持ち、のめり込んでいく。そして国内最難関の美術大学を受験しようと決意するが、立ちはだかるのは才能あふれるライバルたち、そして正解のない「アート」という大きな壁──。苦悩と挫折の果てに、八虎は【自分だけの色】で描けるか? ©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会 配給:ワーナー・ブラザース映画 ▶︎ 〈マンガ大賞2020〉受賞作を映画化した「ブルーピリオド」。眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人の場面写真公開
-
映画デビュー30周年を迎えたユアン・マクレガーと、娘であり俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがダブル主演。父と娘による愛を取り戻すための旅を描いた「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」が、7月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。ユアン・マクレガーの出世作「トレインスポッティング」にオマージュを捧げたシーンの映像が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=6iufzJHmi-k 夕暮れの荒野、列車が近づく線路の両脇に立つ父と娘。このシーンは、同じく列車と線路が印象的な「トレインスポッティング」のオマージュとなっている。同作が公開された1996年にクララは生まれた。 「トレインスポッティング」のユアン、本作の「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」のクララ、ともに演じるのはドラッグ依存症の若者だ。そんな重なりに思いを致しつつ、二人の旅を見届けたい。 Story 何年も疎遠だった娘に起きた出来事をきっかけに、父は娘をニューメキシコ州への旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすればよいか分からない父。美しい親子の日々を思い出しながらも、自分を捨てた父を許せず反発する娘。いよいよ目的地が迫ったとき、二人は問題と向き合うことに──。 ©2024 SOBINI FILMS, INC. All Rights Reserved. 配給:ロングライド ▶︎ ユアン・マクレガーが娘と共演した「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」、新場面写真と監督コメント到着